さて「男はつらいよ」50周年、記念すべき50作品主題歌は桑田佳祐が歌うってんで俄然盛り上がってまいりましたね!
まいりましたね?
個人的には主題歌よりもオープニングをどのように飾るかが気になっちょります。
第28作「男はつらいよ 寅次郎紙風船」昭和56年
小学校同窓会で傷心して旅に出る。日田市夜明駅に降り立った付近から今回の物語が動き出す。
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メインロケ地はまだまだ観光整備されていない懐かしい秋月。
マドンナ音無美紀子の向こうには、わざとらしくも生徒が入り乱れての校舎清掃が目につく。
とにかく山田作品は風景が動く。道を歩けば児童から年寄りまで、線路を渡れば列車が動き、海見渡せば船向かい、空見上げれば鳥と凧が舞うのであった。
旅の途中で出会った愛子(岸本加世子)のお兄ちゃん(地井武男)がまた妹想いの、良い男っぷりでしたな。
さすが元祖地井兄ちゃん。
お終い。