はばかりさま

日常生活など諸々の自己満足日記、
マイブームは「スウィンギンロンドン60'&昭和40年代」です。

雄鶏社 チャルカといっしょに東欧の手づくり

2012-01-16 | 



雄鶏社 2008年6月初版 定価1260円

バーゲンブックで定価の半額630円で購入です!これは良いお買い物です。
内容はタイトルとはちと外れていて…東欧雑貨をカラー頁も交えてご紹介v本です(苦笑)
手芸本としては、型紙や縫い方などがおざなりですのでアマゾンや楽天ブックスで
評価が低いのもうなずけます。
純粋に手芸好きの人は、おばあさんの写真とかあーゆーの要らないと思うのです、うん。
東欧雑貨が好きでピエ・ブックスの高い本に賛辞を贈る人向けなんですよネ、内容。
だから出す版元を間違えた本です。ちょっと早すぎたんでしょうね。2009年には雄鶏社は破産してしまう訳ですが、
たぶんこういったマーケティング?ヨミが甘かったんじゃないかと勝手に推測してます。


おおやちき「回転木馬」

2012-01-16 | 漫画



大矢ちき「回転木馬」小学館クリエイティブ 定価1365円 2,011年月2日初版帯有

内田善美、おおやちき…根強い人気と復刊希望が多い元漫画家さんです。
で、集英社りぼんで連載していて、未収録だったこの作品が出版社を変えて昨年発行されました。
カラー頁もあり、で薄い本ですがお高めで豪華?な本です。

帯には樹なつみが絶賛コメントいれてて、先日からの昭和少女まんがを読むべし!と
勢い込んで購入しました!
…でも実際の所1年弱経ってるから、初版で来るとは思わなくて(苦笑)ちょっとびっくりです。
絵は、確かに描き込みがすごいし、全部手描きで綺麗ですよね。美形ばっかり。
名香智子みたいに美形オンパレードで、不細工は悪役または敵役?という…。
物語的には古典的なお話です。
幼馴染で、互いに大人になって愛し合う身分違いの二人、ところが!2人は異母兄妹!
泣く泣く別れて、互いに別の相手と…でもやっぱり忘れられない。
兄妹でもいいから、と今生ではない所で結ばれようと心中。が、実は兄妹じゃなくて…みたいな…暗い話です。

連載当時の70年代には(絵が)すごかったんでしょうが2010年を超えた今では、
コピーで点描やスクリーントーンなんてのをすっ飛ばしてパソコンでコピーして貼り付けて、とか
ホワイトで消さなくても何度でもやり直せる、デッサン狂いだってあっという間に修正できます。
だから、評価が高いおおやちき内田善美とかって普通にまぁ達者な漫画家さんだなぁとしか思えないんですよね…。
機械の技術の進歩?で、手描きじゃなくても描ける現代だと絵よりもストーリー、
物語の方に目がいきますね。