◆ 『産経』が偽情報で沖縄2紙を誹謗中傷が露見!
皆さま 高嶋伸欣です
『産経』那覇支局長が取材の手を抜き、思い込みで米兵の美談の偽情報から邪推を進め、その美談を伝えない沖縄の2紙を「報道機関を名乗る資格ない」とまで決めつけていたことが発覚。
批判された『琉球新報』が1月30日の紙面で厳しく反論!
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-655697.html
『産経』は弁解の余地なしの大失態!
名護市長選挙の真っ最中に、基地容認の同紙の失態露見の意味は大きい?
なお、『産経』の那覇支局長の高木記者が歪曲報道で、沖縄のメディアを誹謗中傷するのは今回が初めてではない。
昨年10月27日に百田尚樹氏が名護市で「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の企画で講演した会を取材したネット「産経ニュース」の「傍聴記」(11月7日掲載)がそれだ。
講演会では取材に来た『沖縄タイムス』の阿部記者を、主催者側が最前列の中央の席に座らせ、百田氏が講演の間中繰り返して同記者を名指しで中傷し、「阿部さんはもう、悪魔に魂を売った記者」とまで誹謗したが、そうしたことに「傍聴記」は一切触れられていない。
そのうえ、「県内外から600人超が訪れ、会場は立錐の余地がないほど埋め尽くされた。多くの人たちが『立ち見』で、百田氏の講演に聞き入った。取材する記者には『特権』があると思っているのか。沖縄タイムスの阿部岳記者(北部報道部長)が、立ち見を余儀なくされている人たちを横目に、最前列の席に陣取っていた。さあ百田さんよ、何を言うか、しっかり監視してやるーとでも言いたげな光景だった」と、偏見と敵意丸出しの「傍聴記」となっている。
この時点で高木記者は、阿部記者を主催者側が意図的に最前列の席に座らせた事実を確認しないまま、勝手な推測で報道していることが分かる。
高木記者は、この時のネット「傍聴記」を土台にした「百田尚樹VS沖縄タイムス記者の一部始終」なる記事を『正論』1月号に掲載している。
そこでは、上記の部分を次のように書き換えている。
「~会場は立錐の余地がないほど埋め尽くされ、多くの人たちが『立ち見』で、百田氏の姿を見つめているが、その人たちを尻目に、沖縄タイムスの阿部岳記者(北部報道部長)が、最前列中央の席に陣取っている。主催者に導かれたというが、良識ある記者なら取材であろうとも、立ち見をしている高齢者に席を譲るだろう。しかし阿部記者は違った、その席を立とうともしない。さあ百田さんよ、何を言うか、しっかり監視してやるーとでも言いたげな光景だった。~」と。
最前列に着席させられた経過についての取材不足を「沖タイ」側から指摘されて、渋々認めた様子が歴然としているが、ネット版「傍聴記」で歪んだ報道を認識させた責任への対応はされていない。
やはり『産経』は「邪推と偏見で歪曲報道をするメディア」であることに変わりない。
*それに高木記者がこれだけ繰り返し強調しているのであるから、今後、『産経』の記者は、高齢者が『立ち見』をしている場面で取材をすることになった時には、間違っても着席していてはいけない、ということになる。その様子を確認できるように、『産経』の記者は腕章等を忘れずに着用しておいてもらいたいものだ。
ところで、阿部記者を百田氏が罵った「悪魔に魂を売った記者だ」という発言は、同講演会のテープ起こしをした「再録」(『Hanada セレクション・百田尚樹永遠の一冊』2017年12月24日発行)では「整理」され、消されている。
百田氏の人権意識欠如を如実に示す発言であるだけに、同誌編集部も掲載を見送ったのだろう。
この発言は講演会後半の我那覇真子氏と対談の中で飛び出している。
その際、聴衆が拍手し、我那覇氏も拍手している様子がネットで流れた動画で確認されている。
百田氏だけでなく、その場の聴衆の多くと我那覇氏も人権意識が著しく欠如した存在であることを、この画面は物語っている。
我那覇真子氏は、上記の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の代表だが、「正す」べきは我那覇氏自身ではないのか。
もとに戻るが、『産経』は米兵の交通事故に関する取材の手抜きで誤報をした責任をどうとるのか?
また沖縄の2紙に対する誹謗中傷を全国にまき散らした責任をどうとるのか?
