パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

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平均より大きいデータの個数を求める(Excel2002以降)

2010-03-02 09:01:35 | エクセル
みなさん、こんにちは。
今日は、生徒さんからの質問を取り上げます。


たとえば、以下のような表があるとします。



E列の金額の平均値が、セルD18に表示されています。もちろん、AVARAGE関数を使って求めていますよ。





さて、ここで問題です。
セルD18の平均値より大きい金額の商品は、いくつあるでしょうか?

すでに、答えが 6 と表示されていますが、これは、関数を使って求めた答えです。



こういう場合、条件付きカウントの関数を使用します。そうです。COUNTIF関数です。
さっそく、関数を設定してみましょう。

まず、セルD20を選択して、数式バーのfxボタンをクリックします。
関数の挿入ダイアログボックスが表示されますので、COUNTIF関数を選択してください。



この関数には、2つの引数が必要です。
一つ目は、セルの個数を求めたいセル範囲を指定します。今回は、E4:E15となります。

二つ目の引数には、検索条件を指定します。
これは、数値、式、または文字列で指定します。
この指定の仕方が、今回のポイントです。




上の図のように、不等号記号を文字列として指定し、セルD18の値と結合しています。
こうすることで、セルD18の値が変化したとしても、いつでも平均より大きいデータの個数を求めることができます。

">D18" と、D18までダブルコーテーションマークの中に入れてしまうと、うまくいきませんので、ご注意ください。



だい
コメント (4)
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