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ボツワナ 1970年のクリスマスの切手です。
この色合いは…やはり日本人には出せ無いというか、
やはり風土とかそういのが関係してくるのかしら、なんて思います。
思いきった配色ですよねー。
「春期限定いちごタルト事件」 (創元推理文庫)
米沢穂信
定価609円
宮部みゆきや畠山恵路線かどうかは分からないけれど
ライトノベルでお勧めといわれて読んだのですが、
かなり…(最後まで読むのが苦痛で苦痛で)大変でした…。
作者が男の人だから、というわけではないと思う(思いたい)のですが、
主人公の少年にどうしても共感=好意が持てなくて難儀でございました。
はぁ…。
創元推理から出ていて、おまけに「事件」とタイトルにありますが、
推理ものというにはおこがましすぎる学園の瑣末な出来事。
「小市民」になろうとしつつもなりきれず…事件を推理して解明してしまう
二人。
平凡で普通の「小市民」になろうという、その上から視線で全編を進めていく
そこに魅力を感じなかった…お話でした。
だってこの世の中の大半が「小市民」でどこにでもいる愚にもつかない人間なわけで、
そんなにある種の才能溢れる選民がいるのか?とだんだん腹が…。
活字倶楽部などが好きな人向け、でしょうか。
追記:2012年「氷菓」がアニメ化、大人気らしいですがやっぱりあわない。