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ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

せっかくなんで、もっと峠のパノラマを!

2006年10月31日 02時17分06秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
せっかくパノラマまで来て「1枚だけ」しか載せないなんてもったいないから、もっとアップしますねっ!

どうです、この眺めもいいでしょう!


このあたり、アルプスの中では標高が低い方なんですが、冬になれば雪景色になるそうです。

そして、この写真の中ほどに緑の芝のような場所が見えると思うんですが・・・

そこは冬になれば「ゲレンデ」になるそうです!



そうです、このあたりはウィーンっ子のスキーリゾート地でもあるわけなんです。


そういえば、この峠に来る途中の駅に・・・

「~スキー場前」といったような名前の駅がありました。
ごくごく普通のローカル線の駅でしたが、冬になるとウィーンからの特急列車が停車するとか。

まるで「上越線」&「ガーラ湯沢」みたいですね。。。


冬だけでなく夏も「避暑地」としてもここは人気です!

19世紀の終盤に鉄道が完成してから、ウィーンの王侯貴族がこぞってここに別荘を建てたり、ホテルに泊まったりして「軽井沢のごとく」夏を過ごしたそうな。
今でも創業100年以上のホテルも健在だし、アクティブ系のレジャーも充実してることもネットで調べて分かりました!


あっ、そういえば、このあたりにゴルフ場もあったような・・・
ほら、そこのあなた、ここで「接待ゴルフ」、どうですか???

。。「ナイスショットッ!」

・・・そんなん、おるかいな?!

や~~~っと「パノラマ」にたどり着けた・・・

2006年10月29日 00時18分56秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
間違えた道をやっとのこと駅まで戻ってから、こんどはもう1つの道、つまり急な登り道をとりました。


やっぱり最初は不安でした。

でも3分くらいで次の標識が見えて・・・
ちゃんと「パノラマらしき標識」があったんで、先ほどよりは確信を持って進めました。


廃墟となったホテルの横を進んだ先は「人の足で踏み固められてた」土の細い登り道なってたんです。
しかもまた林の中に入っちゃうし・・・
この先、ほんとにあるのかなぁ~、ってまた不安に・・・

でも、「この先、もうそんなに長くないだろう・・・」ってことは先ほど道に迷いながらも地理カンだけはつかんでたんで、ますます期待が膨らんできました。


そうして進むうち・・・

反対方向から、ご夫婦が来て・・・

このチャンスを逃すまいと、すかさず聞きました。

「この先にパノラマ(展望台)がありますか?」

答えは「Ja!」

これで、ひと安心!



それからそんなに進まないうちに・・・

や~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、見えました!

やぐら風に立てられた展望台が!!!


あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ。
苦労して来た分、その風景は、ほんとに、ほんとに、絶景でした!!!!!

この感激はどんな言葉を使っても言い表せないくらい!



確かに時間ロスは大きかったけど、この雄大な風景を見た瞬間、何もかも忘れてしまいまいた。。。


そのパノラマから見た風景がこれ↑です。

真ん中あたりに赤い線が見えるのが、峠を登ってる列車です。

ここから見えるものを手にとって見れるなんて、まるで空を飛んでる鳥のような気分でした。

峠の中心で「ヤバイっ!」と叫ぶ!?

2006年10月23日 01時04分57秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
・・・って、思いっきりパクってますね、タイトル。。。


それはともかく。。。


ローカル電車に乗って15分、目的地の小さな駅で降りました。

ここは無人駅。
もちろん峠のど真ん中。
よって駅の前には家が何件かあるだけ。
それも人の気配がほとんどない。。。
もちろん「お店」というものなどありゃしません!

そんなところで降りちゃいました。

でも、ここが目的の「センメリング峠のパノラマ」が見れる最寄り駅なんです。


この峠については、事前に日本でよ~く調べました。
〆(@@;)
何度も何度もネットで詳しい情報をゲットしようとしました。

でも、肝心の「パノラマまでのアプローチ」がどうしても分からなかったんです。


なんでちょっと心配でした。。。
「行きゃなんとかなるだろう!」とは思ったんですが。。。


駅前には幸いそのパノラマへの道標が一応ありました。

でも。。。
「ドイツ語」です。。。
知らない単語も多々。。。


しかもそんな肝心な時に限って辞書はスーツケースの中。。。
つまり手元に無いっ!

