ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

TVネタばかりで失礼

2012-09-11 22:38:30 | Weblog
 日本のことは知り尽くしているという元監督の言葉。興味はないが、弱かった時のチームを知っていても仕方なかろう、と思った。

 金のあるチームが独走する年は面白くない今年のプロ野球。 

 録るばかりで観れなかった先週の録画をやっと観て。ネット販売で安全な野菜を売る会社社長にとてつもなく感動。売れなくて資金繰りに苦しんだ時代のエピソード、「悩んでてもお金は集まらないから、落ち込むのをやめた」と、いつもカンブリアに出演する社長から聞かれない言葉に、みんな同じなんだ、悩んだ時が大事なんだと励まされる。そして、顧客が見るのは、企画書でも実績でもなく、社長自身だというエピソードも勉強になった。

 昔の知人に会いたい、というタレントの希望をかなえる番組をたまたま観て。こんなに輝かしいタレントにもあんなに苦しかった時代があったなんてと、思わず共感して見入る。30年ぶりに再会した視覚障害の友人の、その精神性の高さに泣けた。昔の「バラ色の珍生」を思わせる番組作り。この手の番組はやはり誠実さが大事。感銘した。

 9月も半ばにさしかかり。期限の決められた助成金事業を完遂するためにはもう動かなければならない、という必要に迫られて、ようやくエンジンがかかり、急に仕事が加速。でもそんな期限付きの事業をいくつも抱えてるけど。

 先週思いついたプロジェクトがあまりに面白そうで、実行してうまくいったら。来年の成果が楽しみでしかたない。

 今日はTVのネタばかりでした。

覚悟のほどを

2012-09-10 21:59:37 | Weblog
 TVタックルのテーマはタイムリーな「脱原発」。小池晃さんや保坂展人さんがどんな話を語るのか興味深々で見ました。

 「国民は多少高くても安全なエネルギーを求めている」と言っていたが、本当だろうか。電気代が上がるのを拒否する声しか聞こえてこないが。競争原理のシステムが存在すれば安くなるという情報は知らなかった。それはやるべきだし、今までそこに着手してこなかった責任は重大だと感じる。

 しかしそれでも、電気代が上がることで廃業に追い込まれる企業の問題は解決できまい。脱原発の問題は経済の問題だという理解が反対デモへの参加者に理解されているのか聞きたい。廃止は揺るがない大前提だが、長年かけて積み上げてきたシステムを作り直すには時間と費用がかかるのだという認識は必要。

 そのうえで具体的な対策を提案しなければ、本当の反原発、卒原発にはつながらない。例えば、日本全国、すべての建物の屋根を太陽光発電にしたら。全ての空き地に太陽光パネルを、すべての海岸に風力発電を設置したら。

 時間とお金は夢物語のようにかかるけど、エネルギー自給率はけっこう上がるだろう。そのためならどれだけの税金がかかってっもかまいません、それでも、日が出ない日、風のない日は電気の足りない日もあるかも。でも何十年も先には、蓄電技術が格段に進む可能性を信じて耐えていこう。

 反対するならそこまで覚悟しなければ。デモのシュプレヒコールで、そんな覚悟を叫んでみたらどうだろう。


 党が最悪な時に損な役回りを引き受けた谷垣総裁が党内から支持されないのは、なんとも気の毒。決して好感がもてたわけじゃないけど。

 沖縄は一層騒然でお気の毒の極みだが、基地を県外へ移転させると言い出したのがきっかけでアメリカとの仲がぎくしゃくした、やっぱりアメリカには守ってもらわなければならないのだという意見に傾いている今、結局、日本の安全を守るためには沖縄県民に犠牲になってもらわなければならないのだという論調。

 この根本的大問題を正面から語り合ってほしいが・・・それもタブーなのか。

ものの見方を変えたから

2012-09-07 21:27:25 | Weblog
 家族は自分の子のことは世界で一番よく知っている。しかし、障害者福祉の専門家ではない。障害のとらえ方、理解のしかた、にわれわれとの差が大き過ぎると感じることが多くなった10年目。

 今日の報道「猛暑を乗り切った」・・・しかし厳しい暑さだった。夜中もエアコンが切れれば目が覚める、とみんな言っていた。長い間、エネルギーを使いすぎて温暖化になり、そしてますます電気に頼らなければならなくなる。長い時間をかけて出来上がった温暖化の地球を冷やすには、長い時間が必要なのかも。

 この夏、初めて前年同月の収益を下回ると思っていたら、今年から長期休暇の利用に割増が入ることになったのを知らず、結果、例年通り、8月過去最高収益を今年もマーク。助かったという思いもつかの間か、地方への交付金が交付されず、10月以降に行政サービスの抑制が入るかも、という報道。いよいよ本当に大変な時が来たのだろうか。

 夕刊に載っていた「人生のヒント」のコーナー。葉っぱを売って地域を活性化した「いろどり」の社長のコメント。「事業成長の秘訣は、ひとりひとりが楽しいことを追求した結果」そして、「成功したのは、葉っぱが売れたからではなく、ものの見方を変えることができたから」

 素晴らしいヒント。映画「人生、いろどり」必ず観よう。

新たな一手

2012-09-05 21:37:06 | Weblog
 自分で思いついて立ち上げたプロジェクトなのに、多すぎて追われっぱなしで手が回らず。実現高速化のための新たな一手に着手します。ネットワークのみなさま、もう少々お待ちください。今月下旬から高速で稼働、の予定。

質素な生活

2012-09-04 23:17:36 | Weblog
 民主党が子ども手当5割増しのマニュフェスト。国民はもう何にも信用できないのでは。

 今日のガイア、調理の過程を見せて売る感動の手法、素晴らしい。しかし。ガイア、カンブリアで紹介される成功事例はいつも、簡単に真似できない技術の強みを持っているのが常だが、これはみんな真似できるのでは。

