まさか戦争?!いつか来た道に入ったの?!
道徳教育で、いじめ・体罰・ウソはなくなるの?!
道徳教育で、いじめ・体罰・ウソはなくなるの?!
卒業生のみなさん、保護者のみなさん、
☆ ご卒業おめでとうございます。
高校を卒業される皆さんに、心から「おめでとう」のことばをおくります。また、夢や希望をもって社会に旅立たれる皆さんに、「幸多かれ」のことばをおくります。
しかし、皆さんの門出する社会が、格差と貧困、非正規雇用にあえぐ、誰もが安心して暮らすことの出来ない社会であることは、皆さん自身が就職や進学を決める中で感じてこられたと思います。
きょうの卒業式にも、学校で起きている社会の矛盾が凝縮されています。
皆さんは小学校時代から、「『日の丸』に向かい『君が代』を起立して歌う」ように、指導されてきたと思います。
しかし、学校は歌詞の意味を教えませんから、意味も知らされないまま歌わされてきたのではないでしようか。
意味を教えない、変だと思いませんか。考えずにしたがうというのではなく、自分の頭で考え、自分の心で感じて行動するのが人間なのではありませんか。
「君が代」の歌詞は「天皇の世がいつまでもいつまでも続きますように」という意味です。それは日本国憲法の「国民主権」を否定するものです。
東京都教育委員会は今から9年前の2003年に、児童・生徒に卒業式・入学式では「日の丸」に向かい「君が代」を起立して歌うこと、教職員はそれを率先して行うことを強制しました。
先生たちはこのままでは再び戦争の時代になると危機感をもち、「君が代」の起立・斉唱に反対しました。都教委はそういう先生たち400名以上を処分してきました。昨年からは、大阪府も同じことを始めました。
いま、憲法の平和主義が国防主義に、基本的人権が「公の秩序の優先」に変えられようとしていて、先生たちの心配が現実のものになりつつあります。
いじめ・体罰は、おどし・処分と同じです。社会の病根のあらわれです。
これからの未来をつくるのは、若い皆さん自身です。自分の考えをしっかり持ち、政治を変え、社会を変え、主権者として自分たちの時代を切り開いていってください。
きょうの日をそんな新しい門出の日としてください。(2013年3月)
卒業生.在校生、教職員、保護者の皆さん
誰にも立たない、歌わない自由があります。
都教委の暴走をとめよう!都教委包囲・首都圏ネットワーク(090-5415-9194)
都教委包囲ネットのプログ http://houinet.blogspot.jp/
《福島第一原発事故》(2011・3・11)
東電・政府の大ウソは許せない 活断層があるのにないの大ウソ
「ずっとウソだった」作詞作曲・斉藤和義
この国を歩けば 原発が54基
教科書もCMも 言ってたよ 安全です
俺たちを騙して 言い訳は「想定外」
懐かしいあの空 くすぐったい黒い雨
ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です
ほんと嘘だったんだぜ 気づいてたろう この事態
風に舞う放射能は もう止められない
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