本日の最後の観光は、世界遺産“プランバナン寺院”。
インドネシアを代表する巨大ヒンドゥー教寺院。
炎を連想させられる巨大な塔が6つ、この寺院も神秘的。
ヒンドゥー教に対しては、社会科で習っていた際には恐いイメージがあったが、こういう寺院に触れると身近な存在となり、恐ろしさの意識が全く無くなる。この宗教においては、あらゆる生き物が擬人化されて神となり、壁画等に描かれているモノは美しい。
あまりに寺院が大き過ぎてカメラの枠に収まりきらない。敷地の何処から撮っても上手くいった写真が無い。写真スポットを探しながらプラプラ歩く。壁画装飾は緻密でいてダイナミック。信仰心だけでこんな素晴らしいものを創り上げられるのだろうか-。
当遺跡も昨今の地震の影響を受けてボロボロに崩れている箇所があった。
塔によっては崩れたままで保管しているところも。地震の影響を伝える為に残しているらしい。この寺院も修復が続けられているが、こんなに近くで鑑賞出来るのは近い将来までとなるかもしれないな。
周囲には瓦礫が散乱していて、これがまた遺跡らしくてイイ。
塔の内部には入ることが出来ず、どうなっているのか不明。たぶん崩れが激しいから入場制限しているのだろうけど、観てみたかったなぁ。非常に興味がある。
夕方に到着したこともあり、鑑賞している最中はずっと夕焼け空。寺院も赤く染まり、まるでレンガで出来ているように見える。というより、まさに燃えさかる炎のような塔。この景色には思わずウットリ。
プランバナン寺院を出た後は、夕食レストランへ。
空港近くのインドネシア料理ブッフェ。
海外ではブッフェが嬉しい。味によっては小食になってしまい残すことになる可能性があるから。ブッフェだと食べられそうなモノを食べられるだけ食すことが出来るでしょ、だから残すこともないし、モッタイナイことをしなくて済む。ソレが嬉しい。
夜7時半にアディスチプト空港に到着。
ロビーでデンパサール空港(バリ島)行きの飛行機を待つ。
このロビーが国際色豊で、とっても恐ろしい。
色んな人種の客が一つのロビー空間に存在しており、まるで映画のワンシーン。事件が起こる前の風景のよう-。この時間が一番恐かった。早く搭乗開始して欲しかったもんね。恐ろしい、恐ろしい。
定刻通り午後8時半に出発。
1時間のフライトの後、バリ島に到着。時差はプラス1時間。
ホテルに着いたのは深夜0時頃。いやぁ、今日は疲れた。
1日の弾丸ジャワ島ツアー。飛行機で日帰り旅行をしたのは国内も合わせて初体験。明日の朝はゆっくり寝ることにします。