もうしょうがないっ!
2つある道のうちのひとつを選んで進みました。

ちょっと歩くともう人の気配が全く無い。。。
段々心細くなりながらも、「この先にパノラマがあるんだろうな。。。」という期待を持って歩きました。


でも、行けども行けどもそれらしき場所にたどり着きません。。。
列車が通る音は聞こえるんですが、肝心の姿がたくさんの木に遮られて全然見えないんです。。。

さすがの楽天的な自分でもだんだん不安が大きくなってきました。

「ヤバイ、道間違えたかも・・・」


でも、もうほとんど手遅れ。。。

思いっきり変な方向に進んでしまい、とうとう行き止まりまで行ってしまいました。
しかもパノラマの「パ」の字も当てはまらない場所に。。。

かろうじて陽が当たる場所だったからよかったですが、これがうっそうとした森の中だったら・・・と思うと今でもぞっとします。


「こんなところで死にたくないよ~~~っ!」

「後ろや影で人なんかいないだろうな・・・」

とこの時ばかりは、ほんとビビりました。。。



この時、ほんと後悔しました。

駅の前で数人だったけど地元の人を見かけたから、ちゃんと聞いとけばよかった。。。


幸い、無事に駅まで戻れたから良かったけど、時間(30分くらい)と体力(夏の午後の日差しの下を歩いた)の無駄遣い。。。
こんなこと、やっちゃいけませんね。。。


そんな状況でも歩きながら見えた風景は、ちゃんと撮っておきましたよ!

風の音が聞こえてきませんか?

いよいよセンメリング峠!

2006年10月20日 16時46分03秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
荷物を無事預けられて、ここからいよいよセンメリング峠へ向かいました!

午後3時、普通列車に乗ってMurzzuschlag駅を出発。


ここを走るローカル電車は従来のものなので、窓が開く!
もちろん全開にしましたよ!!!

あ~~~~、何度も言うけど、やっぱりこれがしたかった!


山や丘のまぶしい緑がより身近に感じられるのはやっぱり気持ちいい!!


カタンコトン響く列車の音も「旅してるな~」って雰囲気盛り上がるし。。。

そして駅に停まってる時のあたりの静けさ・・・

窓の開かない列車ではぜったい味わえない醍醐味ですよねっ!



さらに、このあたり、標高こそそんな高くないけど、アルプスのど真ん中だからカーブも多い!

そして窓から見て分かったけど、かなり登ってる!!
センメリング駅のトンネルまではほとんど登りっぱなしだったかな?!



そんな沿線の風景をとってわかるような写真、載せて見ますね。
自分でもこの画像を編集してた時、思わず手を止めてその風景に吸い込まれてしまったんです。。。

その時も、きっとそう思ってシャッター押したんでしょうね。
思うがままに撮っておいてよかったです!

アルプスの麓の駅で「ガチンコドイツ語バトル」した!?

2006年10月20日 03時40分12秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
前日ちょろっと紹介した「降りなければならない駅」にはグラーツから1時間で到着しました。

そこは「アルプスのど真ん中」。
「Murzzuschlag」という駅でした。


なんでここで降りたか、というと・・・

この先にある「センメリンク峠」の風景をぜひこの目で見てみたかったからなんです。


というわけで、身軽になるために荷物置き場を探したんですが・・・

ない!


確かにホームにはそれらしき「マーク」はあったんですが。。。
その方向にはそれらしきものが無い!!

そしてホームや駅舎を行ったり来たり探したけど・・・
やっぱり無い・・・


峠に向かうための普通列車の接続が30分以上あったとはいえ、さすがに焦りました。。。
まさか、山ん中をスーツケース引きずるわけにはいかないだろうし・・・


で、しょうがないから改札の駅員に聞いて見ました。

試しに。。。
「英語しゃべれますか?」とドイツ語で聞いてみたら・・・

「Nein!」

あわわぁ~

ますます窮地に・・・

でもそんなことでせっかく楽しみにしてた峠のハイキングをあきらめるわけにはいかない!

