◆ 田畑裁判「名誉毀損」とは-その1
田畑です。先日、9/11の結審についてお知らせしましたが、裁判の内容については触れませんでしたので、田畑がどんな闘いをしたのか述べたいと思います。読んでいただければ嬉しいです。
二次訴訟の中神陳述書に次の記載がありました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
《学年所属を決定する際の他の職員の反応》
「イ、平成7年の2月から3月頃行った次年度(平成7年度)の組織の検討においては、原告が平成6年度は3年所属であったため、次年度、原告が1年になる可能性が大であることは明白でした。そのため、1学年を積極的に希望する教員はほとんどいなかったと記憶しております。そのため、同学年の職員の決定に苦慮しました。
そんな中、何人かの職員に打診したところ、一人は『原告と一緒の学年を経験した際には胃を悪くしたので受けたくない。』と言い、その理由を聞くと『自分の気に入らないことは協力しないし、学年で決めても持論を曲げずに記録しておいていつまでも執拗に発言し追求してくる』また、他の職員は、涙を浮かべながら同様の訴えを繰り返し固辞しました。
ウ、その結果、原告を引き受けてくれる学年組織として、かなり指導力のある教員を集めた学年組織を作り、原告がどの学級の副担任を担当することが最適かも、当該学年を担当させる複数の職員からも意見を聞いたうえで、学年構成を決めました。そして、学年会でも、事前に検討した複数の職員に中心になってもらい、細かな分掌を決定してもらいました。この結果、ある職員から『原告の機嫌を損ねぬよう気を遣いながら、どうにか前もって打ち合わせた線に沿って組織を作れました』との報告がありました。
エ、しかし、他の学年の複数の職員から『あの学年だけ、なんで指導力の高い教員が多いのか』との苦情も寄せられましたが、こちらから『なぜだと思う』と質問するとその内のすべての職員が『田畑さんがいるから、しょうがないですね』と答える等、原告の所属する学年の大変さを複数の職員が認めていたことも事実であります。」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
これにつて中神は二次訴訟の尋問で「真実である」と証言しました。しかし、これは全部作り話、デッチアゲなのです。
証拠は沢山あります。まず、千川中学校の「学校要覧」。これは、千川中学校が、毎年、学校の大要についてまとめ発行するものです。その中に、学年編成の項目があり、教員の氏名が学年ごとに記載されています。それが前年(平成6年度3年)と本年(平成7年度1年)は全く同じメンバーが記載されています。
中神自身が校長として発行した内容を否定するというおかしなことを作り話にしたということです。そのほか、学年主任や同僚の陳述書も、これを否定しており、証拠バッチリです。
これは、あまりにもひどい誹謗中傷なので、名誉毀損に当たるとして、三次訴訟で訴えました。
中神は一人も証人を出さず、その理由を「田畑が仕返しするから」と述べています。こういう人間が校長になったのが間違いの元ですね。都教委の責任が問われる事件です。
◆ 田畑裁判「名誉毀損」とは-その2
田畑です。昨日に続き、名誉毀損の2「生徒の自殺隠蔽」をお伝えします。是非、この実態をわかっていただきたく思います。
【田畑裁判ー中神校長による名誉毀損「生徒の自殺隠蔽」】
1995年6月、一人の生徒(仮にAとします)が、自宅マンションの踊り場の窓から投身して亡くなりました。
中神校長は、教職員に親との接触を禁じ、ひとりで処理に当たりました。死亡の知らせが学校へもたらされた日、校長は生徒を体育館に集め、このような話をしました。「A君は、自宅マンションの踊り場の階段から足を滑らせて下へ落ちました。かわいそうに。どんなに無念だったことでしょう。いつまでも千川中を見守ってください。(要約)。」そしてクルリと背を向け、肩ををふるわせて、すすり泣きを始めました。
しかし、この話はウソで、前日にはA君が教室の机に「6/○死ぬ」と刻字してあるのを級友が見とがめ、A君に尋ねています。A君は「自分ではない」と否定したそうです。
私は校長の言葉に疑問を持ち、警察に尋ねたところ、「自殺と断定した」と教えてくれました。
校長がいつになっても訂正しないので、私は、職員朝会で校長に、「地域の人たちに信頼されるよう、本当の事を言って下さい。」と発言。しかし、校長は「事故である。警察は事故と断定した。」と言い張りましたので、私はそれで打ち切りました。
私は、これが原因でデッチアゲ理由による再雇用拒否を受けたのであろうと考え、一次訴訟から陳述書にこの件を記載してきました。すると、二次訴訟になってから、校長は陳述書に次の記載をしてきたのです。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「④ その上で、原告が本訴訟に本件を持ち出す意味は何なのですか。なんでもいいから、私に疑いをかけさせたいという思惑、あるいは、私の人間性を否定することで、訴訟本来の項目から目をそらさせてでも自分の立場をよくしたいという思惑か、あせり以外には考えられません。
⑤ 記憶では、この件の半年以上過ぎた日の朝の職員打ち合わせで、原告が突然立ち上がり、この事故について自殺と言う言葉を使って唐突に、校長はうそをついているという内容の発言をし、他の数名の職員が唖然として、私と目を合わせたことを記憶しております。
