文春文庫 2012年3月10日 第1刷帯有 定価790円
水森亜土と石井好子が70年代~80年代に出した料理の絵本8冊をまとめたもので、
亜土ちゃんの描き下ろしもあって見ていてとてもかわいい本です。
若干、途中経過の写真等の類はないのとレシピや順序が適当というかざっくばらんというか
そう細かくないのできちっと写真とかでお料理を確認しながら作る人には不向きかも…。
でも適当で目分量こんなかんじでいっかなーという私にはそこそこあってるような。
ラジオ大阪さんの番組の試写会プレゼントで、当選いたしましたvv
昨年末からめざとい映画感想ブログなどでカンヌで受賞した「アーティスト.」が
かなり面白くてアカデミー賞受賞するんじゃないの?と取り上げられていて、
ミュージカルや白黒映画好きなのですごく観たいなぁと思っていたのでめさめさ嬉しいです!
死語を使って喜びを表現するくらい、ほんとに嬉しいですわ(笑)
4月5日が待ち遠しいです!
「銀のキス」 柳田利枝訳 徳間書店Books for Teenagers
2006年3刷(2001年初版) 帯有 定価1470円
studio lifeが舞台化しているだけあって耽美的ではありますし
10代の揺れる心…みたいなものも表現されてて「トワイライト」「トゥルーブラッド」が
うけている今、売れる要素のある小説でしょう。
…でも16歳じき17歳の割に、主人公ゾーイは内面が幼く、ママ、ママ、ママ…、
母親を心配する気持ちが無いわけではないでしょうが、父親が構ってくれない
誰も私の話を聞いてくれないってうだうだぐじぐじとすごく鬱陶しいです。
小学生かよ?!と突っ込みたくなるくらいに、だってだってで構ってちゃんです。
携帯小説を読んでいる10代前半にはいいかもれいないけれど、
大人びた子、もとい大人が読むと少女の幼さが読んでいてイライラして腹が立つでしょう。
初版から11年、原作からいうと22年経過してますが、受けない理由、
それはもう一目見て分かると思います。
表紙の絵がキモイ。これにつきます!
せめて日本版のだけでも、白人美女の切なげ写真または、美少年系のイラストに
していればヒット作となっていたはず。なんでまた原書と同じイラストカバーにしたのか、
コレが失敗のもとですね。
どうみたって16歳じき17歳の少女には見えない中年キモイおばさん女図、
誰が本屋で手にとって買うよ?って…。
「クリビアにおまかせ」DVD初回限定版特典 サントラ付☆ 定価4935円 2003年
1960年代後半にオランダで大ヒットした連続ドラマを後、舞台化したものを映画化。
とにかく映画は売春ドラッグ同性愛結婚も合法の国、オランダだけあってかなり弾けてます。
保守的な人からしたら、まともな人は1人も出てこない映画ですが、
シリアスになり過ぎずでも特異なことではなくよくあることとしてさらりと表現していて
なかなか面白いです。そんな映画のサントラ盤。
オランダの言葉なのでほぼ意味が分かりませんが、力強いクリビアの歌声と軽快なリズムに
惹き込まれてエンドレスで聴いてしまいます。
キモイコリアン映画を公開するくらいならもっとオランダ映画が公開されたらいいのになぁ、と思います。