ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
☆ 昨日8/6の「朝日歌壇」で、次の歌が紹介されていました。
球児らの足並み揃わぬ行進に平和の証と母呟けり (高槻市)寒川のり子
選者は高野公彦で、選評は「一首目、戦中の整然とした行進を知る母は、今のほうが断然いい」。
ぼく、こういう歌、けっこう好きです。
あくまでも個人的趣味の話ですが、「整然としもの」よりも「雑然としたもの」のほうが、断然好きです。
実はこの歌を読む前、NHK-FMの電源を切りました。
今まさに甲子園の開会式が始まって、嫌な予感がしたのです。
開会式って、「国歌斉唱」って、あるの?
今日8/7の新聞ではそこのところ曖昧だけど、取りあえず、電源、切っちゃいました。
ぼく、「君が代」、嫌いです。
あくまでも、個人的趣味の話--とは、当然、思っていませんが・・・。
この「歌壇」のページの端っこ・左端下に、「風信」という極小のコラムがあります。
「普通の人」は、絶対に読まないと思います。
そこに、次のように書いてありました。
【第59回短歌研究賞】
短歌研究社主催。渡辺松男さん(68)の28首詠「鴇茶雀茶鳶茶」に。
「国葬の弔辞の山場でつかはれて短歌つてなんか気味が悪いな」
なかなか良くできた歌だと思います。(23/08/07早朝)
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