冬の季節風が、白波を運んできています。海岸線の向こうの芥屋の集落。かつて、この季節、蔵人ととして出稼ぎに出ていた杜氏の郷です。映画のいちシーンを観ているようです。小生も蔵で作業をさせてもらう中で、芥屋杜氏について興味がでてきたので、調べに、糸島に。先ず、山の上から芥屋の風景を眺めて、糸島歴史資料館へ。芥屋杜氏に関する企画展が、かつて、あっていたので、少しでも展示があるかと期待していましたが、全くなく。ならばと、糸島市志摩図書館に行ってみると、書籍整理作業期間中で、まさかの休館。結局、火山から眺めただけになりました。玄武岩の芥屋大門の冷たい風に吹かれ、せっかくなので、酒つながりで、糸島の蔵を1軒眺めて。その隣には、妙休寺があります。お寺のホームページには、「よい宿でどちらも山で前は酒屋で」と詠んだのは酒好きの山頭火でしたが、ちょうどそのように、お寺の目の前には江戸時代から続く酒蔵で、昔ながらの製法「はねぎ搾り」が全国唯一残ったことで有名な清酒『白糸』の田中酒造があります。仕込みの時期にはほんのり酒の香も漂います。・・・」と紹介してあります。この蔵は、最後の芥屋杜氏の活躍されていたところでもあります。いろいろ調べていると、酒の調査研究が、面白くなってきた感じがしています。
城下町を、ニャンが歩いてきました。天気晴朗なれど、風強し。とても、九重の野山をお散歩する気分になれず。ちょうど、竹田で、ひなまつりのイベントの期間中とのことで、城下街歩きのお散歩に。竹田駅の駐車場に、乗用車を駐めてスタート。城下町の店先には、おひなさまが展示。番号が振ってあり、配布地図を見ながら、巡れるようになっていました。城下町を抜けて、初めて広瀬神社へ。日露戦争。宗像の沖合でも、バルチック艦隊との戦いがあったこと思うと、先人の思いが、感慨深いものがあります。岡城址まで到達して折り返して、丘陵地帯をぐるっと回って、再び、城下町へ。焼酎の蒸留所がありました。岡藩は、焼酎を選択した藩でしたか。竹田駅まで戻ると、ちょうど、幸福の黄色い列車と、赤い列車がいました。
雨上がりの木漏れ日が、いい感じです。今日は、油山以外の場所での郊外研修ということで、案内人の方々と、自然観察をしながら鴻巣山を歩きました。本来、立石山の予定でしたが、昨日から天気がよくなく、岩場を登る場所があり不安ということで、リスクが少ない鴻巣山に変更になりました。雨は、朝方にはやんで、日中は、曇りの予報。JR赤間駅より電車で。構内には、春の選抜甲子園出場の、東海大福岡高校に向けての応援書き込みがありました。各駅停車で博多駅へ。せっかくなので、たくさん歩こうと思い、博多駅から歩いて、住吉神社、城東橋、小笹山荘通を抜けて、小笹の集合地点に合流、参加しました。展望台が改修工事中で、山頂からのパノラマビューは、楽しめず、雨上がりのぬかるみを注意しながらの歩きとなりましたが、油山とは違った植生を観察できて、興味深かったです。帰りも歩いて、南公園、お櫛田さんを抜けて、博多駅へ。満足の3万歩超えでした。(30,463歩/日)
念願のウメバチソウ、やっと、観れました。三脚にカメラを載せて、マクロでパチリ。これまで、平尾台の北方面と南方面を回って遇えませんでしたが、今日は、茶ヶ床園地から東進して、広谷方面にお散歩へ。我が家を出発する時に、自家用車の温度計は、9℃まで下がっていて、冷え込んだ朝でした。その関係か、茶ヶ床園地からの視程が抜群で、英彦山の稜線が、ビューティフルでした。中峠から、広谷湿原へ。鬼の空手岩を眺めつつ、岩の上まで、巻道で行きましたが、オオスズメバチさんに遭遇。近くに巣があるのか、この辺りが領地なのか、しばらく、まとわりつかれつつ、予定していた、最短での四方台方面へのコースの方に飛んで行きました。やばいなぁと思い、広谷台をぐるっと回って、四方台へ行くことにしました。しかし、これが塞翁が馬でした。こちらのコースで、ウメバチソウに遇えました。踏んでしましそうなくらい、たくさん咲いていました。ラッキーな一日となりました。
沖津宮遥拝所から、参拝させてもらいました。もちろん初めてですが、遥拝所の扉が開かれるのは、春と秋の年に2回しかないなく、沖ノ島も見え、とてもラッキーな一日になりました。今日は、9月の上八・承福寺に続いて、4回目の参加です。カミさんと神湊港からフェリーで大島へ。大島港から、ガイドさんの説明を聴きつつ、沖津宮遥拝所の秋季大祭を拝観させていただいた後、中津宮の秋季大祭を拝観させていただきました。沖津宮遥拝所は、沖津宮の一部としての位置づけ、中津宮の小豆石、珍しい屋根の上の鰹木、樹齢400年超の御神木のイチョウ、常緑樹のクスドイケなど、興味深く説明を聴きました。最後に、安倍宗任氏の菩提寺・安昌院も案内していただきました。貴重な一日になりました。幸せの黄色いマヒワさん、それから、3島ニャンにも遇いました。
ハバヤマボクチを観に、平尾台に行ってみました。センター駐車場をスタート。今日は、防火帯つくりの作業が遇っているようで、草刈り機の音が響いています。キス岩に立ち寄って、四方台を目指します。あっけなく、ぼちぼちと、ハバヤマボクチと遭遇。九重で探してみていましたが、なかなか見つからず、見つかるときは、簡単に見つかるもので。ちょと足を伸ばして貫山山頂へ。パノラマがいい感じでした。途中で、三段重ねのバッタさんに遇いました。重たそうでした。路傍のリンドウ、センブリ、ヒメヒゴタイ、いい感じでした。岩山を回って中峠へ。道路を歩いていると、ガサガサと草むらから飛び立って、上空に、かっこよく1羽の猛禽さんが飛んでいきました。どなただったのでしょうか。