こんにちは。
3回生のセンターです。
4月27日(土)~28日(日)、1泊2日で比婆山登山に行ってきました。
メンバーは1回生11人、2回生10人、3回生7人の合計28人です。
なんと1回生は全員が参加してくれました。
それでは、その模様をお伝えします。
どうぞ~!!
<1日目>
AM6:30 岡大に集合し、伝統のプレゼント渡しをします。
AM7:00比婆山に向けてバスで出発です。
AM9:30比婆山に到着です。
予想以上のヒンヤリとした空気にびっくりです。
AM10:30 大膳原に向けて山行開始です。
例年だと六ノ原からまずは出雲峠を目指します。
しかし、私のPTは毛無山に寄り道することにしました。
毛無山に行ってみたかった理由は、山頂が広く開放的で、景色も最高と聞いたからです。
PLのわがままで毛無山に行くことになった同じPTのメンバーには申し訳なかったです。
毛無山まではだらだらとした上り坂が続きます。
しかし、みんな元気に登っていきます。
対照的に、私はヘロヘロです。
メンバーから励まされながらなんとか歩みを進めます。
ほんと、情けないPLです。
AM11:30 毛無山に到着です。
聞いていた通り、山頂は広い平原で、眺めも最高でした。
疲れも吹っ飛びます。
メンバーも少し(?)は喜んでくれている感じだったので、ほっとしました。
PM12:50 烏帽子山に到着です。
近くの烏帽子岩を見に行きました。
少年の心に戻ったようにみんな夢中で岩に登っていました。
そんな楽しそうな様子を傍から私は眺めていま……
いいえ。
違いました。
PLの私が一番はしゃいでいたかもしれません。
ただ、この時1つ思ったことがあります。
それは、「こんなたのしい時間がずっと続けばいいのに……」です。
そんなこと不可能なことはわかっています。
それでも、そう願わずにはいられないくらい、みんなのキラキラした姿にこみ上げてくるものがあるのです。
PM13:40 無事に大膳原に到着です。
小屋でトランプをする人、外でおにごっこをする人、ゆっくり休む人など各々が自由な時間を過ごします。
そして、みんなで夕ご飯づくりをします。
私は、みんなでご飯を作って食べるこの時間が好きです。
みんなは普段、岡山で一人暮らしをしている人が多いです。
それゆえ、テレビや携帯を見ながら黙って食事をすることが多いと思います。
しかし、山行ではこうしてみんなで協力して作り、会話をしながら食事を共にできます。
これはとてもすばらしいことだと思うのです。
たしかに、小さなことかもしれません。
しかし、この小さな幸せが、みんなが登山するうえでの大きなエネルギーになると思うのです。
夜には満天の星を見ることができ大興奮でした。
<2日目>
AM5:30 一日の始まりです。
夜が予想以上に冷え込んだせいで眠れなかった人が多くいました。
眠たい目をこすりながら朝ごはんを作ります。
AM6:45 吾妻山にサブザックで向かいます。
昨年は分岐で迷いましたが、今年はその教訓を生かして、スムーズに進むことができました。
AM7:15 吾妻山山頂に到着です。
山頂からは大山も見えました。
AM8:30 小屋でパッキングをし、いざ六ノ原に向けて出発です。
まずは比婆山に向けて登り返しです。
これがまたしんどいのです。
AM9:30 比婆山に到着です。
近くの産子の岩を見に行きます。
そして再び池ノ段に向けて登り返します。
ここまでくると、もう登りに体が慣れてきました。
AM10:45 池ノ段に到着です。
ここで、昼ごはんを食べようと思ったのですが、なんと六ノ原に置いてきてしまったことが判明しました。
実は、昨日の夜ごはんを作るときにも、まな板、ラードを忘れる、プリ缶を1つしか持ってきてないなど、忘れ物の多さに頭を抱えていました。
そして、ここで再び昼ごはんの忘れものです。
度重なる忘れ物に私のイライラはピークに達しました。
なんで出発の時にメンバーに確認しなかったんだろう。
PLとしての責務を全うできなかったことに悔しさがこみ上げます。
上回生が不安な顔をすると、1回生にもそれが伝わるので、笑顔でいようと心がけてはいたのですが、この時はダメでした。
PT内にもなんとなくどんよりしたムードが流れていたような……。
ほんとに申し訳なかったです。
AM11:45 立烏帽子駐車場に到着です。
昼ごはんがないためトイレ休憩だけして、足早に六ノ原に向かうつもりでした。
しかし、先に到着していたPTが事情を知り、昼ごはんを分けてくれました。
とても嬉しかったですし、自分の中で変に気負っていたものがパッとなくなったような気がしました。
PM13:30 なんとか六ノ原に帰ってきました。
達成感というよりは安堵感が広がりました。
この後、温泉に入って疲れを癒しました。
そして、夜にはキャンプファイヤーで楽しい時間を共有しました。
最後に、今回の山行では個人的に危機感の無さが課題になったと感じました。
私自身、誰かがやるだろうと人任せにしていたところがあります。
その結果、いろんな人に迷惑をかける形となってしまいました。
安全な山行ができて、はじめて楽しい山行ができるのだろうと思いました。
なんだか暗い終わり方になってしまいましたが……持ち直します。
新体制になったばかりのワンゲルですが、ほんとに個性豊かなメンバーがたくさんいますし、頼もしい人たちばかりです。
みなさんでこれからも応援しましょう!
私も応援します!
長々となりましたが、失礼します。