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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

秋の渡り やや減少。 2020.10.5

2020年10月05日 | Weblog
 早朝は暗い空も、時間とともに明るくなってくる。曇りから晴れへ、風は心地よい。
 今秋初の鳥たちが次々と到着。少しづつ夏から冬へ。鳥が伝えてくれる。

 先のヨタカ。当日は18:04に飛び立ったと、日没時間と飛び立ち時間をみると、
 2020.10.2 飛び立ち時刻18:04 日の入時刻17:41
 2014.9.7 飛び立ち時刻18:36 日の入時刻18:17
 飛び立ち時刻はともに大将の観察。ほとんどの人が撮影すれば終わり、飛び立つまで見続けるのは大変。

 今日の鳥は、正直言うとやや少なかった。これまでが良過ぎたからとも言える。例えば水上バス乗り場ー太陽の広場東の森ーみどりのリズムー市民の森まで観察して。これまではキビタキ10羽以上は普通だった。しかし今朝は。

 その後、他を回って情報もいただいてやや増えたが、これまでほどではない。
 秋の渡りのピークは10月、これから多い日もあると思っている。渡りには波がある。人の都合は関係なしに。

 ♀型ではあるが白斑のある、いわゆる 「白斑キビタキ」 昨日と今日も観察されている。記憶では今秋既に1羽の観察があったので、3羽になると思われる。
 雨覆いに白斑があり腰が黄色。観察数は近年減少。大阪城公園で騒いでいるが、他所で話題にならないのも不思議。

● キビタキ ♀型6羽 1羽は白斑型、梅林南側。
● コサメビタキ 4羽 水上バス乗り場、市民の森、梅林ほか
● ヤマガラ 4羽 音楽堂西側上、一番やぐら、梅林南側上桜広場
● カワウ 3羽 南外堀
● コガモ 3羽 人工川。水が張られると早速やってくる。どんな情報網を持っているんだろう。
● カルガモ 7羽 西外堀、人工川
● ヒドリガモ 22羽 西外堀
● オオバン 1羽 昨日今秋初認された。いよいよこの冬もやってきた! 先日山男Tさんに大川だったか1羽を見たと聞いていたので、近いうちに来るだろうと思っていた。近年の秋の初認日は
 2017年10月8日
 2018年10月30日
 2019年10月17日
● シジュウカラ 8羽
● サンショウクイ 1羽 市民の森
● クロツグミ ♂1羽 市民の森
● マミチャジナイ 1羽 元ヘリポート
● オオルリ 4羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森
● エゾビタキ 5羽 梅林南側上桜広場、元ヘリポート、市民の森、梅林、飛騨の森
● サメビタキ 1羽 飛騨の森
● キンクロハジロ 1羽 北外堀
● チョウゲンボウ 1羽 カラス2羽のモビングを受けながら上空飛翔
● メボソムシクイまたはオオムシクイ 3羽 市民の森、梅林
● アオサギ 1羽 北外堀
● コサギ 1羽 第二寝屋川を下流へ
● メジロ 5羽
● ハシボソガラス 2羽 第二寝屋川 

●●今日の観察種
 コサメビタキ、キビタキ、ヤマガラ、カワウ、コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オオバン、シジュウカラ、サンショウクイ、クロツグミ、マミチャジナイ、オオルリ、エゾビタキ、サメビタキ、キンクロハジロ、チョウゲンボウ、メボソムシクイ、アオサギ、コサギ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■オオバン(2003.11.21 西外堀千貫やぐら付近)
 二度目のオオバンは朝の観察をスタートした直後に西外堀に現れた。
 前回は悪条件のうえ、しばらく滞在していたため余裕を持ち過ぎて失敗した。今回の撮影条件は前回より良いと思われる。カメラを持ってきてじっくり撮影するが、伸びた草などに隠れてすっきりとは見えない。その上距離もある。あれやこれやしていると警戒してか中央の方に動きだした。
 コガモの群れに近づくが、やはり落ち着かない様子で再び石垣に沿って動く。
 写真としては不完全だが、記録としては十分。まして前回よりはシャープにとらえた。2回目としては満足しておこう。
 オオバン1羽でこれだけ心わくわく楽しめるのは、自分のフィールドを大切にしているからだ。大阪城公園というフィールドをテーマにしたことをいまさらのように感謝する。
 突然やってくるだろう三度目の出会いは、いつ、どこであるのだろうか。そしてどのような驚きや興奮を与えてくれるのだろうか。