日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(932)「ド・モルガンの法則」は「無限に続く」。

2021-06-21 17:35:33 | 論理

(01)
①(Pであって、その上、Qである)。
②(Pでないか、Qでないか、または、その両方である)といふことはない。
といふ「日本語」に於いて、明らかに、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
然るに、
(02)
(ⅰ)
1   (1)   P& Q   A
 2  (2)  ~P∨~Q   A
1   (3)   P      1&E
  4 (4)  ~P      A
1 4 (5)   P&~P   34&I
  4 (6) ~(P& Q)  15RAA
1   (7)      Q   1&E
   8(8)     ~Q   A
1  8(9)   Q&~Q   78&I
   8(ア) ~(P& Q)  19RAA
 2  (イ) ~(P& Q)  2468ア∨E
12  (ウ)  (P& Q)&
        ~(P& Q)  1イ&I
1   (エ)~(~P∨~Q)  2ウRAA
(ⅱ)
1   (1)~(~P∨~Q)  A
 2  (2)  ~P      A
 2  (3)  ~P∨~Q   2∨I
12  (4)~(~P∨~Q)&
        (~P∨~Q)  13&I
1   (5) ~~P      24RAA
1   (6)   P      5DN
  7 (7)     ~Q   A
  7 (8)  ~P∨~Q   7∨I
1 7 (9)~(~P∨~Q)&
        (~P∨~Q)  18&I
1   (ア)    ~~Q   79RAA
1   (イ)      Q   アDN
1   (ウ)   P& Q   6イ&I
従って、
(01)(02)により、
(03)
①    P& Q ≡(Pであって、その上、Qである)。
② ~(~P∨~Q)≡(Pでないか、Qでないか、または、その両方である)といふことはない。
に於いて、
①=② である。
従って、
(03)により、
(04)
① ~(P& Q)≡(Pであって、その上、Qである)といふことはない。
② (~P∨~Q)≡(Pでないか、Qでないか、または、その両方である)。
といふ「論理式・日本語」に於いて、
①=② である。
従って、
(04)により、
(05)
① ~(P& Q)≡(Pであって、その上、Qである)といふことはない。
② (~P∨~Q)≡(Pでないか、Qでないか、または、その両方である)。
に於いて、
Q=Q&R
といふ「代入(Substitution)」を行ふと、
① ~(P&  Q&R))≡(Pであって、その上、Q&Rである)といふことはない。
② (~P∨~(Q&R))≡(Pでないか、Q&Rでないか、または、その両方である)。

に於いて、
①=② である。
然るに、
(04)により、
(06)
① ~(Q& R)≡(Qであって、その上、Rである)といふことはない。
② (~Q∨~R)≡(Qでないか、Rでないか、または、その両方である)。
といふ「論理式・日本語」に於いて、
①=② である。
従って、
(05)(06)により、
(07)
① ~(P& Q& R)
② (~P∨~Q∨~R)
に於いて、
①=② である。
従って、
(04)~(07)により、
(08)
① ~(P& Q)
② (~P∨~Q)
に於いて、
Q=Q&R
といふ「代入(Substitution)」を行ふと、
① ~(P& Q& R)
② (~P∨~Q∨~R)
に於いて、
①=② である。
然るに、
(09)
(ⅰ)
1     (1)  P&  Q& R   A
 2    (2) ~P∨ ~Q∨~R   A
 2    (3) ~P∨(~Q∨~R)  2結合法則
  4   (4) ~P          A
1     (5)  P          1&E
1 4   (6) ~P&P        45&I
  4   (7)~( P& Q& R)  16RAA
   8  (8)    (~Q∨~R)  A
    9 (9)     ~Q      A
1     (ア)      Q      1&E
1   9 (イ)     ~Q&Q    9ア&I
    9 (ウ)~( P& Q &R)  19RAA
     エ(エ)        ~R   A
1     (オ)         R   1&E
1    エ(カ)      ~R&R   エオ&I
     エ(キ)~( P& Q& R)  1カRAA
   8  (ク)~( P& Q& R)  89ウエキ∨E
 2    (ケ)~( P& Q& R)  3478ク∨E
12    (コ) ( P& Q& R)&
         ~( P& Q& R)  1ケ&I
1     (サ)~(~P∨~Q∨~R)  2コRAA
(ⅱ)
1    (1) ~(~P∨~Q∨~R)  A
  2  (2)   ~P         A
  2  (3)   ~P∨~Q      2∨I
  2  (4)   ~P∨~Q∨~R   3∨I
1 2  (5) ~(~P∨~Q∨~R)&
          (~P∨~Q∨~R)  14&I
1    (6)  ~~P         25RAA
1    (7)    P         6DN
   8 (8)      ~Q      A
   8 (9)   ~P∨~Q      7∨I
   8 (ア)   ~P∨~Q∨~R   8∨I
1  8 (イ) ~(~P∨~Q∨~R)&
          (~P∨~Q∨~R)  1ア&I
1    (ウ)     ~~Q      8RAA
1    (エ)       Q      ウDN
    オ(オ)         ~R   A
    オ(カ)      ~Q∨~R   オ∨I
    オ(キ)   ~P∨~Q∨~R   カ∨I
1   オ(ク) ~(~P∨~Q∨~R)&
          (~P∨~Q∨~R)  1オ&I
1    (ケ)        ~~R   オケRAA
1    (コ)          R   ケDN
1    (サ)    P& Q      7エ&I
1    (シ)    P& Q& R   コサ&I
従って、
(09)により、
(10)
①    P& Q& R 
② ~(~P∨~Q∨~R)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(10)により、
(11)
①   ~(P& Q& R)
② ~~(~P∨~Q∨~R)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(11)により、
(12)
「二重否定律」により、
① ~(P& Q& R)
② (~P∨~Q∨~R)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(08)(12)により、
(13)
「代入(Substitution)」の「結果」も、
「命題計算(propositional calsulus)」の「結果」も、
①    P& Q& R 
② ~(~P∨~Q∨~R)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
然るに、
(08)により、 (14)
①    P& Q& R 
② ~(~P∨~Q∨~R)
に於いて、
R=R&S
といふ「代入(Substitution)」を行ふと、
①    P& Q& R& S 
② ~(~P∨~Q∨~R∨~S)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(01)~(14)により、
(15)
「代入」を「繰り返す」ことによって、
「ド・モルガンの法則」は、「無限個の、要素命題」に於いて、成立する。