洞爺湖を出てニセコパノラマラインを走り抜け神仙沼へやってきました。
(60㎞の道のりです)
神仙沼は湿原と呼ばれるところで昭和初期ボーイスカウトの訓練所の候補地として発見されたところです。
泥炭なので湧水もなく5,000万年かけて降水だけで堆積された湿原です。
(1年で1mmの堆積です。)
栄養の少ない沼なので自生している花々も珍しく神秘的です。
歩きやすいように板をつなぎ合わせた木道です。
腐った板は1枚1枚張り替え作業もしています。
木道の所々に新しい板が張っているので自然保護のための苦労が想像できます。
長年の皆さんのマナーの上で存続しているところなんですね。
トドマツの右側が割けていますが
氷点下8度以下になると水分が凍ってひび割れるそうです。
行きは階段有りのコースを選びました。
ニセコ山系で一番美しいと言われる神仙沼
雪解け水が温もる6月には木道から小さな花たちが咲き誇っていました。
ワタスゲの花です。
湿原に咲く花で 尾瀬の初夏の風物詩と言われる花だそうです。
神仙沼に到着するまでに
見たことのない美しい景色に釘付けです。
2,000メートル以上の山でしか見られない高山植物などを見ていると
秋にも違った風景を見に来たいと思うのであります。
このあと神仙沼から長沼へと木道を歩いて行きます。
もうしばらく お付き合いくださいね。
幻想的な処ですね。
何度も訪れてうっとり眺めています^^
こういうところに来ると、
作り物でなく、自然っていいなぁ~と思いますよね。
こんな低い土地で
見ることが出来るんですねぇ。
私などは2000mくらいの
高層湿地の花だという
印象しかありません。
見る事もないから
歩いてみたいです。
非日常の空間が広がってるのでしょうね。
長い年月をかけてできた、神秘的な沼なんですね。
そして安定の接写クオリティ!
ふんわりした綿毛の美しさまで、堪能させてくださいまして、どうもありがとうございます(#^.^#)
北海道にはまだまだ素晴らしいところが
いっぱいあるんでしょうね。
まだまだ元気で動き回りたいです。
ワタスゲの花が低地で見られるのは珍しいそうです。
私は初めて見ることができました。
出会いませんよね。
非日常の生活から日常の生活に戻り
非日常の景色を思い出しています。
「また旅行したい~!」と思いながらね。
5000万年って、創造の域を逸してます。
地上の鍾乳石のようです。
今日の大阪の蒸し暑さでした。
家人の実家の周辺が
大きな被害を受けました。
鉄道は寸断され
まだ孤立している集落があります。
にもかかわらず防衛大臣も首相も
被災地に行かないってどういうことですか。
怒りを感じています。
久しぶりの登場、ヤックルが似合う風景ですね♪