で、こうなったら最後の手段。

覚えてる限りのドイツ語で。。。

「このスーツケース、ここに、お願い!」

「預ける」とか「キープする」とかいった単語が思いだせなくて、ただ単語並べただけだったけど。。。

でも、とにかくここはもう「感情」まるだしでお願いしちゃいました。


すると、その駅員。

「こっち来てくれないか?」

もしかして。。。と思ってホームの方に回ったら、その人が駅員室のドアを開けてて。。。

「ここに預かるから!それならOKだよ。」


やったぁ~~~~~~~~~っ!!!!!!

言ってみるもんだ!


で、その駅員、ご丁寧にちゃんとそばにあった時刻表を見せてくれて・・・

「どの列車に乗るんだね?」

「この列車で行って、この列車で夕方6時頃もどるから、その時はちゃんと戻してくれるようにお願いしますね!」

たどたどしいドイツ語だったけど、分かってくれたようで、や~っとひと安心。
ノープロブレム、いや「カイン プロブレム」でした。


確かに、この時はほんと心臓バクバクでした。
でも、今となればレベルはどうであれ、これは自分的には「ガチンコドイツ語バトル(?!)」してたんですね。
多少だけど勉強しといてよかったよかった・・・
「(^^;)

「ウィーン行きのユーロシティ」はチト感激・・・

2006年10月19日 01時31分11秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
グラーツ駅からは「この駅始発のウィーン行きのユーロシティ」に乗りました。


ここで「」って思った方、鋭いです。

本来、ユーロシティは「国際列車」なんですが・・・

この列車は「国内列車」なんです。


となると、自然に・・・

「なんで”ユーロシティ”なの?!」


そう疑問が浮かんできますよね。。。


そこに「この国の鉄道事情」が見えてるような気がします。

オーストリアにはTGVやユーロスターの類の自国の新幹線や高速運転ができる路線
がありません。
一応ドイツからICEは乗り入れてますが、時速250キロもスピード出せないんで
す。


その代わりとして・・・

「よりグレードアップした車両」を使った特急列車を「国内のユーロシティ」として
使ってるんでしょうね。
それらは「OBB EC」(Oの上にウムラウト)として走ってます。
。。。

もちろん、国際列車としてのユーロシティもこの国にはたくさんありますよっ!



ちょっと難しい話になっちゃったけど、戻りますね。。。


ユーレイルパスの恩恵を受けて1等に乗ったら・・・

「こりゃめちゃいい感じっ!」


車内に入ったらいなや、驚いちゃいました!!!

今度はオープンサロンの車両だったんですが・・・

1人掛けの席の大きいこと大きいこと!


そしてさっき書いたとおり・・・

「ユーロシティ用」らしくシックで落ち着いた雰囲気でまとまってました。


そのユーロシティは定刻にグラーツを出発。


しばらくすると検札があって。。。

それはいつものことだけど、その後が驚いた!


車掌が「新聞」を配り始めた!!!
(無料だよっ!)

「どの新聞がいいですか?」って聞いてきたんで。。。


「東スポないですか?」
\(^^;)

。。。てのは冗談で。。。


ローカル版っぽいの、選びました。

でも、みんなドイツ語だったんで読めないから同じだったけどね。。。
「(^^;)


そしたら、今度は隣の食堂車からウェイターが注文を聞いてきた!

これはもちろん有料なんで、「Nein、Danke!」と丁寧にお断り・・・


でも注文してた客、何人かいたなぁ~
時間が良かったからかもしれないけど。


と、ここまでが、乗ってから数十分間のことでしたが・・・

それは欧州の国際列車を知り始めた頃にビデオや本で見て・・・

「こんな列車にぜひ乗ってみたい!」

・・・そう憧れた「列車のシーン」そのもの!

