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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その1>(10)

2013年11月07日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
 「慰安婦問題に国が関与した証拠がない」などと橋下氏らは言う。しかし、戦争終結時、当時の支配者らは都合の悪い書類などを必死になって処分した。
 今、「日の丸・君が代」強制で起きている問題は、簡単に言えば、「国民主権」の国で、「天皇主権」の歌を強制し従わなければ処分し、全国民(とりわけ人民大衆)に現体制への忠誠を徹底するということである。全く本末転倒したことが行われている。
 しかし、歴史はいずれこの簡単な真実を暴き出し、強制した人々を裁くことになるだろう。その意味で、今、彼らの証拠をしっかり記録しておくことは意味がある。
 この間東京では、強制に反対した教職員らを処分するだけでは済まず、被処分者らに▲ 「再発防止研修」なる思想転向をも強要している。
 先日、都教委包囲首都圏ネットワークで開いた『もう黙ってはいられない!!10・26集会』には、「再発防止研修」(5、6、7、8月)を受けた都立高校女性教員が、その内容を詳しく報告する資料を提出した。
 以下、動かぬ証拠として、8月16日(金)に受けた研修内容の一部を紹介する。
 (これはまさに憲法違反の精神的拷問である。ここには人権も思想良心の自由も何もない。これではブラック企業ならぬブラック自治体・教育現場である)
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 【研修部教育経営課長・西山氏からの服務指導】9:35~10:15
 *以下は西山氏の質問発言のみを書きました。
・教育公務員としてのあり方を確認する。どういうことを一番大切にして職務にあたっていますか?
・それを実践するに際して具体的にはどんなことをしているか?

・O高校の教育目標は?

・この教育目標を達成するために、日常的にどんなことをしているか?

・校長はなぜ職務命令を出しているのか?

教育目標の実現と今回の職務命令は関連性があると思うかどうか?

・今回の服務事故の内容を説明してほしい。

公務員の責務についてどのようにとらえているか?

・自分の意に添わないことには従わないということか?

・法令に基づく義務違反を問われているということは理解しているか?

・国歌斉唱の際に起立することは職務上の義務であることは理解しているか?

・学習指導要領では国旗国歌の指導についてどのように記されているか?

・学習指導要領が法的拘束力を有するものであるということを踏まえると、学習指導要領に示されている内容をどのようにとらえるべきか?
10・23通達の背景には法規や学習指導要領がある。法規や学習指導要領に基づいて行っている。それは理解しているか?
・学習指導要領に書かれていることを踏まえてどうすべきか?

・今回の服務事故は地方公務員法に基づいているものであるが、どのようにうけとめているか?
・どういう意味で不当なのか?(私が「今回の服務事故は不当だと思っている」と答えたことに対して)
・今回の服務事故の原因をどのように考えているのか?

・10・23通達が出たために服務事故が起こったと考えているのか?

・東京都の教員として指導するということは、東京都の教育目標の具現化をはかるということであり、そのために通達を出している。
・都教委と自分たちを別のようにとらえているのはどうしてか?

教育委員会のやっていることが自分の考えとあわない場合はやらないということはいいことなのか
・果たしてそれは組織で仕事をするものとしてどうなのか?

・法に抵触する指導をしているわけではない。自分と相容れない場合は都教委に従えないということなのか?
・個人としてさまざまな思いをもつことは構わない。しかし都の教育公務員として職務を遂行する上では職務命令に従わなければならない。守るべきルールがあるということを再確認したい。教育公務員である以上、このルールに従わなければならないということは認識してほしい。
 教職員が範を示すということが国旗国歌の指導では重要。個人的な思想を変えよとは都教委は言っていない。組織の一員として責務を果たすにはどうすべきなのか考えてほしい。
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 しかし、被処分者は屈しなかった!!

 これは、いずれ、「日の丸・君が代」で教職員や人民大衆を抑圧した証拠となる。
 来るべき日のために、このような証拠をしっかり記録しておこう。
 今、日本社会は冬の時代で、多くの人々が展望を求め様々な闘いに取り組んでいる。
 この「日の丸・君が代」強制反対闘争の中にも、真の「日本再生」の新たな芽が確かに息づいている。
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 都教委包囲ネットは以下の要領で対都教委要請行動を行います。
 ふるってご参加ください。
 ① 日時 11月7日(木)16時から
 ② 当日の時程 16:00 都庁第一庁舎北側歩道に集合
         16:15より 要請・申し入れ行動
         17:00~ 都庁第一庁舎北側歩道で集会とビラ配布
 ※ 当日は17:30まで都労連集会、集会の散会時に、参加者に配布
 ③ 要請書提出団体(予定)
   都教委包囲ネット・根津河原井さんを解雇させない会・板橋の会 他


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 都教委包囲首都圏ネットワークが例年開いている、
 来年2月の『総決起集会』の日時・場所が決まりました。
   <日時> 2014年2月2日 午後
   <場所> 東京しごとセンター講堂(飯田橋駅~8分)


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 『「君が代」不起立でクビ?!私たちは許さない!11.15大阪集会』
 「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット結成後、初の集会です。
 今、真の教育とは何かが問われています。
 強権に屈せず「君が代」不起立を貫き、処分や再雇用拒否と闘う教職員の声を聞いて、子どもたちに平和な未来を手渡すため、私たちが何をなすべきか、共に考えましょう。
 ■日時 11月15日(金)19:00~21:00(開場18:45)
 ■場所 クレオ大阪西(JR大阪環状線・阪神なんば線「西九条」下車3分)
 ■内容 基調報告
      ZAZAの報告、弁護団報告
      全国からの連帯メッセージ等
 ■主催 「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット

 【チラシはこちら】

http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/11.15-2.pdf
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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