折しも『正論』3月号が明後日2月1日に発売される。同号でまた高木記者などがこの件について言及している可能性がある。
注目しておきたい。
以上 文責は高嶋です。
皆さま 高嶋伸欣です
『産経』那覇支局長が取材の手を抜き、思い込みで米兵の美談の偽情報から邪推を進め、その美談を伝えない沖縄の2紙を「報道機関を名乗る資格ない」とまで決めつけていたことが発覚。
批判された『琉球新報』が1月30日の紙面で厳しく反論!
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-655697.html
『産経』は弁解の余地なしの大失態!
名護市長選挙の真っ最中に、基地容認の同紙の失態露見の意味は大きい?
なお、『産経』の那覇支局長の高木記者が歪曲報道で、沖縄のメディアを誹謗中傷するのは今回が初めてではない。
昨年10月27日に百田尚樹氏が名護市で「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の企画で講演した会を取材したネット「産経ニュース」の「傍聴記」(11月7日掲載)がそれだ。
講演会では取材に来た『沖縄タイムス』の阿部記者を、主催者側が最前列の中央の席に座らせ、百田氏が講演の間中繰り返して同記者を名指しで中傷し、「阿部さんはもう、悪魔に魂を売った記者」とまで誹謗したが、そうしたことに「傍聴記」は一切触れられていない。
そのうえ、「県内外から600人超が訪れ、会場は立錐の余地がないほど埋め尽くされた。多くの人たちが『立ち見』で、百田氏の講演に聞き入った。取材する記者には『特権』があると思っているのか。沖縄タイムスの阿部岳記者(北部報道部長)が、立ち見を余儀なくされている人たちを横目に、最前列の席に陣取っていた。さあ百田さんよ、何を言うか、しっかり監視してやるーとでも言いたげな光景だった」と、偏見と敵意丸出しの「傍聴記」となっている。
この時点で高木記者は、阿部記者を主催者側が意図的に最前列の席に座らせた事実を確認しないまま、勝手な推測で報道していることが分かる。
高木記者は、この時のネット「傍聴記」を土台にした「百田尚樹VS沖縄タイムス記者の一部始終」なる記事を『正論』1月号に掲載している。
そこでは、上記の部分を次のように書き換えている。
「~会場は立錐の余地がないほど埋め尽くされ、多くの人たちが『立ち見』で、百田氏の姿を見つめているが、その人たちを尻目に、沖縄タイムスの阿部岳記者(北部報道部長)が、最前列中央の席に陣取っている。主催者に導かれたというが、良識ある記者なら取材であろうとも、立ち見をしている高齢者に席を譲るだろう。しかし阿部記者は違った、その席を立とうともしない。さあ百田さんよ、何を言うか、しっかり監視してやるーとでも言いたげな光景だった。~」と。
最前列に着席させられた経過についての取材不足を「沖タイ」側から指摘されて、渋々認めた様子が歴然としているが、ネット版「傍聴記」で歪んだ報道を認識させた責任への対応はされていない。
やはり『産経』は「邪推と偏見で歪曲報道をするメディア」であることに変わりない。
*それに高木記者がこれだけ繰り返し強調しているのであるから、今後、『産経』の記者は、高齢者が『立ち見』をしている場面で取材をすることになった時には、間違っても着席していてはいけない、ということになる。その様子を確認できるように、『産経』の記者は腕章等を忘れずに着用しておいてもらいたいものだ。
ところで、阿部記者を百田氏が罵った「悪魔に魂を売った記者だ」という発言は、同講演会のテープ起こしをした「再録」(『Hanada セレクション・百田尚樹永遠の一冊』2017年12月24日発行)では「整理」され、消されている。
百田氏の人権意識欠如を如実に示す発言であるだけに、同誌編集部も掲載を見送ったのだろう。
この発言は講演会後半の我那覇真子氏と対談の中で飛び出している。
その際、聴衆が拍手し、我那覇氏も拍手している様子がネットで流れた動画で確認されている。
百田氏だけでなく、その場の聴衆の多くと我那覇氏も人権意識が著しく欠如した存在であることを、この画面は物語っている。
我那覇真子氏は、上記の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の代表だが、「正す」べきは我那覇氏自身ではないのか。
もとに戻るが、『産経』は米兵の交通事故に関する取材の手抜きで誤報をした責任をどうとるのか?
また沖縄の2紙に対する誹謗中傷を全国にまき散らした責任をどうとるのか?
折しも『正論』3月号が明後日2月1日に発売される。同号でまた高木記者などがこの件について言及している可能性がある。
注目しておきたい。
以上 文責は高嶋です。
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