日々雑記

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辺野古新基地は海兵隊の強力な攻撃基地になる――「しんぶん赤旗」のスクープ

2015-03-06 17:55:38 | 政治

「しんぶん赤旗」(3月5日)がまたスクープしています。辺野古の新基地はワスプ級強襲揚陸艦の基地として作られているというものです。

設計された岸壁の長さが271.8mとワスプ級強襲揚陸艦のものとぴったり一致するというものです。この長さは2012年12月の申請書では200mでしたが、13年3月には271.8mに変更されています。

米海軍佐世保基地には同じくワセプ級強襲揚陸艦ボノム・リシャールが配備されています。出動する際には沖縄県うるま市にあるホワイトビーチで部隊や装備を積み込んでいます。辺野古新基地に岸壁が完成すると、同じく辺野古に配備されるオスプレイや海兵隊を直接積み込むことが出来るようになります。

これで辺野古新基地は海兵隊の攻撃基地としての役割を果たすことになります

(註)

ウィキペディアによるとワスプ級は排水量28,233 t ~、最大速力22ノット、航続距離は18ノットで9,500海里/18です。

乗員は士官:104名、曹士:1004名、海兵隊員:1,894名となっています。すなわち1個海兵遠征部隊(MEU)を丸ごと収容することができるそうです。

航空機も大型輸送ヘリコプター最大42機か、ヘリコプター最大30機及びオスプレイ6~8機を搭載します。

海兵遠征部隊(MEU)は、増強された海兵隊歩兵大隊を基幹として、混成ヘリコプター飛行中隊、兵站部隊、そして司令部部隊より編成されています。総兵員は約2,200名で、日本の陸上自衛隊では連隊戦闘団(RCT)に相当します。

海兵遠征部隊は揚陸艦に乗艦して、洋上機動によって紛争地域の沖合いまで進出し、上陸用舟艇および航空機によって上陸、展開します。




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