はばかりさま

日常生活など諸々の自己満足日記、
マイブームは「スウィンギンロンドン60'&昭和40年代」です。

加藤郁美「切手帖とピンセット 1960年代グラフィック切手蒐集の愉しみ」

2012-01-18 | 

国書刊行会 2010年1月7日初版帯有 定価2310円

まず、高い、高いですよ!!!!!! 表紙からバンバンと興味を惹かれますが、
なかなかどうして、そう簡単にじゃあ、買っちゃおうなんて思える金額ではないです。
オールカラー、ハードカバーの装丁でそこは国書刊行会だけあって立派です。
その時点で良書、と言ってもよいかとは、思います。

伴田良輔、荒俣宏…このお二人の名前はかろうじて知っておりますが、
サブカルチャー好きな人にもグッとくるであろうコラム頁。
東欧ソ連社会主義系いわゆる東西冷戦下の東側の切手や雑貨を中心に掲載してあり、
先だっての「どうぶつ帖」のワグナー社の仔たちも掲載されてます。


切手についての記述や、画像もまあまあいいです。ただ、切手雑貨好きv初心者には
不向きな偏りがあるので、ソ連雑貨も宇宙系なので、万人向けではないでしょう。
月兎社でシュタイフや切手、玉なんかを購入していた人にはドンピシャですね。