しばらく忘れてた「ドキドキ感」をゆったりと座ってるうちにジワジワ思い出しまし
た。



列車はなおも夏の日差しと抜けるような青空がまぶしいアルプスの麓を駆け抜けて、
じわりじわり峠に向けて登ってました。

「車窓も車内も」まさに以前から思ってたヨーロッパの風景。
そんな雰囲気が、ほんと気持ちよかった。。。
いまこう書いてても、「また乗りたい!」と思うほどです。


できればウィーンまで乗りたかった!
ほんと、降りたくなかった!!!

でも、途中で降りなければならなかったんです。
こういうときに限って。。。


なぜかって・・・

それは次回のお楽しみ!!!

グラーツで発見! その2 「レバーケーゼ」

2006年10月16日 23時06分46秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
すみません、また「食べかけ」、載せちゃいました。。。


これは、数日前に載せた写真の広場から乗った路面電車の停留所のそばのスタンドで食べました。

「レバーケーゼ」といいます。


辞書によると「ドイツ版ミートローフ」と書いてありました。
あと、ネットでちょっとチェックしたら「ミンチした豚肉に香辛料など混ぜたもの」とも載ってました。
そのままオードブルなんかで食べても、または焼いてもいいそうですよ!


で、肝心の味はというと・・・

「Sehr Lecker!」

(めちゃうま)

・・・でした!
(あくまでも個人的に、ね。)


このレバーケーゼ、オーストリアだけでなくドイツでもソーセージスタンドスタンドで「パンにはさんで」売られてます。

でも値段はソーセージよりも安いんですよ!
そんでもってボリュームがなかなか!!!

なんで、ドイツ語圏で「お金ないけど腹減った!」って時は・・・


「Wurststand」で「Leberkase」!
(「Kase」の「a」の上に点が2つ付いて「エ」と発音)

ぜひお試しを!

グラーツで発見! その1

2006年10月16日 01時04分21秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
グラーツの街中を歩いてたら、これ発見!

どうです、かわいいでしょう?!


旅行代理店のショーケースに置いてあったんだけど、日本でもよくJALとかANAので似たようなのありますよね。


ちなみにこの飛行機のロゴは「ラウダ航空」。

この名前にピンときたあなたは、きっと「飛行機オタク」か「F1マニア」間違いなし!

・・・てのは冗談です。


でも、簡単に説明しますね!

「ラウダ航空」とは・・・

「元F1レーサー」ニキ・ラウダ氏が設立したオーストリアの航空会社なんです。
確か「ユニフォームがジーンズ」ってことでも話題になったんですよ!

空港でまだこのキャリアの飛行機を見たことがなかったんですが、街中でこんな形で見るとは思ってませんでした。



街の雰囲気だけでなく、一軒一軒のぞいてみると思わぬ発見があるもんですね!
確かにグラーツにいたのは短い時間だったけど、のんびり歩いてて良かったです。
。。。。。

もっとグラーツにいるべきだった!

2006年10月14日 13時44分47秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
グラーツはオーストリア第2の街。

クラッシックファンの方なら・・・

「指揮者、カール・ベーム」が生まれた街で有名であり。。。


そして、世間体の日本人なら誰でも知ってる(はず・・)

「アーノルド・シュワルツェネッカー」の生まれた街でもあります!


ちなみにフットボール場は「アーノルド・シュヴァルツェネッカー スタジアム」というそうです。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなグラーツ、今回の滞在予定時間はなんと2時間のつもりでした。

でも、荷物置き場探しに手間取って・・・


さらエキナカで、サイバーカフェを見つけてブログ書いたりで・・・

気がついたら40分くらい費やしてしまいました!



ここから街の中心まで路面電車があるのは知ってました。
でも、往きはあえて歩いてみました。
。。。。。
距離にして約1キロ程度。
20分くらいで着くだろう、と予測してたからです。。。


でも、お昼時の強烈な日差しのもとで歩くのはチトしんどかった・・・
できるだけ日陰を選んで歩いたけど、この20分間は本当に長く感じました。。。


川を渡り終えて、入りくねった道を通り抜けると、そこがこの街のヘソ、マルクト広
場。
さほど広くないこの広場には、路面電車や売店、さらには人があふれていて、そのに
ぎわいはリュブリャーナ以上でした!