そこで、私は、事故であるか自殺であるかは警察が調べ判断することであって、軽々しく断定することはやめるように発言しました。この時の原告の行動も、自分が思い込んだら、相手がそうですねと言うまで執拗に追求しようとする原告の姿勢の表れであると感じた記憶があります。」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
《被告中神陳述書の誤り》
しかし、上記の生徒の死亡について、警察は自殺と断定しました。そのことは、豊島区教委教育長から、都教委教育長への報告書にも、
「1 事故の種類 自殺による転落死亡事故」
「6 発生状況 自殺によって転落して死亡したとのこと」
と明記されています。当然、校長であった被告中神は、生徒の死が自殺であることは分かっていたはずです。
《何が名誉毀損か》
★何でもいいから私に疑いをかけさせたいという思惑、あるいは、私の人間性を否定することで、訴訟本来の項目から目をそらさせてでも自分の立場をよくしたいという思惑か、あせり以外には考えられません。
★この時の原告の行動も、自分が思い込んだら、相手がそうですねと言うまで執拗に追求しようとする原告の姿勢の表れであると感じた記憶があります。
この記載は、私が、「思い込んだら相手が認めるまで執拗に追求(ママ)する人格の持ち主」「自分の意見に妄執して相手の立場を考えない人格の持ち主」であるという侮辱的表現であって私の名誉を侵害するものです。しかも、この陳述は、すべてが虚偽に基づいています。
例えば、“警察が判断するのだから軽々しく断定しするのをやめるよう田畑にお説教した”ように書いていますが、自分が死亡の連絡のあった日に「事故」と発表しているのでですから、判断は済んでいるはず。このようにすべてウソで塗り固められているのです。この陳述書の記載は、私を侮辱する意図で書いたものであることは、明白です。
《コメント》
「田畑が自分の立場をよくしたい」ため、この件を持ち出した、と中神は言っていますが、それは中神自身のことです。
こうして、ウソ八百の陳述書を書き、相手を陥れるのが、中神校長の得意技。私は、再雇用拒否の初めから、これでやられています。
覚悟の投身自殺をしたA君の死を、校長が出世のためこんなひどい扱いをしたことが口惜しく、今でもその怒りが続いています。死に対する冒涜だと思うのです。一方、A君の自殺を止めることができなかった教師の無力さを噛みしめています。
都教委は知らん顔。中神校長は、再雇用され豊島区教育センターに勤務。今は退職して、東京音楽大学で、講師として教員養成の講座を受け持っています。学生が気の毒になります。
田畑です。先日、9/11の結審についてお知らせしましたが、裁判の内容については触れませんでしたので、田畑がどんな闘いをしたのか述べたいと思います。読んでいただければ嬉しいです。
二次訴訟の中神陳述書に次の記載がありました。
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《学年所属を決定する際の他の職員の反応》
「イ、平成7年の2月から3月頃行った次年度(平成7年度)の組織の検討においては、原告が平成6年度は3年所属であったため、次年度、原告が1年になる可能性が大であることは明白でした。そのため、1学年を積極的に希望する教員はほとんどいなかったと記憶しております。そのため、同学年の職員の決定に苦慮しました。
そんな中、何人かの職員に打診したところ、一人は『原告と一緒の学年を経験した際には胃を悪くしたので受けたくない。』と言い、その理由を聞くと『自分の気に入らないことは協力しないし、学年で決めても持論を曲げずに記録しておいていつまでも執拗に発言し追求してくる』また、他の職員は、涙を浮かべながら同様の訴えを繰り返し固辞しました。
ウ、その結果、原告を引き受けてくれる学年組織として、かなり指導力のある教員を集めた学年組織を作り、原告がどの学級の副担任を担当することが最適かも、当該学年を担当させる複数の職員からも意見を聞いたうえで、学年構成を決めました。そして、学年会でも、事前に検討した複数の職員に中心になってもらい、細かな分掌を決定してもらいました。この結果、ある職員から『原告の機嫌を損ねぬよう気を遣いながら、どうにか前もって打ち合わせた線に沿って組織を作れました』との報告がありました。
エ、しかし、他の学年の複数の職員から『あの学年だけ、なんで指導力の高い教員が多いのか』との苦情も寄せられましたが、こちらから『なぜだと思う』と質問するとその内のすべての職員が『田畑さんがいるから、しょうがないですね』と答える等、原告の所属する学年の大変さを複数の職員が認めていたことも事実であります。」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
これにつて中神は二次訴訟の尋問で「真実である」と証言しました。しかし、これは全部作り話、デッチアゲなのです。
証拠は沢山あります。まず、千川中学校の「学校要覧」。これは、千川中学校が、毎年、学校の大要についてまとめ発行するものです。その中に、学年編成の項目があり、教員の氏名が学年ごとに記載されています。それが前年(平成6年度3年)と本年(平成7年度1年)は全く同じメンバーが記載されています。
中神自身が校長として発行した内容を否定するというおかしなことを作り話にしたということです。そのほか、学年主任や同僚の陳述書も、これを否定しており、証拠バッチリです。
