大月東中学校 美登里の日々

われら励みて人たらむ
われら学びて知るを得む
知るは即ち愛深き
行いをもて証とす
東中学 いや栄えあれ

職場体験学習を行いました。

2010年11月15日 09時01分31秒 | 学校生活
 11日(木),キャリア教育の一環として,2年生が総合的な学習の時間を使い,職場体験学習を行った。
 2学年主任の遠山先生が学年便りに書いた一文を掲載する。


 昨日,職場体験を無事終了しました。どうでしたか?よい体験ができましたか?帰ってきたみんなの顔はとてもいい顔をしていました。数人の人と話をしましたが,「楽しかった」「勉強になった」という感想が聞かれました。
 私(遠山)が望んでいたのは,とにかくお客さん扱いをしないでほしいということでした。それぞれの職場で中学生にできることは限られているので,「掃除のようなことでいいので働かせてください」とお願いをしました。でも,みんのためにそれぞれの職場では,何をさせるか話し合ってスケジュール表を立て,いろいろな体験を用意してくれました。
 ある事業所では,「10:00会社説明・製品説明,10:30工場見学,11:00学習・測定,12:00昼食,13:00学習・制作実習,14:30まとめ」というようにスケジュール表が作られていて,担当者のお名前が入っていました。工場長さんがいろいろな部署と相談して作ってくださったそうです。
 大月警察署でもいろいろと秘密のことがあり,何を体験させたらいいのか苦労されたと思いますが,体験した天志くん,航大くん,将悟くんは,普通なかなかできない貴重な体験だったと言っていました。
大月消防署に行った馨くん,英治くん,泰生くんは,息を弾ませて,スリルと緊張感のある体験について話をしてくれました。
 コンビニへ行った人たちもレジに立たせていただいたようです。月カフェへ行った萌絵さんと光さんはお客さんに紅茶を入れたり,働いている方たちと一緒になっていろいろさせていただいたそうです。
 暖かく迎えていただいて,将来その職場で働きたいという感想を持った人もいました。挙げれば切りがありませんが,目を輝かせて体験を話してくれたみんなの様子を見て,職場体験をしてよかったと思いました。
 これからお礼の手紙を書いたり,体験をレポートにまとめてこの学習を終えることになります。しっかりとまとめができるといいですね。
 一日お疲れ様でした。

追伸
 「職場体験」の際は,2年生の保護者が経営されたり,勤務されている事業所へ行かせていただいた生徒もいました。いろいろとお世話になりました。ご協力ありがとうございました。また,職業観のアンケートへのご協力もありがとうございました。集計して生徒の学習に使わせていただきました。


 職場体験学習が社会見学と大きく違う点は,そこで働いている人たちへのインタビューにとどまらず,働く人たちとともに実際に自分も働き,頭だけでなく,体のすべての感覚を使って行われる学習活動であることだ。
 そして,学校や家庭とは異なった,光や音,臭いの中で,見ず知らずの大人たちに混じって同じ労働をすることを通して,働くことの意義や目的,なぜその職業(職種)に就いているのかを感じ,考え,理解するよう努めてくることを大きな目的として行われる。
 もちろん,1日やそこらで望ましい勤労観や職業観が形成されるとは思っていない。「緊張の1日目、仕事を覚える2日目、仕事に慣れる3日目、仕事を創意工夫する4日目、感動の5日目」ではないが,仕事をすることの辛さや,その辛さの向こうにある楽しさを感じるには,文科省も提唱する「キャリア・スタート・ウィーク」のように最低5日間は必要だと思う。体験日数については,他の教育活動との調整や,受け入れ事業所との緊密な連携が必要となるため,本校においても今後の大きな課題となっている。
 とりあえずはできることから,ということで行った今回の取り組み。わずか1日ではあったけれど,2年生たちはたくさんのものを学んできたようだ。君たちには,貴重なこの経験を生かして,さらに学習を積み重ね勤労観や職業観を形成していって欲しい。
 そのためにも,「楽しかった」「勉強になった」の一言で終わってしまってもらっては困る。きちんと,取り組みの始めから終わりまでを整理して,見たこと,聞いたこと,感じたこと,考えたことを記録(キャリア)として残しておこう。
 そして,日常の学校生活や家庭生活においても,勤労の意義,自分に課せられた役割と責任などを意識して生活できるようになろう。
 そうそう,忙しい時間を君たちの「指導」のために割いてくれた事業所の方々にも心のこもったお礼状を書くのも忘れずにいよう。君たちの「指導」は,本来の仕事に充てるべき時間を使って行われているから,きっと君たちが帰ったあと,その分の時間を残業して埋め合わせをしているはずだ。感謝の気持ちを忘れずに。