でも、それでも殺気だった雰囲気が全然なかったのは、広場を取り囲む建物が並んで
たからでしょうか。

落ち着いた、でもちょっと優雅なデザインの店やホテル、さらには市庁舎が、広場と
調和するように目の前に広がっていました。

「あ~、ここもやっぱりヨーロッパの街なんだ」って。。。


その街風景は、ウィーンやザルツブルクにもひけをとらないと思います。


そんな街中を時間が許す限り歩いて見ました。

本当はお城まで登りたかったんですが、なにせこの時点で「あと1時間」だったん
で、広場の周りだけ、に絞ってみました。

広場からちょっと入ると、石畳の坂道や小道があって、う~ん、やっぱり惹かれちゃ
いますね。。。

思わず右へ左へ寄り道しちゃいました。。。



そして午後1時。
30分後に列車に乗らなければならなかったんで、後ろ髪を惹かれる思いで、路面電車でこの広場を去りました。。。

あ~、やっぱり「この街を2時間で周る」なんて、もったいなかった!
いつものことながら、タイトなスケジュールにほんと、後悔しちゃいます・・・
また来てみたいです!

「ガチンコ国際交流(?!)」だった国際列車のコンパートメント

2006年10月13日 14時59分53秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
長い間ダウンしちゃったために、この旅行のこともスロヴェニアの国境で滞ってしまっちゃいましたね。。。

でも、そろそろ書けそうになったので・・・

再開します!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マリボール駅での接続は、幸い乗り継ぎのユーロシティが隣に停まってたんで、問題なく乗れました。

でも、出発しません・・・


ここで「停まったまま」出国審査が始まったからです。。。

だったら「接続時間3分」なんておかしいじゃん!


・・・と思ったけど、「車内に乗客をいったん乗らせて(閉じ込めて)から審査する
のか・・・」と思ったら納得。。。


審査はいたって簡単だったせいか、結局、10分程度で終わり!
そしてマリボールを発車しました。

ここから国境にかけてはアルプスに近いところを走るので、カーブや坂、トンネルが
多かったです。

例によって、「国境はどこだろう?」と目を凝らして見たけれど・・・

分からん!
(><)


そんなことしてるうちに通過する駅の表示板の形と色が変わった・・・

もうオーストリアに入ったようでした。。。



そのオーストリア内最初の停車駅で今度は入国審査。

これも問題なく、簡単に終了!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「さあ、あとはグラーツまでのんびりと・・・」と思ったら・・・

コンパートメント内の隣のオッサンがこんなこと言い出してきた!


「パスポート見せてくれないか?」


そりゃ、警戒しましたよっ!
「こいつ、何考えてんねんっ!」って。

でも、恐る恐る、”一応”渡しました。

相手は窓側、こちらは通路側。
窓は開かないから、どう小細工しても外に出せないし。。。

「オッサンが強引に逃げない限りは・・・」と、一瞬たりとも目を離さずに注意深く
チェックしてました。


そして色々聞いてきましたよっ!

「旅行できたのか?」
「どこへ行ったのか?」
「これ、何て読むんだい?」

別にパスポートナンバーをチェックしてたわけでもなく、スタンプを色々眺めてたみ
たいだったんで、一応答えてあげました。。。


そして、返してくれたのは10分後。
ふ~、やれやれ。。。



でも、それで終わらないのがSuzukky。
すかさず突っ込みました!!!

「”あんたのも”見せてくれないか?」

見たい見たくないかかわらず、ちょっと強い態度見せないと「弱腰な日本人」をまた
見せちゃうからね!


でも、彼は快く見せてくれました。

紺色のそのちょっと古びた旅券はキリル文字の表紙でかかれてました。

そして、中を開いたら。。。

ここもキリル文字ばかり・・・・
分からん・・・
(ーー;)


ちょっと困惑したSuzukkyを見て、オッサンはすかさず言いました。

「俺はブルガリアから来たんだ!」


ブ、ブ、ブルガリア?
\(@@;)/


日本人が「ブルガリア」と聞いたら、これ突っ込むしかないですよね!


