![疎開2010/08/28](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/78/0a22afc610636d0387c23d1a37fac142.jpg)
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昨日の夜家を出て、今、かみさんと、立山の室堂に来ています。涼しいです。福岡の今日の予想最高気温は37℃。熱中症に気をつけてお過ごしください。今日は、室堂をお散歩。山は明日。
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YouTube: 2010夏の終わり立山へ.mpg
朝7時半頃立山駅に着いたのですが、駐車場は駅のまわりはすでに満杯、10分くらい歩いた称名川沿いの駐車場に止めました。ケーブルカーの切符も今日はいつもと違って、改札に並んだ順ではなくて、時間指定。そして、1時間待ちでした。立山登山マラニックもちょうど開催されてたためか、富山県民感謝祭で3割引の期間だったためか。立山登山マラニックのコースは、富山湾から立山山頂まで(以下HPより引用)
第13回
立山登山マラニック要項書
立山・・・・ふるくはタチヤマと呼ばれ「万葉集」にその岩と雪の壮観を讃えられた。神の山として遥拝されつつ、仏教的に開かれたのは平安初期と推定され、今もいくつもの開山伝説が語り継がれている。現在では日本三霊山の一つとして富山県民のシンボルであり心の支えとなっている。古来、越中男子は立山登山をして初めて成人の資格を与えられたものである。
このマラニックは常願寺川沿いに源流を探るべく、海岸(海抜0m)から称名滝を眼下に八郎坂を経て立山頂上(雄山3003m)に至る道程を自らの体力と気力で踏破するものである。自然の美しさと厳しさを思う存分体験し、生きている証しを実感するとともに自然保護への認識を深めてほしい、と願うものである。
<開催要項>
マラニックの部 ウォークの部
開催日 2010年8月28日雨天決行
種 目 富山湾から立山頂上まで
標高差3003m、距離約65km 立山駅前から立山頂上まで
標高差2500m、距離約30km
制限時間 11時間
スタート午前4時 ゴール午後3時 9時間
スタート午前6時 ゴール午後3時
コース 浜黒崎キャンプ場スタート→常願寺川堤防→立山駅前→称名滝→八郎坂→弘法→弥陀ヶ原→室堂→立山山頂ゴール・・・雷鳥荘 立山駅前→称名滝→八郎坂→弘法→弥陀ヶ原→室堂→立山山頂ゴール
定員 200名(定員オーバーの場合は抽選) 50名(定員オーバーの場合は抽選)
参加資格 20才以上、フルマラソン4時間以内及び登山経験者 20才以上、登山経験者
参加料 25,000円 22,000円
雷鳥荘の宿泊料、完走パーティ、翌日室堂からJR富山駅やスタート地点までの貸切バス代を含む
※納入された参加料は原則として返金しない
参加規程 1.貴重品、水筒、雨具、懐中電灯、健康保険証を携行すること。※補給箇所は6箇所のみ
2.参加者は事前に健康診断を受け、自己管理、自己責任とする
3.気象条件により、中止もしくは変更の場合もある
受付 ■前日受付:3:00mp~9:00pm富山地鉄ホテルフロント前及び浜黒崎キャンプ場
■当日受付:2:30am~3:30am浜黒崎キャンプ場
宿泊 ◆前日(希望者):8月27日(金)はJR富山駅横の富山地鉄ホテルなどを斡旋
◆当日(全 員):8月28日(土)は雷鳥荘(室堂)
※参加料には8月27日の宿泊料は含まれない
表彰 競争ではないので、記録はとるが順位の表彰はしない
申込期間 5月10日(月)~6月20日(日)※必着
申込先
必ず郵送 〒930-0036 富山県富山市清水町2-4-8 立山マラニック実行委員長 松原和仁
TEL 076-423-6787 FAX 076-423-6797(FAXでの申し込みは受け付けません)
トレイルランを考える 接触事故や落石の危険性 「山歩き派へ気配り必要」
8月30日14時1分配信 産経新聞
山は歩くものか、走るものか-。新しいアウトドアスポーツとして浸透するトレイル(小道)ランニング。起伏のある山岳地帯を走り、「最大高低差3千メートル」「日本アルプス縦断」といった驚愕(きょうがく)な大会もある。過酷さが競技の特性である一方、女性や家族連れにも門戸を広げ、市民権を得ている。しかし、一部の登山家からは「危険な行為」と批判が出ている。山歩き派と山走り派はどう共存していけばよいのか。(日出間和貴)
≪女性にも浸透≫
「稜線(りょうせん)を疾走する快感」。トレイルランの魅力は、既存のロードを走るのと百八十度異なる。急峻(きゅうしゅん)な山に囲まれた日本の国土も手伝って、北海道から九州までレースの開催条件を満たす。
10月2日、山梨県富士河口湖町で開かれる「第4回富士山麓(さんろく)トレイルラン」。5月に募集を開始すると、7月末の締め切りを待たずに、約2週間で18キロとショート(9・5キロ)の計700人の枠が埋まった。20代から60代まで、回を重ねるごとに女性にも浸透してきた。大会事務局によると、「コースの設定は自然へのダメージを抑え、登山者の迷惑にならないようにした」という。
通常、大会では医師や看護師、場合によっては接骨師が待機することもある。しかし、ねんざや骨折などの事故はつきものだ。分岐で道に迷い、気付いたときには遭難という事態も起こる。「山の中で最も信頼できるのは等高線」といわれるように、地形図の等高線から地形を立体的にイメージできる能力も求められている。
≪余裕とマナーを≫
しかし、ブームが加速する中で、山の知識やルールが置き去りにされていることを指摘する声がある。大会の参加条件も「完走に自信のある人」など体力が優先されがち。一般の登山家やハイカーにとって、山を走ること自体、危険に映る。登山客との接触事故だけでなく、岩場で走ることは落石を引き起こす原因にもなりかねない。
山岳紀行作家の石井光造(みつぞう)さんは「山は歩くものという考え方からすれば、登るスピードや登山者の最高齢、最年少といった記録を競うものではない。体力や精神力を鍛えるために走るのは構わないが、山岳レースなどで集団で走ることは問題だ。コースを設けることも自然に影響を及ぼし、静かに山歩きをしようという愛好家にとって迷惑そのもの」と苦言を呈する。
一方、競技の第一人者、石川弘樹さんは「未知なるトレイル」を求めて全国を走り続けてきた。「トレイルランの最大の魅力はレースに参加することより、人のいないフィールドを探して気ままに走ることに尽きる」と説明。そのうえで、「もし前方から登山客が歩いてきたら数メートル手前でペースダウンし、あいさつを交わすぐらいの余裕と配慮がないといけない。自然に対する負荷という点でも、走る行為と歩く行為はまるで違う」と自戒を込める。
1980年代半ばに「ランニング登山」を提唱した故下嶋溪(しもじま・けい)さんは「山というフィールドを借りる以上、先住民たる登山者への気配りが必要だ」と訴えた。スタイルが全く違う両者が共存していくには最低限のマナーやルールはもちろん、大自然に身を置く謙虚な心も不可欠といえるだろう。
【用語解説】トレイルランニング
「山岳マラソン」とも呼ばれるが、距離や高低差などに関する明確な定義はない。土や岩場、砂利、木段と走路はさまざまで、未整地の路面を走ることも少なくない。地形に合わせてコース取りやペース配分を考え、体への負荷をかけずに走る技術が要求され、必ずしもロードの長距離経験者が有利とは限らない。国内の競技人口は数万人。年間を通じて大小さまざまな大会が開催され、ここ数年は大会数が増加。海外には100マイル(約160キロ)を争う過酷なレースもある。