みなさん、こんにちは。
甲西・守山教室より鼎です。
「勉強の秋キャンペーン」が粛々と進んでおりますが、手応えはいかがでしょうか。
今週は「プラザカップ」にチャレンジ。
私は中学国語のテストを作成しましたが、意識的にいつもより難しく作りました。
例年ならば、慣用句やことわざを選択肢のある記号解答にしていたところを、
語句・漢字をそのまま書いてもらう方式にしたり、
人物名をズバリ漢字で書いてもらったり・・・
予想ではさぞかし苦労するだろうな、と思っていたのですが、
「大健闘!」の答案が多くて驚いています。
採点をしていて思うことがあります。
その心境に近いのが今日の題名の一句です。
「草いろいろおのおの花の手柄かな」
芭蕉が美濃(現在の岐阜県)から「更級紀行」への旅に出る際、
門人(弟子)たちに発した別れの句です。
門人たちを草花にたとえて褒めたもので、「才能は人によってさまざまだなあ」という意味です。
テストの採点をしていると、同じような心境になることがあります。
漢字はパーフェクトに出来る人。
漢字はダメだけれど、語句系は強いなあという人。
文学史は完璧!というすごい人・・・。
おのおのが自分の得意な分野でキラキラ輝いているな、と
そんなことを思いながらせっせと丸つけをしています。
得意な分野や「自信あるよ」という科目を作っておくことはとても大切です。
これからまだまだイベントは続きます。
自分がキラリと輝けるものを見つけ、自信を深めるきっかけにしてほしいなと思います。
ちなみに今日の画像は「秋の七草」です。
何の花かわかりますか?
正解は上から順に
「女郎花」(おみなえし)
「桔梗」(ききょう)
「撫子」(なでしこ)
でした。
みんなも負けずに、きれいな花を咲かせて下さいね!