「日本じゃ、ブルガリアから来た”スモーレスラー”が有名なんだっ!」


そしたらそのおっさん。。。

「スモー、What’s That?????」


「へぇ~、地球上にはまだまだこの”日本の国技”が知られてない所があるんだ・・
・」

身をもって知りました、ハイ・・・


まあ、でも、そんな話をしてるうちに段々打ち解けてきて・・・

ブルガリアン、さらにこんなことも言ってきました。


「俺は、実は”マケドニア国籍”も持ってるんだ!」

マ、マケドニア???


旧ユーゴの一国であること、アルバニアとの国境に湖があること、それくらいしか知
らないマケドニア。。。


「日本じゃ知らない人がいっぱいいるだろうけど、すっごくいいところだから、ぜひ
行ってくれ!」

そうアドバイス(?!)してくれました。

「ぜひともっ!」


”中欧大好き!”のSuzukky、他になんて答えるでしょうか?!


そんな話をしてるうちにグラーツに到着。

お互い、この駅で下車でしたが、向かう先が違ってたんで、ホームでお別れ。

「ありがとう、気をつけて!」

固く握手して別れました。。。


この国境超えの間、ある意味「ガチンコ国際交流」しちゃいましたね。
(一応言っときますが、会話は全部英語でした。。)

しかも「ユーロシティのコンパートメント」で!

ヨーロッパ旅行らしい体験ができて、結果的にはよかったかな?!

苦手な「振子式」電車だったけど・・・

2006年10月03日 02時08分39秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
ホテルを8時過ぎにチェックアウトして、駅に向かいました。
。。。。。

これから乗り継ぎでウィーンへ。
いよいよリュブリャーナとも、そしてスロヴェニアともお別れです。


そのトップランナーは国境のマリボール(Maribor)まで行くインターシティー。

と言っても、先日乗った「中古」の列車ではありません。

最新型の振子式電車でした!


と書いたら、すごく聞こえがいいと思うでしょう?!

でも、Suzukky、この電車、あまり好きでないんです。



「振子式電車」とはカーブの時に右に左によく傾くようになっていて、それでスピードを落とさず走ることができる電車なんです。
日本でも「しなの」「くろしお」「スーパーあずさ」などがこのタイプですね。

ジェットコースターのように、と言ったら極端ですが、遠心力が普通の列車より強くかかるので、慣れてないとちと大変。。。



しかもこの列車は全席指定!
なんと、こともあろうに席は進行方向と反対向き。。。
(これも苦手・・・)
ほぼ満席だったんで席は変えられず。。。

おまけにただでさえ「さえない」朝。。。

マリボールまでの2時間、「もう寝る!」と決めました!


8時半、いよいよリュブリャーナ出発。

やっぱり速い速い!
カーブも全然スピード落とさず快調にとばしてるっ!

でも、思ったよりは速くない!(←言ってることが全然違う。。。)

ていうか、始めこそ心配でしたが、慣れてきたら少しずつ目を開けて、景色を負担にならない程度に眺めるようにしました。


マリボールまでの景色もやはり緑が多かったです。
夏の日差しにまぶしさに負けないくらい輝いてた山や丘、森や畑のみどりが。。。
いっぱい、いっぱい輝いてました。。。



特急列車だからスピードアップが必要だったでしょうが、この景色もゆっくり見たかった。。。


でも、終点まで無事に乗れて、ほんとひと安心!
振子式も、逆向きの席も、クリアできたわけだから!

苦手意識が少し薄らいだかもしれません。。。
よかったよかった。。。

リュブリャーナで泊まったホテルは・・・

2006年10月01日 01時39分45秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
ここが3泊したリュブリャーナのホテルの部屋です。

日本の旅行会社を通じて予約できたリュブリャーナのホテルが数少なかったんですが、ここにして大正解でした!
(1泊朝食付で13000円程度でした)


そのホテルはこの街で唯一の「5つ星」だとか。

でもSuzukkyから見れば「4つ星」かな?
いや、「いい意味で」ですよっ!