 ビジネス番組を見てると、どんな業種でも人を幸せにしようという信念があり、仕事を楽しんでいる人たちが出てくるので。福祉の仕事以外は何も楽しくなかった自分にはわからない、素晴らしい世界があるのだと思ったが。コンビニでアルバイトしている若者が、何も楽しくはない、と言っているのを聞いて、現場はやっぱりそんなものか、と思った。

 原発を廃止すると、家庭の電気料金は数倍に跳ね上がる。製造業は経費の上昇に耐え切れず廃業に追い込まれる。多くのお父さんが失業する。当然の結果。再稼働反対、原発廃止を訴えている人たちは、この当然の結果を当然わかって言っているのだろう・・・か?

 25年前から反対を訴えては、変人扱いで相手にされなかった者から言えば、きっとあの震災がなければ今でも反対派は少数で相手にされていなかった。だからと言って、止めることができなかった自分の弱さは受け入れなければならない、と覚悟している。止められずに大災害を迎えたら、その悲劇を受け入れなければならないのが、止められなかった責任。

 大災害を目の当たりにして気づき、反対のデモに参加するのはいいけれど、現実的なすり合わせは必要では。長年かけて原発依存の社会を作ってきて、いきなり全廃は現実的なのか?今の形が長年かかってできた以上、廃止するためにはそれなりの年月がかかるのではないか。もしもその日を迎える前に大災害が来たら、それは、長年気づかなかった責任として受けとめることなのではないか?

 とりあえず上がる電気代は、何も言わず払おう。東電が役員の手当やボーナスをやめたところで、エネルギーにかかるコストはやっぱり巨大なはず。原発がいやなら、生活の多くを切り捨てて、質素な生活を受け入れなければならない。

 この日のために自分も、ずっと質素に生きてきた。・・・わけじゃない。単なる性格でした。

新たな目標

2012-09-04 00:08:14 | Weblog
 夏休みが終わってようやく激務が落ち着き。とりあえず周辺を整理しないと次のステップへ進めないので、今日明日は部屋の片づけ。
 
 録りためた録画もやっと見ることができ。先週の浪速少年探偵団はシリーズベストの一作。らしさがあふれる優しい作品。泣けた。対して東野ミステリーは、「サイコ」タイプの怖い一作。「世にも奇妙」でも使われた多重人格パターンは、人間ドラマの中で一番怖い。

 消費税を国土対策に使うかもしれないと発表したあと、巨大災害で起きる巨大な被害の推測を報道するのは、作為的だと訴えたTVタックルの討論に、そうだったのかとうなった。金持ちは早々に国外へ逃げてしまう、という意見にも、そうか、そんなこと思いつかなかったと、庶民としてうなった。

 知的障害である限りどんなに重度でも対応できる。しかし精神障害を併発すると、その難しさは格段に跳ね上がる。会員の中にそんな人が現れたことをもはや認めざるを得ず。世界に誰もその対応に成功事例を持っていないケースに対して、アプローチしてみたいアイデアがあり。仮説、実践、失敗、見直し、のサイクルを繰り返し、一年後に世界で初めての成功報告をする。

 新たな目標が立ち上がった。

TVつけっ放しの一日

2012-09-02 22:43:19 | Weblog
 パソコンに向かいながらTVつけっ放しの一日。

アタック25、出たら今日も優勝だった。

 まるで今にも戦争が始まりそうな雰囲気が怖い。強引な手法で調査などおこなったら、いきなり砲撃されるのではと心配。それにしても、なぜ一般の国民があれほど過激になれるのか、国家レベルの争いはともかく、庶民レベルは戦いのないよう、平和を願ってやまないのでは、と思うが、他国はそうではないらしいところが怖い。教科書に書いてあったから我が国の領土だ、と答えていた言葉が、問題の根深さを感じさせた。

 今や裏の大物と呼ばれているらしい元総理が、「非難されるのを承知で自分が悪者になって、国のために増税を実行してくれた」「自民党が出来なかったことを民主党がしてくれてるのだから、敬意を表さなければ」と言っていたのは、共感できた。

 結局誰がやったって増税はしたはずなのに、元与党が現与党を揶揄するほうがうさんくさい。首相だった当時はダメ総理と言われていた人から、こんな正論を聞けるとは、ちょっとびっくり。

 みんなの党分裂の危機は意外な展開。代表の強引さが原因とも言われているが。去る者は追わないほうがいいと思うが、去った人たちの未来にも不安感。ハシズムはそんなに甘くないのでは。

 ようやく夏休みが終わってひと安心。8月中手をつけられなかったプロジェクトが山積み。明日からまた追われます。

虚像の道化師

2012-09-02 21:54:47 | Weblog
 ガリレオシリーズの7冊目は、久しぶりの快作と言っていい完成度の高さ。理屈抜きの面白さに一気読み。聞いたこともない高度な科学があふれ、ガリレオらしさ復活。現実には確立されてないマシンを持ち出すのは、それじゃ何でもありでは、と思うギリギリだが、ちゃんと科学的説明がついてるのでOKとして楽しめばいい。

 最近ドラマでよく使われ、もうだまされないつもりでいた手法も、活字でやられたらすっかりだまされた。

 特に最後のストーリーは、事件を複雑化させた偶発の設定が、ものすごく深遠で、ミステリー性も桁はずれだった。

 キャラクターが完全にTV設定に変わってしまったが小説は小説で良かったのでは。ごく普通の人だった当初の湯川先生のほうが好きだった。