M中の吹奏楽部は、そのPRも兼ねて、毎年この時期、
校区の小学校の皆さんを招待して演奏会が開かれます
3年生の先輩方は受験に向けて、しばし演奏から遠ざかっているので
2年生が中心になって、まだまだ半人前の1年生が加わっての演奏会
去年は聴く側だった孫、
先日「去年の先輩たちの演奏聴いて、入部しようかと思ったの?」
と、聞いたところ
「ぜんぜ~ん」という返事
今日の小学生はどうなのでしょう。
みんな一生懸命聴いてくれていましたが
毎日、寒い中の朝練、午後も真っ暗になるまで練習に励んできました。
新しい曲、子供たちにもおなじみのクリスマスソング、
楽器の紹介、そしてこの部のテーマソングでもある”テキーラ”
楽しいダンスの演出もあり、飽きさせることなく1時間余りの時間が過ぎました。
正直なところ、この夏、関東大会で金賞に輝いた演奏とは天地雲泥
1年生の中にも上級生に負けず劣らずの実力の持ち主もいるようですが
うちの孫のように、入部して初めて目にした、手に取った楽器を
一から始めた生徒ばかり、
ここまでできるようになったことのほうが不思議に思えます。
このまだ”へたくそ”さんたちを、来年の夏までに、県でトップまで
持って行ってくださるのが、顧問のT先生です。
きっとその年によって、出来、不出来があるでしょう。
それでも、長い期間、県大会に出ないことはなかったし、
関東大会でも常に上位にいる、ということは、もう先生の指導力の
賜物としか思えません。
”へたくそ”ということはいい指導者に恵まれて、それだけ伸びしろがあると
いうことです。
次回はどれだけ上達しているか楽しみです
普通の公立中学校です、が、家庭の教育がよかったのか、
学校の、先生方の指導がいいのか、帰りがけ、会う生徒、会う生徒
「こんにちは」と声をかけてくれます。
<いい学校に入れてよかった> 心からそう思いながら家路につきました。