日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

性格と臨床の心理

2010年06月04日 | 心理学
大学で聴講する日。

聴講できなかった先週の講義テーマは「性格と臨床の心理」。
興味深いテーマだっただけに聞き逃したのが悔やまれる。

毎回講義の始まりに前回の復習を兼ねて、学生が出欠表を兼ねて提出する感想を先生が読み上げてくださる。せめてそこだけでも聞き逃すまいと集中。

18歳の学生さんの感想が興味深く、先生のコメントもこれまた面白い。例えば、こんな感じ。

学生さんのコメント。

「自分の性格は自分が一番良く分かっている。自分がわからなくて誰がわかるというのだ」

というような内容。

これに対する先生コメント。

「これは随分思い上がっていますね。自分の性格が全てわかるなんて事はありません。自分の背中が自分ではよく見えないようにね」

きっぱりとしていて小気味良い。

性格や心理、無意識の深層心理など、わからない部分があるから人間って面白いなと思う。

人は内向的、外交的、楽観的、悲観的、誠実、不誠実、勤勉、怠惰、などなど全ての要素を持っていて、自分が焦点を当てた部分が表出してくる、どこの部分に注目するかによって表れる部分が変わる、だから意識すれば表立った性格が変わる、というような事もおっしゃっていた。

そう、変えるも変えないも自分の思い次第。どういう自分でありたいか、それが大事なんだろうと思う。

で、今日のテーマは「無意識と深層の心理」。

いろいろな分析論や諸説あるけれど、人間は状況によっていろいろな心理になるので、一つの分析、ひとつの分類にいつも当てはまるとは限らない、という。

こうして、いつもいろいろと考えるきっかけを与えてくれる聴講なんである。

今日は時間がなくて学食に寄れず。
残念!


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村
ランキングに参加しています。
応援クリックして頂けると嬉しいです。m(*- -*)m

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アランフェス協奏曲&異邦人 | トップ | 神代植物公園&鬼太郎茶屋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

心理学」カテゴリの最新記事