参考資料:文部科学省「中学校職場体験ガイド」←クリックしてください。

東中サッカー部,VF甲府のJ1昇格を決定づける勝利に貢献

2010年11月12日 09時03分17秒 | 学校生活
11月10日(水)付け読売新聞朝刊山梨版にヴァンフォーレ甲府(VF)の記事が掲載された。

多彩な攻めで圧勝
 サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府(VF)は7日,19位のギラヴァンツ北九州と対戦し,FWハーフナー・マイクのハットトリックなどで6-0で勝利した。甲府は18勝3敗11引き分けの勝ち点65で2位をキープ。昇格を争う4位の千葉が敗れたため,早ければ14日に宇都宮市の栃木県グリーンスタジアムで行われる次節の栃木SC戦でJ1昇格が決まる。


 この大事な一戦が行われた7日は,ホームタウンとして登録している大月市のサンクスデー。たくさんの大月市民がスタジアム西側を埋め,わが東中サッカー部もボールパーソンとして,VF甲府の勝利の後押しをした。
 石井部長をはじめとする新チーム18名が参加し,見ていても気持ちが良いくらいにきびきびと動き,自分に課せられた役割と責任を見事に果たした。目の前で繰り広げられたプロの華麗な技を学ぶ機会であるとともに,大会を運営するにはたくさんの人が関わっていることや,その一つが欠けても大会は成り立たないことを学んだと思う。
 これからは,大観衆に囲まれてピッチに立ってプレーするわずかな人たちの陰には,名前も知られない多くの裏方の存在があることを忘れないでいて欲しい。また,自分たちの試合もたくさんの人に支えられていることに気づき,感謝の気持ちを忘れずにプレーするよう心がけよう。
 そうすれば,きっとプレーの質も変わってくるはずだ。大月東中学校サッカー部のすがすがしいプレーを見せてくれ。

三者懇談のお知らせ

2010年11月12日 09時00分45秒 | お知らせ
1 日 時
   (1) 3年生    11月24日(水),26日(金),29日(月),30日(水)
   (2) 1・2年生  12月13日(月),14日(火),15日(水),16日(木)
   (3) 個別の日程につきましては,後日,各クラスより連絡いたします。

2 懇談場所
   各教室
    ※各階に保護者控え室を用意してあります。

3 その他
   (1) 3年生は,必要に応じて12月13日(月)~16日(木)にも,2回目の三者懇談を行うことがあります。該当の方にはその旨を連絡致します。
   (2) 時間を有効に活用するため,御質問等は,事前に御用意下さい。
   (3) 車でお越しの場合は,駐車に御注意下さい。

校内ロードレース大会についてのお知らせ

2010年11月12日 08時58分00秒 | お知らせ
 本校恒例の校内ロードレース大会を,PTA役員の皆様や地元安全協会の皆様の御協力をいただきながら,下記の日程で実施いたします。
 平日の午後でお忙しい時間とは存じますが,大月東中学校と浅利,西奥山バス停間往復,10kmで,自分と闘いながらがんばる生徒に,沿道にてのご声援をお願い申し上げます。


1 日 程   平成22年11月19日(金) 小雨決行(中止の場合は授業を行う)
   小雨等で,ロードレース大会の実施があやふやな場合は,学校に問い合わせてください。

