音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

敬老の日と彼岸の入り

2021-09-21 06:44:41 | ひとりごと
昨日20日は彼岸の入りで田舎のお墓参りに行ってきました。
車で帰る時とは異なり、電車を利用する時の緊張感がありました。
コロナ禍なので特にそう感じるのかもしれません。

田舎の無人駅で降りる時の「旅感」はいつも特別な気持ちになります。
初めて駅に降りた時、駅の長い歴史を義父母から聞いた時、
子どもたちの七五三の時、車を利用するまではいつも田舎へ旅する気分でした。

99才と100才で他界した義父母は高齢になってから二人でいつも
散歩しており、行き交う人に声をかけられていました。
そんな大らかなゆったりした雰囲気を感じます。
駅を降りて歩き始めると、中身の無い栗が落ちており、
見上げると大きな栗の木に淡い緑を少し残している実がなっています。
夏の終わりを告げるセミの鳴き声と虫の音が入り混じったBGMで
より一層の「旅感」を満喫です。
何度も思いっきり深呼吸しました

今年の彼岸花はいつになく美しく、真っ青な空と緑の田畑に華やかに彩りを添えています。
敬老の日と重なり、多くの思い出が走馬灯のように巡ります。
お墓参りに行くと彼岸の入りということで墓地全体の掃除をされている人に
出会いました。感謝あるのみです。

懐かしい思い出話をしながら穏やかにお墓参り出来るのはいつまで…
コロナ禍で感じる心の重さとともに、そんな想いがふと過る中、
まん丸で大きく美しいお月様を愛でる至福のひと時に癒されました

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