今門百日紅です。宗像宮司家家臣、占部貞保公の墓木だそうです。今日は、7月の赤間宿に次いで、3回目の参加です。マルヨシ醤油駐車場を出発し、咲き始めた畦のヒガンバナを眺めつつ、ボランティアガイドさんのお話を聞きながら、この今門百日紅、氏貞公墓所、承福寺、マルヨシ醤油と巡りました。いつもお散歩している城山は、宗像宮司家の居城で、氏貞公が42歳で死去されたとき、そこから四塚を隠密に竹かごで承福寺へ運ばれ、弔われたこと。豊臣秀吉の侵攻や、継嗣がいなかったために、宗像宮司家の断絶したこと。承福寺も所領が没収されて、荒廃したこと。その後、黒田如水が宗像を隠居領としたときに、荒廃した寺を見かねて、寺から湯川山の見える範囲の所領を安堵されたこと等、興味深いお話をたくさん伺いました。普段の城山お散歩と、歴史がつながってくると、想像するだけで面白いです。承福寺では、貴重な、宗像氏貞公、黒田如水公、黒田長政公の肖像、黒田如水公の御書も見せて頂きました。鯨供養碑がありました。昭和初期のものだそうですが、江戸時代、鐘崎では、年に2~3頭、捕れていたそうで、以外でした。最後のマルヨシ醤油では、社長さんから直々に醤油のお話を聞いて、製品を買って、ツアーは、終了しました。