長く企業の研究所で研究してきたぴえぴえは,一度海外の研究所でtrainingを受けたいと思っており,その方法を模索していました.民間企業の研究員ですので,仕事を休んで研究所を飛び出すわけにはいきません.海外の研究所に派遣されたことのある先輩達の話を参考にし,思い切って上司に打診してみたところ,幸運にもOKの返事をいただくことができました.
喜び勇んで,自分の研究分野で著名な先生方のラボを調べました.ぴえぴえの研究分野で調べてみるとボストンやニューヨークなど東海岸の都市に最先端のラボが点在していました.また西海岸にも複数のactivityの高いラボがあることも分かりました.次に,それぞれのラボのホームページを見て,研究内容,ラボの規模,周辺の生活事情などなどを調べていきます.
海外に出してもらえる期間は1年間という縛りがありましたので,研究者数が多く,かつ自分のやりたいテーマを持っていけないラボではtrainingどころか,単なる歯車で終わってしまう可能性すらあると感じていました.折角のチャンスをそのような形で過ごすハメになってはたまりません.それで,研究者がそんなに多くないけれどactivityが高い(論文公表数が多い)ラボで,日本人が住むのに苦労しないところ(ぴえぴえは家族みんなで行きたいと思っていましたので)をいくつかピックアップしました.
最後に残したのは西海岸にある2つのラボ.片方はNorthern California,もう一方はSouthern Californiaにある大学です.
ネットで調べたり,本を参考にしながら,自分を売り込むための文章を作成して送りました.そしたらすぐに「具体的に何をしたいのか,詳細を知らせて欲しい」という前向きの返事が来ました.こちらから「こんなことやあんなことがしたい」とレスしたら,トントン拍子で事が進みました.
二つに絞った大学からNorthern Californiaの大学に決めたポイントは,ラボの規模です.上述のように,ぴえぴえには時間が1年間しかなかったので,可能ならボスと1:1でドンドン話をして自分で仕事を進めたいと思っていました.規模が大きいラボだといろいろなことにチャレンジ出来る可能性がある反面,集中力が分散する可能性もあるかと考えました.もちろん大きなラボでも個々人のやり方で如何様にでもなると思いますが・・・
結果的には,ラボの選択は正しかったです.
次は社内の手続き開始です.なんだかんだでこの事務手続きは2ヶ月ほどかかりました.このときは当時の上司の方々がいろいろとご尽力してくださりました.手続きがスムーズに進んだのも彼らのお陰です.今更ながら感謝です.
今度は,visaを取るための準備です.こちらから必要な情報をラボの秘書さんに送付して,DS2019なる書類を送ってもらいます.ネットでの情報ではこの書類の入手にと~っても時間がかかるとのことでしたが,ぴえぴえの場合は一ヶ月足らずで難なく入手.さらに米国大使館での面接に必要な書類を作成し,準備万端です.さっそく面接の日時を予約し(今はwebで可能のようですが,当時はFaxでの予約でした),みえみえと二人で面接に臨みます.小さな子供は面接の必要がないとのことでした.
面接当日,赤坂の米国大使館に予約時間の30分ほど前に到着すると,既に門の前に行列です.しばらくして敷地内に入っていいといわれ建物の前に行ってみると,門の前の行列の数倍長い行列.2時間弱待たされた後,ようやく大使館内に入ることができました.腕時計や携帯電話を預けて中に入ります.
しばらく待つと名前を呼ばれ,カウンターに進みました.何を言われるのかなっと思ったら,単に「問題ありませ~ん」と言われただけで終了です.面接後,2週間ほどでvisaが貼り付けられたパスポート(家族4人分)が送られてきて,任務完了です.
visaをゲットしてから出発までは,引越しやら会社の業務の引継ぎやらで,バタバタと生活していました.
喜び勇んで,自分の研究分野で著名な先生方のラボを調べました.ぴえぴえの研究分野で調べてみるとボストンやニューヨークなど東海岸の都市に最先端のラボが点在していました.また西海岸にも複数のactivityの高いラボがあることも分かりました.次に,それぞれのラボのホームページを見て,研究内容,ラボの規模,周辺の生活事情などなどを調べていきます.
海外に出してもらえる期間は1年間という縛りがありましたので,研究者数が多く,かつ自分のやりたいテーマを持っていけないラボではtrainingどころか,単なる歯車で終わってしまう可能性すらあると感じていました.折角のチャンスをそのような形で過ごすハメになってはたまりません.それで,研究者がそんなに多くないけれどactivityが高い(論文公表数が多い)ラボで,日本人が住むのに苦労しないところ(ぴえぴえは家族みんなで行きたいと思っていましたので)をいくつかピックアップしました.
最後に残したのは西海岸にある2つのラボ.片方はNorthern California,もう一方はSouthern Californiaにある大学です.
ネットで調べたり,本を参考にしながら,自分を売り込むための文章を作成して送りました.そしたらすぐに「具体的に何をしたいのか,詳細を知らせて欲しい」という前向きの返事が来ました.こちらから「こんなことやあんなことがしたい」とレスしたら,トントン拍子で事が進みました.
二つに絞った大学からNorthern Californiaの大学に決めたポイントは,ラボの規模です.上述のように,ぴえぴえには時間が1年間しかなかったので,可能ならボスと1:1でドンドン話をして自分で仕事を進めたいと思っていました.規模が大きいラボだといろいろなことにチャレンジ出来る可能性がある反面,集中力が分散する可能性もあるかと考えました.もちろん大きなラボでも個々人のやり方で如何様にでもなると思いますが・・・
結果的には,ラボの選択は正しかったです.
次は社内の手続き開始です.なんだかんだでこの事務手続きは2ヶ月ほどかかりました.このときは当時の上司の方々がいろいろとご尽力してくださりました.手続きがスムーズに進んだのも彼らのお陰です.今更ながら感謝です.
今度は,visaを取るための準備です.こちらから必要な情報をラボの秘書さんに送付して,DS2019なる書類を送ってもらいます.ネットでの情報ではこの書類の入手にと~っても時間がかかるとのことでしたが,ぴえぴえの場合は一ヶ月足らずで難なく入手.さらに米国大使館での面接に必要な書類を作成し,準備万端です.さっそく面接の日時を予約し(今はwebで可能のようですが,当時はFaxでの予約でした),みえみえと二人で面接に臨みます.小さな子供は面接の必要がないとのことでした.
面接当日,赤坂の米国大使館に予約時間の30分ほど前に到着すると,既に門の前に行列です.しばらくして敷地内に入っていいといわれ建物の前に行ってみると,門の前の行列の数倍長い行列.2時間弱待たされた後,ようやく大使館内に入ることができました.腕時計や携帯電話を預けて中に入ります.
しばらく待つと名前を呼ばれ,カウンターに進みました.何を言われるのかなっと思ったら,単に「問題ありませ~ん」と言われただけで終了です.面接後,2週間ほどでvisaが貼り付けられたパスポート(家族4人分)が送られてきて,任務完了です.
visaをゲットしてから出発までは,引越しやら会社の業務の引継ぎやらで,バタバタと生活していました.