というのは。。。

今までの「数少ない」ファイブスターホテルの経験からすると。。。
そういったホテルは「確かに快適なんだけど、なんか”豪華すぎて”自分とは不釣り合いのようで・・・」ってのが本音でした。。。

その時は今回と同じで「他に適当なホテルがなかったんで、”仕方なく”高級なホテルに泊まった」んです。。。


でも今回泊まったホテルは違ってた!!


いわゆる「お高い」雰囲気がそれほどなかったし。。。

フロントも入口もめちゃめちゃ「豪華」ってわけでもなかったし。。。
(でも広くて清潔でしたよっ!)

泊まってた人もごくごく普通の旅行客が多かったし。。。
(時期柄かもしれないけど)

部屋も「いらん設備」が少なかったし。。。
(ほんとの5つ星には多いんだよね・・・)

でも、「ちょっぴり」ゴージャス感があったし。。。


だから「背伸び」せず、等身大で過ごせることができました。



その部屋、3泊くらい泊まって、ちょうど良かったです。
1泊だったらちょっともったいなかったくらい快適でしたよっ!


浴室には足を伸ばしてバスタブに入れたし!

ベッドはダブルだったから大の字に寝れたし!

窓からは近くの公園や山が眺めれたし!

テレビはいっぱい見れたし!

ミニバーの冷蔵庫には「スーパーの買い込み」を保管できたし!!!
(↑コラコラ・・・)

部屋も狭くもなく広くもなく、ちょうどいいくらいだったし!!!

5つ星の割には値段は手ごろだったし!


だから、個人的には、ほんと大満足のホテルでした!!!



ただ注意して欲しいのは、ネットやメールや電話、もしく現地で「直接」申し込むと「とっても高い」です!
確か1泊2万円は下らなかったような・・・
(バーゲンセールがあったなら別ですが・・・)

なので、「割安で泊まりたい!」と思ったら、旅行会社で個人旅行者用に用意してるホテルリストを使って申し込んだ方がベターですよっ!


このホテルに限らず4つ星、5つ星のホテルはこのやり方だと時期によってはかなりお得になることがあります。

例えばこのリュブリャーナのホテル、普段はビジネス客が対象のようなので、夏休みが「シーズンオフ」となってるんです。
もちろんリストにも「シーズンごとの値段」が載っていて、夏休み期間の値段は6月よりもお手ごろでした。

しかも今回はなぜか、申し込んだ時点で旅行会社から「ホテルリストに載っていた値段よりもさらに安い料金」を紹介してもらえたんです!
もう超ラッキーでした!!!


あっ、ホテル予約の「裏ワザの話」じゃなかったですね。。。


でも、ホテル選びもなかなか楽しいですから、みなさんもぜひぜひ知恵を絞って、予算と目的に合わせていいホテルを選んでくださいねっ!

キリル文字のTV番組、分からん・・・ (ーー;)

2006年09月30日 02時30分53秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
今回から4日目を書きます。

正直、一ヶ月ずっと書いてきて、「思ったよりは早く進めてる」って感じです。


その一方で「なんか書き足りてない・・・」って不満も。。。


でも、まあ、このあたりが「日程の中盤」なんです。。。
つまりまだ「全体の4割程度」だと思ってるんで。

・・・となると、いつ終わるんだろう???



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この画像はたまたま朝見たTVから。

このホテルのテレビはいろんな国の放送を見ることができました。

クロアチア、オーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、CNN、MTVはもちろん・・・

セルビア、モンテネグロ(←この2つは分離しましたよね!)、さらにはロシア、トルコまでも!!!

チャンネル、確か「20以上」はあったかな???


その中で目を引いたのが↑これ!

文字がキリル文字!!!


もちろん何言ってるか?
さらに何て読むか?
(「ベオグラード」だけ分かった・・・)

・・・全然、分かりません・・・・・
(ーー;)

さらにどこの国の放送なのかも・・・


そしてこのお姉さんの不機嫌な表情・・・

もしかしてロシア???

