高峰秀子の2冊目のエッセイ集。
「まいまいつぶろ」映画世界社版
昭和30年7月再版
森茉莉のドッキリチャンネルなどのエッセイで高峰秀子のことを
余り良く書いてなかったので…実際の所どうなのかなぁと思いながら
本の装丁の可愛さと海月書林さんや他ブログなどの好評価に
思いきってこのたび、購入してみました。
旧仮名遣いで書かれてある、ということを実は失念しておりました。
昔なら旧仮名遣いの字がみっしりでも全然平気で、
母の蔵書「若草物語」(文庫)などを読んでましたが最近は
もう目が疎くて…京極夏彦などの本はもう読めなくなりました…(涙)
…でもそんな不安心配は杞憂でした!
さっぱりした文章で、以前読んだ沢村貞子さんの本などでも感じました
女性らしさというか奥ゆかしさというか…上手い言葉が見当たりませんが
読んでいて『かわいい』なぁと。それも媚びたものではなくて
気持ちの良い『かわいさ』のある文章でした。
高峰秀子のエッセイは他にも沢山出ているので集めようと思います(^^