パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

低待遇の非正規教員の悲劇

2018年11月04日 | こども危機
 ◆ 風俗店でアルバイト…大阪市立小の女教師27歳の悲しい動機 (日刊ゲンダイ)
 教え子たちもびっくりだろう。小学校の女教師は現役の風俗嬢だった。
 大阪市教委は10月31日、大阪府内のファッションヘルス店で働き、報酬を得ていたとして、同市立小の女性講師(27)を停職3カ月とする懲戒処分を発表した。
 この“女教師”は今年3月、大阪市で講師登録し、4月から市内の小学校で教鞭を執っていたという。
 「市民から『○○小学校の○○先生が、○○にあるファッションヘルス○○で働いている。先生がアルバイトをしていいんですか』という匿名の電話が複数回あったんや。それで校長が本人に確認したところ、『そんなことはしていません』とシラを切ったそうや」(学校関係者)
 ある日、関係者が仕事を終えた女教師を尾行。府内のヘルス店に入ろうとしたため、「このお店で働いてるんですか?」と声を掛けた。
 すると、女教師は驚いた表情をしながらも「ハイ」。関係者が続けて「○○小学校に勤めてますよね?」と聞くと、戸惑いながら「そうです」。
 「兼業が禁止されてることはご存じですよね?」と聞くと、「ハイ」と小さな声でうなずいたという。
 女教師は今年4~9月まで週1、2回のペースでヘルス店で働いていた。
 勤務後や学校が休みの土日に出勤し、月平均8万円の副収入を得ていたという。
 「実は、彼女は3月まで別の仕事をしとって、3月から大阪市内の風俗店で働き始めたそうや。ただ、先生になってからも店は辞めず、同じところで働き続けとった。そんな時、校長から『(風俗店で)働いているのか』と問い詰められたため、バレるんちゃうかと思って、市内から離れた別の府内の店に“転職”したそうや。さすがにヘルス店のホームページで“顔出し”はしてへんかったけどな」(前出の学校関係者)
 女教師は育児休暇を取った教諭の代替で、来年2月までこの小学校で働く予定だった。ちなみに大阪市の大卒新人の講師の月給は、23万6000円
 ヘルスで働き出した理由について、「禁止行為と知っていたが、借金があり、辞められなかった。信用を失墜させてしまった。子供を指導する立場として示しがつかない行為で反省しています」と話したという。
 女教師は自ら“ネットワークビジネス”をしていたことも告白。取引業者の化粧品や日用品を他人に紹介し、商品の購入額に応じてポイントがつき、キャッシュバックされる仕組み。月数千円の収入があったが、これも地方公務員法に抵触する。
 懲戒処分を受けた31日付で依願退職したというが、今後は何も気にすることなく、顔出しして風俗店で思う存分、稼ぐことができる。
『日刊ゲンダイ』(2018/11/02)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/240901
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