トイレット 2010年 萩上直子
もたいまさこ…「ばーちゃん」 実年齢よりも上の役(80代ぐらい?)を演じています。
わざと動作をゆっくりとしたりしてますがやっぱり無理がありますね。
特に孫役の白人とはもちろん、サチ・パーカーと一緒の画面だと余計に若く見えます。
ただ、堀越絹衣の衣装が素晴らしくかわいいですvvv
茶色地に白の水玉のスカーフ、小花?ペイズリー?のワンピース、紺色のワンピースなどなど。
孫1人目:モーリー…ナイーブな芸術家肌。苺の柄とお花のスカートがかわいい。
でも正直、鬱陶しい男だと思う…。
孫2人目:レイ…プラモオタク、アニメ好き、同じ服を7着。真面目で良さそうにも思えるけど
これまた鬱陶しい男ですねぇ。
孫3人目:リサ…ぽちゃっとした体型でばーちゃんと一緒にDVDを観る際の、
下腹に緩く肉がついてるのがわかるスウェット姿が…。履いてるサボみたいな靴がかわいい。
孫3人とばーちゃん、に実はあまり共感できなかったのですが(^^ゞ
レイの同僚インド人のアグニvv 男前で面倒見?(レイに車を貸し、ぶつけられてもそう怒らない)もいいし
一番まともな人で素敵だなと思いました。
まともじゃないけど、リサの憧れの彼は、顔は美形でしたね。髭は要らないけど。
孫のレイとリサの2人がばーちゃんに金を無心するんですが、
あれ、ちょっとしっくりこないというか、本当は英語分かってるけど喋らないだけじゃないの?
とか、札束持ってるのって何故?とか。
まぁ、英語の喋れない祖母と日本語を喋れない孫との意思疎通と成長の映画なのね~と
思って観ていたら、ラスト10分に!!!!!
「マルタのやさしい刺繍」でも思ったんですが、こういうある種のファンタジー映画には
そういうオチというかネタ?は要らないと思うんですよね…。
時期が時期だけに、ちょっと冒頭と結末の黒い場面は、嫌でした。
で、大ラスのレイは…、なんか読めていたので、ああ~~~~、と。(・_・)
堀越絹衣の衣装が本当に素晴らしい映画でした。