だからってわけじゃなかったですが、ある意味、すごく印象的だったんで撮ってしまいました。


これから先、もし「東欧を極めよう!」としたら避けて通れないのがこの文字ですよね。

顔文字で時々みかけるものもあるけど。。。
(あれは確か「D」の発音の文字だっけ?)

ほとんどがどう読んで、どう発音していいのか分からん!!!


う~ん、勉強しようかなぁ~???
でも、きらいなんで・・・
「勉強」って言葉。。。

「リュブリャーナ風ステーキ」って・・・

2006年09月29日 03時00分35秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
写真撮るのに夢中になってるうちに、空はすっかり真っ暗に。。。


いつまでも空腹のままでいられないので、レストラン探し始めました。
。。。。。

確かにたくさんありました、レストラン・・・

でも・・・
探してた「スロヴェニア料理を扱ってる」レストラン、見つかりませんでした。。。
。。。。。


あったのは・・・

イタリアン、中近東、スペイン、そしてアメリカ・・・

店頭にあったメニューを見てもありきたりのものばっかりで、どうも食指が動きませんでした。。。



そうしてるうちに30分以上たち・・・

時計を見たら午後10時近く!



さすがにこのまま帰るわけにいかなかったんで、仕方なく通りの一番奥にあったレストランに入りました。。。


テラスに腰掛けてメニューを見たら・・・

あったじゃないですかっ!!!


「リュブリャーナ風ステーキ」

迷わずこれをオーダーしました!!!


数十分後、そのステーキが来ました!
「どんなステーキなんだろう?!」って期待してたら・・・

「?????」


・・・これ、トンカツじゃないですが・・・

さらにナイフを入れたら・・・

「ハムとチーズ」が入ってた。。。

これっていわゆる「コルドンブルー」ですよね。。。

これなら食べたことあるわいっ!!!

メニューをよく見てなかったSuzukky、自分自身にちょっとあきれてしましました。。。



でも、気を取り直して「ひと口」したら・・・

「お、おいし~~いっ!」


箸が、じゃなくてフォークが進む、すすむ・・・
もうこの失敗のこと忘れて、夢中になって食べてました!


「大きさ」と「へヴィーさ」の割りにはペロリと10分程度で食べちゃいましたよっ!
後半は「食べるのを楽しまなきゃ!」とペースを落としたほどでしたが。。。



そんなミスでもしっかりと写真、撮っておきました。
「ネタ」になるだろうと。。。

いや、「ネタにしよう!」と。
失敗談はネタにしやすいですよねっ!
/(^^;)

夕食を食べるつもりが・・・

2006年09月28日 00時10分41秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
夜8時半ころ、ひと息つけたところで夕食に出かけました。
。。。。。

この夜はスロヴェニア最後だったんで、「スロヴェニア料理を・・・」とお目当てのレストランをまず数件行って見ました。

幸いホテルの近くにどちらもあったんで早速店内をチラッとのぞいてみたんですが・・・

どこも人がいないんだなぁ~


ロンプラや歩き方でチェックしたんだけど、「そんなに評判悪いの?」と気になってパスしました。。。
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そんなわけで次に向かったのは、街の中心、リュブリャーナ城のふもとへ。

特に三本橋付近はこの街の中で一番にぎやかな場所でした。
混雑してた、ってほどじゃなかったけど、こんなに人が集まってたのをリュブリャーナで見たのは今回初めて!



それとこのあたり、ライトアップもされて、きれいでしたよっ!

プレシェーン広場では教会や銅像、周りの建物はもちろん、その後ろのお城まで夜の明かりの灯されます。

その照明が、また「明るすぎず暗すぎず」でちょうどいい感じ!
落ち着きのある街並みをより引き立ててました。


そんな風景に目を奪われて、お腹へってたけど、しばらくデジカメ片手に撮りまくってました。

その内の1枚がこれ
ちょっとブレてるけど、いいムードじゃないですか???