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タージ・マハル。

2012-10-17 11:03:53 | 海外旅行。
教は一日、アグラを観光。
まず向かったのが世界遺産“タージ・マハル”。

ムガール王朝5代皇帝シャー・ジャハーンが王妃ムムダスのために建てた霊廟。22年の歳月を掛けて、最愛の王妃を想い建てられたこの大霊廟には皇帝の愛の強さを感じさせられる。

セキュリティ・チェックが厳しく、飲食物の持込をはじめ、カメラ以外の電化製品の持込、計算機、筆記用具、ライターなどの持込が禁止されている。よって、テレビ局の撮影であってもビデオカメラの持込は非常に難しいとのこと。日本のテレビ局のカメラは飛行船から撮影したらしい。とにかくセキュリティーが半端無い。

入場ゲートを潜り、セキュリティーチェックを受けて、赤砂岩の霊廟を潜ると目の前に表れるタージ・マハル。その白さが眩しい!!

最愛の王妃が若くして亡くなったことを悲しみ、残りの生涯を王妃の為の祈りに費やした皇帝の愛の強さを思い知らさせられる。

シンメトリックなデザインでインド建築の最高峰と謳われているだけあって、その美しさは想像を遙かに超えていた。息を呑む美しさとはまさにこのことである。

タージ・マハルに足を踏み入れるためには靴にカバーを付けるか、裸足になるしかない。ボクは靴にカバーを付けていざたーじ・マハルの上へ。

床も大理石でツルツル。あまりに眩しい。
当時の建築家や芸術家、職人など3万人が造営のために携わったといわれるだけあって、細部までが非常に細かい。壁ひとつにしても美しく彫刻され、描かれ、仕上げられている。驚きの芸術性。

内部にはレプリカの石棺が2つ置かれており、皇帝と王妃が並んで安置されている。本物は地下にあるとのこと。永遠の愛ですね-。


タージ・マハルの周囲には美しい建物が建ち並ぶ。
どれも他の地にあれば目を奪うほどの魅力的な建物なのであろうが、タージ・マハルの美しさがあまりに素晴らしすぎて、ちょっと霞んで見えるね。

ずっとこの地にいたかったが、まだまだ観たい場所がたくさんあるので約1時間半の滞在時間であとにする。

帰りにタージ・ケーマという喫茶店でチャイを飲む。
ここからはタージ・マハルが見える。森越しのタージマハルも美しい。

タージ・マハルの周囲1㎞は自動車等の交通規制があり、専用のバスに乗り代えて向かう。よって帰りもこのバスに乗っての帰路。それだけ排気ガスでタージ・マハルも黒くなってきているのであろう。いつの日か、ここも入場するのが難しくなるのかもしれない。今、この地を訪れることができたことは幸せなのかもしれない。

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