五輪の競技や施設などを示すピクトグラムという絵文字は、今回の開会式で活人劇となって評判を呼んだが、このピクトグラムは前回1964年の東京オリンピックで初登場して以来、毎回各国で用いられるようになった。つまり韓国風にいうなら「ウリジナル」というものだが、もちろん各国は全く同じものではなく、その国を象徴するものがモチーフになっている。
この豆本には前東京大会以後のピクトグラムとエンブレムを収録してあるが、なにしろトランプカード大の豆本なので一覧表は個々の競技が見分けにくいのは仕方が無い。それで日本の五輪だけは個々の競技を拡大して一ページに二つずつ今回のパラリンピックとともに収めてある。
前回と今回のピクトグラム
コーヒーシリーズの豆本として当ブログの日曜コーヒータイムに登場したり今後するかもしれない女性を纏めた豆本全五冊。
「Konstantin Razumov」と「Kira Panina」作品はそれぞれ一冊に独立させ、その他の諸作品を三冊に纏めたものである。
前作の「コーヒー オウル」の姉妹編「ブック オウル」で、本とフクロウのイラスト約100作品を収めた豆本。
大人向けの画集だと画像修整やタイトルの確認とかけっこう面倒な下準備をせねばならないが、こういう類のものは比較的気楽。
物好きで勝手にやってることを億劫がるのるというのも矛盾した話なのだが、これも年のせいで、自動車と違うのはアクセルを踏んでも暴走しない代わりにブレーキを踏まなくても勝手にとまってしまうところ。
今年の7月16,17,18日に紹介した Nicolas de Larmessin 作品の豆本。
いろいろな職業人が製品やら使用道具などで仕立てた服装を描いた作品である。
どらかと言えば、男性の方が数も多く奇抜なコスチュームなのだが、当ブログのたてまえでその節は女性しか扱わなかった。
とにかく、こうした作品を100点近く収録した豆本である。
左から金細工師、花屋 仕立て屋。
左から靴屋、粉ひき屋。刃物研ぎ屋。
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日本橋や隅田川などは何点も重複しているので富士見の箇所が88箇所あるわけではない。
因みに「八八」は富士のイメージを重ねたものである。

葛飾北斎 深川万年橋 北斎 深川高橋 奥の橋は万年橋


歌川広重 両国と飛鳥山


渓斎英泉 日本橋 歌川国芳 湯島昌平坂


歌川小国政 両国富士見の渡し

歌川芳虎 日本橋駿河町


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「大悲呪」というのは、正式には「千手千眼観自在菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼」という、長いタイトルの経文である。
この豆本は前々回の「三十三観音」と対をなすもので、観音菩薩が様々に変化して衆生を救い悪疾を払う姿を88の章句に当てて描いたもので・章句そのもののの意味を絵で表現しているわけではない。





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