◎ 255人の意見書、180通の意見…信用失墜行為はどちらなのか!
文書訓告は取り消し得ることが明らかに!
総合教育会議での大森特別顧問の「提言」批判が問題に!
文書訓告は取り消し得ることが明らかに!
総合教育会議での大森特別顧問の「提言」批判が問題に!
『大阪市立小学校校長の「提言」にかかわる文書訓告取消の検討を求める陳情書』についての審議が、12月1日、大阪市会教育こども委員会で行われました。
12月6日、記録映像が大阪市ホームページに公開されました。
http://osaka.gijiroku.com/g07_Video2_Search.asp
http://osaka.gijiroku.com/g07_Video2_View.asp?SrchID=1528
結果は以下です。
《2021年12月1日教育子ども委員会(委員14人)》
『…文書訓告取消の検討を求める陳情書(陳情123号)』各派態度
★維新(議長を除き6人) 不採択 意見表明なし
★公明(3人) 継続審議 意見表明なし
★自民(2人) 採択 意見表明:北野議員(記録映像0:20~21:20)
★自民・くらし(1人) 採択 意見表明 武議員(記録映像47:00~49:13)
★共産(1人) 採択 意見表明 井上議員(記録映像1:15:20~1:27:10)
⇒過半数なしで裁決せず(記録映像1:49:05~1:50:25)
しかし、北野議員(自民)、武議員(自民・くらし)、井上議員(共産)に「採択」の立場で、質疑いただきました。
★ 北野議員は、
文書訓告の理由とされた「信用失墜行為」に客観的な基準はなく市教委が判断したこと、
行政措置である文書訓告は懲戒処分など行政処分に準じるもので事実認定に重大な誤認があるなど瑕疵があれば取消できること
を確認し、
255人の意見書・180通の意見等を示し、教育長に取り消しを迫りました。
松井市長の指示により大阪市総合教育会議の中で次期教育振興基本計画についての「提案」を行った大森不二雄大阪市特別顧問が、市民の意思に反して、久保校長「提言」を一方的な決めつけで非難したことも問題だと指摘しました。
★ 武議員は、
公文書公開請求によって明らかになった久保校長の顛末書を紹介し、
混乱していた様子、
その中で現場としては最善の選択をされている様子、
やむにやまれぬ思いで提言を提出した様子がよくわかる、
(これを文書訓告にするのは)権力の使い方としては、こういう現状はこわいというのが率直な想いですと指摘しました。
★ 井上委員は、
文書訓告が公表された8月20日からホームページから削除された9月21日まで、公表ページの「ご意見欄」に寄せられた180通の意見内容を具体的に紹介。
提言の文言を取り上げて「教職員が疲弊している」原因を指摘し、一人でも意見が言えることの重要性を訴えました。
これらの質疑により、この文書訓告が不当であることが誰の目にも明らかになりました。
感謝です。(松田)
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