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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「つくる会」教科書の話題

2006年08月10日 | 平和憲法
「つくる会」の教科書採択に反対する親の会(リンク)
『杉並親の会ニュースNo.36』から

 4月から「つくる会」教科書を使用開始 子どもたちは・・・


●A中学での公開授業。 1年生は、週2時間、歴史の授業が行われています。来校者の目を意識してか、この日はまず教科書を朗読させ、教科書にマーカーで線を引いて、内容を覚えさせる。その後ワークシートを使用して問題こ答えさせていましたが、教科書を読み込まないと問題こ答えられないという点で、かなり教科書こ依存した授業という印象でした。
●B中学では、週に3時間、歴史の授業があるそうです。B中学の生徒に「扶桑社の教科書は先生たちの評価が一番低かった教科書なんだけど」と問いかけると、「でもね。先生、あんまり教科書使わないの。ほとんとほワークシート。先生は、よく教科書の内容を訂正しているの。この教科書は天皇のことばかり書いてあって好きじゃない」とはきはき答えてくれました。先生は苦労されているようです。
●C中学では、「つくる会」教科書が裁判になっていることを話題にしている生徒がいて、先生もそのことに気を使ってくださっているということでした。
●D中学では、1年生の前半が地理で、歴史が始まるのは、9号以降。「親としては、正しい歴史をきちんこ教えて欲しい」とお父さん。

杉並区立中学校1年生の保護者のみなさん。
ぜひ教室の様子をお知らせください。

  山田区長の戦争教育を止めよう!
違法・不当な採択から1年。「つくる会」教科書の使用を中止させよう。

 昨年の「つくる会」教科書の採択から、1周年を迎えようとしています。あの暑い日の怒りを糧に、1日もはやく杉並での使用を中止したいと活動を続けています。

●今度は校長会で不正な指導
 違法と不正で、「つくる会」教科書を杉並に持ち込んだ山田区長と区教委は、4月の校長会で「教科書を使え。教科書を批判するな」という違法な指導を行いました。
 都教委が「日の丸・君が代」の強制をするために校長に職務命令を出させた同じやり方です。現場の教員の評価が一番低かった教科書をムリヤリ使わせるために圧力をかけたのです。

●戦争教育の拠点づくり=師範館
 また、杉並区独自の教員養成塾「杉並師範館」が4月開講し、塾生が教生として区立小学校で教え始めています。
 師範館の理事は、山田区長を筆頭に「つくる会」教科書の採択や教基法改悪を推進してきた人ばかり。
 塾長の田宮氏は「(教員に採用するかしないかの)責任と権限は区教委にある」と言いなりになる教員しか雇わないと明言しています。
 区民の税金をも使って、戦争教育の拠点をづくりをしているのです。
 中学校は「つくる会j教科書、小学校は「師範館」。
 教基方も憲法も無視して平然としてしる山田区長の戦争教育そとめなければなりません。

 自民党の総裁選では、「つくる会」・靖国参拝支持の安倍晋三氏が最有力、9月末から始まる国会では、教基法の改悪案が最優先課題、次は改憲と、自民党は着々と「戦争のできる国づくり」のプログラムを進めようとしています。
 教基法・憲法改悪の先取りの教育が行われているこの杉並でのたたかいが本当に重要です。
 子どもたちの未来のために、教基法改悪反対の声をあげ、9条改憲反対の署名に取り組みましよう!
 保護者・教員・地域が一つになって、「つくる会」教科書の使用をとめるようなネットワークをつくりましよう!

教育委員会指導室長から行った教科書の取り扱いについての指導(4月13日校長会で)
 1 採択された教科書を使用して指導する。
 2 教科書の内容を補足または充実する際に、当然、資料活用はあるが、資料のみを用いて教科書を使用しないで使用することがないようにする。
 3 資料の中身については、学習指導要領を踏まえて使用する。特に学年の発達段階を考慮する。詳しいことは校長の指導又は判断を受ける。
 4 生徒はこの採択された教科書を使用して学習するので、教科書を批判しない。


参照:過去の記事「あきれた杉並区教委指導室長」リンク


小石川有志の会「メールニュース」から(リンク)
 白鴎附属中学で使用する公民教科書が採択されました


 白鴎付属中で来年度から使用される公民教科書として、扶桑社版が採択されました。
 小石川有志の会からは、Mさん、Oさんが、採択当日の抗議行動と傍聴に参加され、Oさんが報告を書いてくださいましたので、紹介します。

 7月27日の9時半からの教育委員会で、扶桑社教科書が、5人全員(米長委員はモンゴルへ出張のため欠席)一致で、採択されました。
 投票の際の「意見」ということで「家庭の安定性」「歴史解釈の時代の要請」という点を採択理由に挙げた委員がいたことが紹介されました。

 8時からの都庁前宣伝を終えて、傍聴行動に移りました。
 傍聴希望者は今回は40名前後でした。それでも、相変わらず20名しか入れませんでした。
 教育委員は傍聴者から遥かに遠い所で(つまり傍聴者の前に教育委員会の事務方が4列約40人座っているのです)、小さな声でぼそぼそ発言していて、よく聞こえませんでした。
 報道関係者は14名傍聴していました。

 採択直後に「抗議文」を提出に行きました(小石川有志の会としても出しました)が、応対に出た教育情報課の係長(馬場氏)は、事前の申し出がなかったということで、1階のロビーで受け取ると言って、1階に降りて来ました。
 抗議理由等の意見を表明しようとしたところ、「抗議文を受け取るだけです」と言って、意見を聞かずに、引き上げて行きました。
 昨年は、飛び込みの申し入れでも30階のエレベーターホールまでは行けたのに、今回の対応はより悪化したと言えます。

 11時30分からの記者会見にはおよそ10社の記者が参加しました。TVカメラも入っていました。
 会見では、東京ネット、出版労連、白鴎有志の会、台東ネット、都立大附属有志の会から発言しました。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (エコ)
2006-09-11 01:44:28
さすがに子供たちは分かってるようですね。
よく考えれば「つくる会」の教科書は間違ったところばかりです。
クラスメイトとこの問題について話したことがありますが、
知らず知らずのうちに
ねつぞうされたことを教えられるのは良くないと話してました。
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Unknown (ykr)
2006-09-11 02:13:05
D中学では、1年生の前半が地理で、歴史が始まるのは、9号以降。「親としては、正しい歴史をきちんこ教えて欲しい」とお父さん。


こういう誤植の方が問題だと思います。
実際にこのお父さんがこういった類の発言をされたのであれば話は別ですが、
もう少しきちんこ、いやきちんと見直しをした方がいいと思います。
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Unknown (ドラゴン)
2006-09-11 07:23:33
ふ・・・
工作員乙
捏造なんて教えられてない。
寧ろ教えられていなかった事を教えているだけだ
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Unknown ( )
2006-09-12 22:34:02
おっしゃることはごもっともだと思いますが、誤植が多くて読みづらいです。訂正お願いします。
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