   朝の会にて  健康観察
   12:00  開会式
   13:00  女子スタート
   13:20  男子スタート
   14:40  ゴール制限時間
   15:10  健康観察・帰りの会
   15:35  完全下校(部活動なし)
2 コース
    学校(スタート) → 浅利 → 子安神社 → 遅能戸 → 西奥山バス停(折り返し地点)
    → 遅能戸 → 子安神社 → 浅利 → 学校(ゴール)

3 距 離   10km

4 お願い
   当日までの,生徒の健康管理について御指導・御配慮をお願いいたします。

市内音楽発表会で合唱を披露しました。

2010年11月08日 22時42分36秒 | 学校生活
 11月5日(金),第60回大月市内小中学校音楽発表会が大月市民会館大ホールで行われた。
 東中からは,3年生が参加して,聞き応えのある合唱を披露した。
 中村生徒会長の取り組み発表,それに続く「予感」「HEIWAの鐘」の2曲。
 演奏は ここ をクリックすると聴ける。

 8日(月)の第3学年通信『しろばんば』に掲載された高石学年主任の記事を掲載する。

 11月5日(金)に大月市民会館で市内音楽発表会がありました。
 11月2日(火)の全校集会で1・2年生や保護者に聞いていただいた歌は物足りないものでした。あれから,3日。あの時とば見違えるようになった歌を発表できたと思います。
 いつでもそうですが,1つ1つの取り組みが「山あり,谷あり」です。ある時,よろけて谷に落ちてしまうことがあっても,それがみんなや私達に考える機会や白分達の取り組みの姿勢を振り返る機会を与えてくれています。そして,みんなはいつもどんな谷底からでも前向きに必死で上がって来てくれています。常に前向きに一歩一歩。そんなみんなの姿が私は大好きです。お疲れ様でした。
 みんなの頑張りの成果ですが,学年の指揮者の2人・伴奏者の2人,さらにパートリーダー・サプリーダなど,先頭に立って頑張った多くの人達,ご苦労様でした。
 そして,金曜日を迎えるまでに多くの先生方にもお世話になっています。「HEIWAの鐘」の解説をして下さった教頭先生,何回も歌を聞きに来て下さり,励まして下さった校長先生,当日市民会館に聞きに来て下さった横瀬先生,志村先生,平井先生,ビデオを撮って下さったりいつもいつも叱咤激励して下さった深澤先生。音楽の時間や放課後の練習でいつもいつも指導をして下さった森田先生。時には自分のクラスの学活を他の先生に頼んで指導に来て下さった日もありました。そのため2年生の先生方にもご迷惑をおかけしました。こんな多くの先生方の支えがあっての合唱だったことも忘れないで欲しいと思います。


 確かに「見違える」ような出来映えだった。だからこそ,2日(火)に全校集会で歌った時の物足りなさが悔やまれる。
 わが東中の代表として参加した市音楽祭で見事な演奏を披露したことについては,その役割を自覚し,対外的な責任を果たしたということで,高く評価したい。しかし,後輩たちに東中の伝統を引き継がせるという本来の3年生としての大切な務めを果たせただろうかと考えたとき,あの全校集会こそが力を見せつけるべき機会であり,それができなかったことが残念でならない。
 文中にもあるように,機会あるごとに3年生たちに「叱咤激励」してきた。わが東中を良くも悪くもするのも君たち次第だと。3年生の背中を見て,後輩たちは育つ。良いことばかりでなく悪いことも後輩たちは君たちのマネをする。だからこそ,「尊敬される3年生」「手本とされる先輩」であれと。
 まさか,美登里祭が終わって,自分たちの役割もこれで終えたなどと勘違いしていないだろうね。自分の進路が心配で,とても学校のことなんて考える余裕がないなどと無責任なことを思っていないだろうね。
 来年の3月までは,君たちは東中生であり,本校の最高学年であり,指導的な立場にあることを忘れてはいけない。
 君たちに厳しいことを言うのは,君たちに対する期待がそれだけ大きいからだ。その気持ちは,高石先生をはじめとする他の先生方も同じだ。
 あと残り5か月。大月東中学校をステージに,最高学年として役割を演じきり,後輩たちに心のこもったバトンを渡して欲しい。