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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

反撃(③「大阪不条例はいらん!9・24全国集会」へ) (若干の訂正です)

2011年09月28日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。

 反撃(③「大阪不条例はいらん!9・24全国集会」へ) (37)で紹介しました高橋哲哉さんの講演について
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 質問ですが、高橋哲也さんがお話しした中で
 いついかなる場所でも知事の意向に反する意思決定をしてはならない、
 とある条文の場所が探せません。どこにあるかおわかりでしたら教えて下さい。
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 という質問がメールでありました。
 他にも疑問に思われた方がいるかと思いますので、このメールでお答えします。

 確かに集会当日配布された9月12日付の「大阪府教育基本条例」案には、条文は見当たりませんでした。
 そこで、高橋さんや大阪の方に問い合わせしましたところ、以下のようなことが分りました。
 ①「維新の会」はこの間、案文を出しては変え、出しては変え、すでに9月21日まで7回も変えています
 ②しかも9月21日に出したのも、議長に提出しただけで、議事運営委員会には提出していません。
 ③だからまた変わる可能性があります。

 ④高橋さんが引用されたのは9月12日付け以前の案からで、そこでは以下のような記述となっていました。
 「第47条 校長は、学校運営に関する全ての責任を負い、教員及び職員は第8条第6項に定める義務を負うとともに、いかなる会議・場所においても、これに反する意思決定をしてはならない
 ⑤それが、集会で配布された案(9月12日付け)では以下のようになりました。
 「第45条 校長は、学校運営に関する最終的な意思決定を行い、そのすべての責任を負う。」
 ⑥ですから、見つからなかったわけです。

 ⑦なぜ、このように変わったのかについて大阪の方は、
 「その後維新の会内部で、居酒屋での論議まで縛れるのかなどということになり、変わったらしい」ということでした。
 また「これからも変わる可能性が十分にある。また元に戻ることも。」ということでした。
 ⑧ですから私の表現も、
  「いついかなる場所でも知事の意向に反する意思決定をしてはならない」
 ではなくて、
  <いかなる会議・場所においても、これに反する意思決定をしてはならない>
 であり、
  「知事の意向」ではなく、<校長の意向>(つまり職務命令や経営指針)ということでした。
  しかし、<校長の意向>といってもそれはつまるところ「知事の意向」に他ならないのですが。
 いずれにしても橋下や維新の会やっていることはあまりにも杜撰であり場当たり的です。
 彼らが子どもや教育のことを真剣に考えているとは思えません。
 そもそも、選挙の公約に掲げた事でもない条例案を「選挙で勝利したから民意だ」などと言って強引に通そうとすることは、全く「民意」をないがしろにし、愚弄するものです
 まさにファシズム(ハシズム)はデマゴギーです。

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 もう一つ高橋さんから訂正されたことがありました。

 それは、私が高橋さんの講演の最後に
 「民主主義とは独裁である」(?!)、このような奇怪な思想で大阪の教育を破壊させてはならない!!
と書きましたが、
 「民主主義とは独裁である」は、
正確には
 「民主主義は独裁であり強制である」でした。
 お詫びして、訂正いたします。

 渡部。

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