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ボロブドゥール遺跡【3日目】。

2011-10-18 10:13:01 | 海外旅行。

朝4時半にホテルを出発。
早起きしたのに、昨夜早く寝たので目覚め良し。
ホテルで素晴らしいお弁当を貰って出発。さすがアヤナさん。

本日はジャワ島を一日観光。
6時にデンパサール空港を出発。
1時間のフライトの後、同時刻6時にアディズチプト空港(ジョグジャカルタに到着)。バリ島との時差はマイナス1時間、つまり日本とはマイナス2時間。

飛行機はLCCのライオン航空を利用。
機内が狭いし、個人的にはフライトは2時間が限界かな。


ジョグジャカルタはバリ島とは全く違った雰囲気。
バリ島はヒンドゥー教者が殆どに対して、ここジャワ島はイスラム教。それだけでも雰囲気が違って当然だよね。ガイドさんによれば、ジョグジャカルタは日本でいう京都のような街だそうです。大学が多く学生の街であって、寺院が多い古都であるとのこと。しかし、バリ島よりも栄えた大型都市。確かに京都っぽい。

空港から1時間半ほどでボロブドゥール遺跡に到着。
アンコールワットに続いて、世界三大仏教寺院の2つ目に来れた。

強い陽射しや雷雨、それから大きな地震により破壊が激しく、ユネスコによる修復が行われているが、それでも所々歪みがある。ガイドさんによれば近い将来、遺跡の中に入ることが出来なくなるだろうとのこと。現在ココを訪れて上るのことが出来ているボク達はラッキーだと言ってくれた。

高校生の頃、世界史の授業中、図表のボロブドゥール寺院遺跡の写真を見ながらヨダレを垂らしていたボクが、ついにこの場に来ている。なんとも不思議な感覚。その神秘さと壮大さに驚き、憧れた学生時、大人になればこんな場所にまで来ることが出来るなんて!

寺院は一辺約120メートルの方形を初層とする9層の段台ピラミッド構造。各段の回廊を回りながら歩いていくと、仏教を学ぶことが出来るようになっている。

壁画のレリーフが非常に美しく、それはアンコール遺跡並み!
しかし、火山灰が多く積もり、また近年の大型地震の影響により、継ぎ目がかなり歪んでいる。場所によっては今にも崩れそうなところも。

回廊をクルクル廻りながら上層に向かっていく。
周囲はジャングルで、ここも大自然の中に建っている。
陽射しが厳しく、石の照り返しが厳しい。

ついに最上段のストゥーパに到着。
これこそボクが世界史の授業で感動し憧れた光景。
ココは宇宙との繋がりを感じる神秘的空間。

この場所に立つと時の流れを感じなくなってしまう。
ストゥーパの内部には仏像が1体ずつ納められている。

ボクは高校生の時、自分がこの地に立つことを夢みていた。
宗教的な信仰意識は全くない。
しかし、この神秘的空間に立ってみたかった。
夢は叶い、それは想像を超えた素晴らしい景色だった。
なんという幸せ、人生は素晴らしい!笑。


ストゥーパが乗っかっている円壇は確かに大きく傾いており、地震の影響を大きく感じる。最上段に上れる人数も制限されており、近い将来、全く上れなくなるのも頷ける。


ボロブドゥール遺跡の敷地内にあるホテルのレストランでお茶を戴く。
なんとも贅沢な時間。
今日一日が終わったような満足感が得られたが、まだ朝の9時半。
今日は一日長く充実したものになりそうだ。

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