パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

☆ 「アベ国葬、違憲」訴訟陳述書「心の中で力いっぱい彼に向って引き金を引いた者」に対する往復メール

2023年08月23日 | 増田の部屋

皆さま
 こんにちは。増田です。これはBCCでお送りしています。重複・長文、ご容赦を!

 私は去年までは電気代を考えて昼間はエアコンをつけることをしないで頑張ってきましたが、本当に「日本沸騰」で、今年はもう「カネより命だ!」と、ほぼ24時間エアコン生活となりました。8月の電気代を思うと恐怖ではありますけど…。

 さて、相変らずの「ごまめの歯ぎしり党」員(笑)として切歯扼腕の日々の中、先日、送りました私の「安倍国葬、違憲」訴訟陳述書「私は、心の中で力いっぱい彼に向って引き金を引いた者です」に対して「言い過ぎでは?」と言われた方がいました…想定内ですけど…それに対して、友人が「私の一文」という感想を書き送ってくれました。「公開してかまわない」と許可を得ましたので私の返信と共にご紹介します。

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 ☆ ○○さんから増田へ  『私の一文』

 「心の中で銃撃した一人だった」の発言に、「それは、言い過ぎではないか」という意見に接して、日本はいまだ「王権神授説」の時代なのかと思いました。

 「心の中で銃撃した」と言っただけでも、いけないですか?

 18世紀頃までは、王権神授説(「王様の権威・権力は、神から信託された」)を人々は信じていた。土地も人民も、みな皇帝の私物だった時代だ。安部元首相は、自身を王権神授説的な特別な存在と感じていたように思う。特別な尊い自分は、何をやっても許されるとでも考えていたようだった。

 「暴力はいけない」「言論で解決すべき」は、耳にタコができるくらいに聞かされている。その割には、強者の(めにみえない)暴力は蔓延し放置され続けている。

 復讐殺人がおきる背景には、人を苦しめて平然としている強者が、なんの罪にも問われずにのうのうと生きている社会背景がある。追い詰められて犯行におよぶと、「暴力はいけない」と弱者にいい、殺された権力者が、罪までも一緒に墓に葬られて庇護されてしまう

 表立って「言ってはいけない」と思って、私も言わないできたが、今回、安倍元首相の死の報道に接し、心中、『やったー!』と、私も声をあげたことを告白します

 もしも、安倍元首相が、公正な法律にのっとって罪に問われ、刑務所に入っていたら(入っているべき人だ)、彼は殺されずにすんだでしょう。独裁と専制で、憲法を破壊し、国を壊した人物が安部元首相でした。

 今回の事件は、私に「人は、人に恨まれるようなことをしてはいけない」。人は、さまざまな悩みを個人的に抱えていても、社会的な関心を放棄せず、眼前の、独裁、専制、不正義は許さない。そういう基本的な生き方をしていきたいと決意したところです。

 

 ☆ ・増田から○○さんへ

 こんにちは。増田です。「私の一文」、読ませていただきました。

 「強者の(めにみえない)暴力は蔓延し放置され続けている。」!!! ここだと思うのです。

 私は当然「『心の中で銃撃した一人だった』…「力いっぱい銃撃」と私は書きました、単なる「銃撃」では足りないので(笑)…の発言に、「『それは、言い過ぎではないか』という意見」が出ることは予想していました。

 しかし、安倍晋三という無恥・無知・無能・無教養・無責任で…ただ一つ、自己宣伝にかけては有能であることは認めますが…およそ内閣総理大臣などという職には不適格不適任な男によって日本国における「法の支配=民主主主義」は破壊され、「法」によっては、この男が日本国最高権力者として犯した違憲・違法を裁けない「国」に成り下がってしまいました。

 歯ぎしりしながら小さな声は上げ続け、自分にできる小さな抗議はしたけれども、私たちは結局、指を加えて見ているようなものだったのではないでしょうか。

 そういう時「安倍元首相、銃撃される」というテロップを目にして、私は目から鱗のような気がして「ヤマザキ、天皇を撃て」じゃないですが、「そうだ、増田よ、おまえも安倍を撃て」という内心の声が聞こえ「心の中で力いっぱい銃撃」に及んだものです。

 私は、ある時、誰の言葉だったか忘れたのですが「解放のための暴力は善! 支配のための暴力は悪!」という言葉を目にして超納得(笑)したのでした。

 「コンビニ おにぎり万引き 逮捕」と入れてネット検索すると、直ぐに以下の2件が出てきます。

※ 【悲報】女さん、おにぎり1個を万引きして逮捕されてしまう…… (nanjgod.com)

※ 181円のおにぎり1個を万引きした疑い 85歳の男逮捕:オールブログ (all-blog.net)

 たった一個のおにぎりを買うお金もない弱者が万引きして逮捕されるのも、もう珍しくない時代です。日本国は弱者は法によって裁かれるけれども、強者に法は及ばない…

 そんな社会構造・格差を生み出したのは、もちろん、アベ一人の責任ではないですけど、最長の8年間の施政の結果はアベの責任です。

 内閣総理大臣という公人中の公人が、その最高権力を利用して憲法9条破壊活動(専守防衛の破棄=集団的自衛権=戦争法の強行)を行い、格差をさらに大きくしたアホノミクス、「モリカケ桜」での公共のお金の違法私物化の数々を行った。

 アベと対極にある真面目な公務員だった赤木さんを結果的に殺しながらも屁とも思っていなかったアベ…日本が真に「法の支配」の下にあるなら、おにぎり一個で逮捕されるんですから、アベは何回、逮捕されなければならなかったでしょうか…

 それでも、アベが作り出した、もう「無法国家」状態の我が日本国では悲しいことに彼を法によって裁くことができなかった…「言論で解決」できなかった…まさに○○さんが言われるように「強者の『無形の合法的』暴力は蔓延し放置され続けている。」のです。

 それを山上さんは私的に物理的に裁いたわけで…

 ○○さんが書かれたように「追い詰められて犯行におよぶと、『暴力はいけない』と弱者にいい、殺された権力者が、罪までも一緒に墓に葬られて庇護されてしまう」…そして、その上に国葬までも!?

 「『安倍元首相、銃撃される』のテロップが流れた時、心の中で力いっぱい彼に向って引き金を引いた」について「『それは、言い過ぎではないか』という意見」はあるでしょうが、私人の場合と違い「公人に対しては博愛精神は捨てるべきだ」と私は考えます。

 もちろん、私は「心の中で力いっぱい彼に向って引き金を引いた者」ですが実行する勇気はありません。なぜなら、逮捕拘禁刑事罰が待っているのは怖すぎるという世俗的常識に支配されてますので…

 でも「死者に鞭打つのはよくない」というのは私人の場合はいいでしょうけど、公人(政治家)、まして、内閣総理大臣として為した山のような悪事の場合は、客観的事実に基づいて「徹底的に死者に鞭打たなければならない」のではないでしょうか?

 アベの悪事の尻拭いは、私たち主権者がさせられるのですから…

○○さん

 私も改めて「社会的な関心を放棄せず、眼前の、独裁、専制、不正義は許さない。そういう基本的な生き方をしていきたいと決意し」ます!

 


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