夏の夜の 夢路はかなき跡の名を 雲居にあげよ山郭公
さて、有名な柴田勝家の辞世と共におごそかに始まりました今回のエントリー。
では早速どうぞよろしくお願いします。
今更ながら(いつもそう)、ここしばらくすごく気になっている日本ブランドが nonnative(ノンネイティブ)です。
服作りへの純粋性、そしてその作り込みぶりったらもう(作ってるとこは見てないですけどね)。
邦家の洋服屋さんでもここまでのものを作るようになったんだと、手に取って、そして着てみることで遅ればせながら(いつもそう)ただただ驚くばかりです。
「ヘヴィーデューティウェア」とは世代によってはきっと懐かしい響きでしょうが、この服はその完成形のひとつ(だと思う)。
どんな過酷な状況にも負けない服。
形状は「ランチコート」(この形懐かしくありませんか?)といって、ハードなコーデュロイ(おそらく?)素材にインナーボアがフカフカで無論暖かいしなんだか着てると心強い。
冬山で薪集めて半日薪割りでもできそうな感じ。
いや、人跡未踏のヒマラヤ奥地に分け入って雪男(あるいはビッグフット)に肉迫できそうな感じ。
nonnative の今季秋冬のテーマが「イエティハンティングクラブ」らしいですから。
クラシックなスタイルでラギッド感を醸し出しながらも、それなりにハイテク素材も駆使してスペックを著しく向上させているらしく....しかし詳しくはすっかり忘れました。
こちらのルックは色違い(多分ブラック?)のものです。
僕が買ったのはベージュ(薄くカーキが混ざったような)になります。
やはりそれなりのお値段でしたが、なんだかすごく満足しています。
もちろんまだ一切着ていませんが、冬将軍が少し待ち遠しいですね。
これ着てたらどんな冬将軍にでもイエティにでも勝てそうな気がします。
ji-zieさんへ。
僕もこのブランドに興味を持ったのは最近のことで。サイズ感なども近年の東京ブランドにありがちだったすごくタイト過ぎる感じではなく、比較的幅広い世代に対応するんじゃないかという気がしてます。機能の追求から産まれ定番化したクラシックなデザインにしっかり根ざしながら新しい。そんな服作りがとても魅力的です(もちろんそういうコンセプトのブランドはたくさんありますが)。
出来ることなら「日本人が一生懸命作った服」を買いたいという意識がなんとなくありますので、思い切って買ってみました。
あ、ブログについては個人的にji-zieさんの経験やコダワリにとても興味があるものですからちょっと提案気味につい差し出がましく言ってしまいました....☆
なんとも高尚な出だしに、タジタジです。
さすがでございます<(_ _)>
さて、nonnative。
お恥ずかしいのですが、はじめてお聞きしました。しかもこのコート拘りまくりですね~。
きっと、流通数も少ないんでしょうね。 ゲットおめでとうございます。
それにしても、
ホントにいつも画像がキレイで楽しませてもらっています☆