これは、あまりにもひどい誹謗中傷なので、名誉毀損に当たるとして、三次訴訟で訴えました。
中神は一人も証人を出さず、その理由を「田畑が仕返しするから」と述べています。こういう人間が校長になったのが間違いの元ですね。都教委の責任が問われる事件です。
以上
◆ 田畑裁判「名誉毀損」とは-その2
田畑です。昨日に続き、名誉毀損の2「生徒の自殺隠蔽」をお伝えします。是非、この実態をわかっていただきたく思います。
【田畑裁判ー中神校長による名誉毀損「生徒の自殺隠蔽」】
1995年6月、一人の生徒(仮にAとします)が、自宅マンションの踊り場の窓から投身して亡くなりました。
中神校長は、教職員に親との接触を禁じ、ひとりで処理に当たりました。死亡の知らせが学校へもたらされた日、校長は生徒を体育館に集め、このような話をしました。「A君は、自宅マンションの踊り場の階段から足を滑らせて下へ落ちました。かわいそうに。どんなに無念だったことでしょう。いつまでも千川中を見守ってください。(要約)。」そしてクルリと背を向け、肩ををふるわせて、すすり泣きを始めました。
しかし、この話はウソで、前日にはA君が教室の机に「6/○死ぬ」と刻字してあるのを級友が見とがめ、A君に尋ねています。A君は「自分ではない」と否定したそうです。
私は校長の言葉に疑問を持ち、警察に尋ねたところ、「自殺と断定した」と教えてくれました。
校長がいつになっても訂正しないので、私は、職員朝会で校長に、「地域の人たちに信頼されるよう、本当の事を言って下さい。」と発言。しかし、校長は「事故である。警察は事故と断定した。」と言い張りましたので、私はそれで打ち切りました。
私は、これが原因でデッチアゲ理由による再雇用拒否を受けたのであろうと考え、一次訴訟から陳述書にこの件を記載してきました。すると、二次訴訟になってから、校長は陳述書に次の記載をしてきたのです。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「④ その上で、原告が本訴訟に本件を持ち出す意味は何なのですか。なんでもいいから、私に疑いをかけさせたいという思惑、あるいは、私の人間性を否定することで、訴訟本来の項目から目をそらさせてでも自分の立場をよくしたいという思惑か、あせり以外には考えられません。
⑤ 記憶では、この件の半年以上過ぎた日の朝の職員打ち合わせで、原告が突然立ち上がり、この事故について自殺と言う言葉を使って唐突に、校長はうそをついているという内容の発言をし、他の数名の職員が唖然として、私と目を合わせたことを記憶しております。
そこで、私は、事故であるか自殺であるかは警察が調べ判断することであって、軽々しく断定することはやめるように発言しました。この時の原告の行動も、自分が思い込んだら、相手がそうですねと言うまで執拗に追求しようとする原告の姿勢の表れであると感じた記憶があります。」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
《被告中神陳述書の誤り》
しかし、上記の生徒の死亡について、警察は自殺と断定しました。そのことは、豊島区教委教育長から、都教委教育長への報告書にも、
「1 事故の種類 自殺による転落死亡事故」
「6 発生状況 自殺によって転落して死亡したとのこと」
と明記されています。当然、校長であった被告中神は、生徒の死が自殺であることは分かっていたはずです。
《何が名誉毀損か》
★何でもいいから私に疑いをかけさせたいという思惑、あるいは、私の人間性を否定することで、訴訟本来の項目から目をそらさせてでも自分の立場をよくしたいという思惑か、あせり以外には考えられません。
★この時の原告の行動も、自分が思い込んだら、相手がそうですねと言うまで執拗に追求しようとする原告の姿勢の表れであると感じた記憶があります。
この記載は、私が、「思い込んだら相手が認めるまで執拗に追求(ママ)する人格の持ち主」「自分の意見に妄執して相手の立場を考えない人格の持ち主」であるという侮辱的表現であって私の名誉を侵害するものです。しかも、この陳述は、すべてが虚偽に基づいています。
例えば、“警察が判断するのだから軽々しく断定しするのをやめるよう田畑にお説教した”ように書いていますが、自分が死亡の連絡のあった日に「事故」と発表しているのでですから、判断は済んでいるはず。このようにすべてウソで塗り固められているのです。この陳述書の記載は、私を侮辱する意図で書いたものであることは、明白です。
《コメント》
「田畑が自分の立場をよくしたい」ため、この件を持ち出した、と中神は言っていますが、それは中神自身のことです。
こうして、ウソ八百の陳述書を書き、相手を陥れるのが、中神校長の得意技。私は、再雇用拒否の初めから、これでやられています。
覚悟の投身自殺をしたA君の死を、校長が出世のためこんなひどい扱いをしたことが口惜しく、今でもその怒りが続いています。死に対する冒涜だと思うのです。一方、A君の自殺を止めることができなかった教師の無力さを噛みしめています。
都教委は知らん顔。中神校長は、再雇用され豊島区教育センターに勤務。今は退職して、東京音楽大学で、講師として教員養成の講座を受け持っています。学生が気の毒になります。
以上
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