日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

大人の生徒さんのレッスン風景

2012年05月09日 | ピアノ教室
ジャズ編


ジャズピアノで長く来て下さり、ゴスペルサークルの伴奏もされるなど、
アドリブもよくお出来になる方。

この日はスタンダードの「All of me」を一人で弾く場合と歌の伴奏の、
二通りのスタイルをレッスン。

使用楽譜はメロディーとコードネームのみ記載されたリード譜と呼ばれる一段譜。

自分がどういう雰囲気の音楽にしたいかによって、
メロディーも左手もまるで違う演奏になることをお伝えし、
私がいろんなタイプで弾くのを聴いて頂いた。

大きなため息をついておられたけれど、
私が伴奏しサポートすることによって雰囲気を掴まれた様子。
すぐにご自分なりの弾き方を見つけられた。

の伴奏の場合も同様で、歌い手がどういう歌い方をされるかによって、
伴奏もまったく違う弾き方になるので、二通りの雰囲気で弾いてみる。

こればっかりは、実際に歌い手さんと合わせないと
ピアノをどう弾くかハッキリと決められないのだけれど。
無難と思われる弾き方、それでいて生徒さんが弾きやすいパターンを模索。

アドリブ部分についてはご自分で考えて
楽譜に書いていらしたメロディーを少し手直しさせて頂いた。

生徒さんの作られたフレーズを大幅に直すことなく、
生徒さんにとって難しくなりすぎないよう、
それでいてもっとジャズテイストが感じられるように、
音とリズムをわずかに変える。
これが添削する私の目標。

これはさじ加減が難しい。
私の指導者としての力量が問われるところだろう思う。

その人らしさを失わないような添削。
もしかしたら、文章を校正する場合に似ているのかも?


こうして生徒さんのレッスンで刺激をもらい、
自分は自分でレッスンを受けて知識や力をつけ、
それをまた生徒さんのレッスンに生かす。

よい循環にしようと思う。




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コメント
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