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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

教育実習なしでも教員免許取得容認の特例発表時には、一次試験が終わっていた不手際

2020年08月19日 | こども危機
 ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
 すべての友人の皆さんへ。
 昨日8/17の夕方、首相官邸前で、「安倍政治に物申す会」による抗議行動が行われました。
 ぼくも参加し、次のようなことを話しました。参考まで。

 ◆ 昨日8/17夕方、官邸前で話したこと (瓢箪通信)
 昨日8/16の朝日「歌壇」で紹介された2つの短歌--学校関係を紹介します。選者は2つとも、佐々木幸綱です。
 1つめは、「甲子園も 修学旅行も 総体も 我慢の子らが GoToを問う」。
 高校教員の作品ですね。

 2つめは、「体育祭 文化祭なき この年の アルバム委員の 子らの困惑」。
 これも高校教員かな? 中学校かもしれないけど・・・。

 話題を変えます。「教育実習」の話です。
 先週の水曜日の12日、朝日の1面トップに、「教育実習『なし』も容認/コロナ禍で特例措置という記事が載りました。
 「容認」というのは、いつもは教育実習をしなければ教員免許取れないけど、今年はなくてもいいよ--という意味です。
 この記事の中で、萩生田文科相のコメントが紹介されています。
 「(教育実習なしでの教員免許取得について)究極はその選択肢も一応認める」としつつ、「今年の(教員採用試験の)採用者は質が低下しているというそしりを受けないよう、原則はやってもらう」と強調し、大学や学校現場に実習機会の確保を促した。」
 これを読んで最初に思ったのは、「上から目線だよなあ!」です。
 皆さんにもよく考えてほしいんだけど、教員採用試験、もう始まっています。千葉県だと、1次試験は7月12日。
 先ほど紹介した8月12日の別面の関連記事で、実習先が見つからず教員の道をあきらめた私立大4年の女子学生の声が紹介されています。
 「もっと早く方針を決めてくれればあきらめずにすんだかもしれないが、もう振り返りたくない。」
 もう1度言います。1次試験は7月12日、今回の「実習なしでも方針」が示されたのが8月12日
 完全にひと月以上、遅れてしまってる。「2月末の一斉休校強行以降」、すべてがこの調子なのです。(20/08/17早朝)
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