ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

質素な生活

2012-09-04 23:17:36 | Weblog
 民主党が子ども手当5割増しのマニュフェスト。国民はもう何にも信用できないのでは。

 今日のガイア、調理の過程を見せて売る感動の手法、素晴らしい。しかし。ガイア、カンブリアで紹介される成功事例はいつも、簡単に真似できない技術の強みを持っているのが常だが、これはみんな真似できるのでは。

 ビジネス番組を見てると、どんな業種でも人を幸せにしようという信念があり、仕事を楽しんでいる人たちが出てくるので。福祉の仕事以外は何も楽しくなかった自分にはわからない、素晴らしい世界があるのだと思ったが。コンビニでアルバイトしている若者が、何も楽しくはない、と言っているのを聞いて、現場はやっぱりそんなものか、と思った。

 原発を廃止すると、家庭の電気料金は数倍に跳ね上がる。製造業は経費の上昇に耐え切れず廃業に追い込まれる。多くのお父さんが失業する。当然の結果。再稼働反対、原発廃止を訴えている人たちは、この当然の結果を当然わかって言っているのだろう・・・か?

 25年前から反対を訴えては、変人扱いで相手にされなかった者から言えば、きっとあの震災がなければ今でも反対派は少数で相手にされていなかった。だからと言って、止めることができなかった自分の弱さは受け入れなければならない、と覚悟している。止められずに大災害を迎えたら、その悲劇を受け入れなければならないのが、止められなかった責任。

 大災害を目の当たりにして気づき、反対のデモに参加するのはいいけれど、現実的なすり合わせは必要では。長年かけて原発依存の社会を作ってきて、いきなり全廃は現実的なのか?今の形が長年かかってできた以上、廃止するためにはそれなりの年月がかかるのではないか。もしもその日を迎える前に大災害が来たら、それは、長年気づかなかった責任として受けとめることなのではないか?

 とりあえず上がる電気代は、何も言わず払おう。東電が役員の手当やボーナスをやめたところで、エネルギーにかかるコストはやっぱり巨大なはず。原発がいやなら、生活の多くを切り捨てて、質素な生活を受け入れなければならない。

 この日のために自分も、ずっと質素に生きてきた。・・・わけじゃない。単なる性格でした。
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新たな目標

2012-09-04 00:08:14 | Weblog
 夏休みが終わってようやく激務が落ち着き。とりあえず周辺を整理しないと次のステップへ進めないので、今日明日は部屋の片づけ。
 
 録りためた録画もやっと見ることができ。先週の浪速少年探偵団はシリーズベストの一作。らしさがあふれる優しい作品。泣けた。対して東野ミステリーは、「サイコ」タイプの怖い一作。「世にも奇妙」でも使われた多重人格パターンは、人間ドラマの中で一番怖い。

 消費税を国土対策に使うかもしれないと発表したあと、巨大災害で起きる巨大な被害の推測を報道するのは、作為的だと訴えたTVタックルの討論に、そうだったのかとうなった。金持ちは早々に国外へ逃げてしまう、という意見にも、そうか、そんなこと思いつかなかったと、庶民としてうなった。

 知的障害である限りどんなに重度でも対応できる。しかし精神障害を併発すると、その難しさは格段に跳ね上がる。会員の中にそんな人が現れたことをもはや認めざるを得ず。世界に誰もその対応に成功事例を持っていないケースに対して、アプローチしてみたいアイデアがあり。仮説、実践、失敗、見直し、のサイクルを繰り返し、一年後に世界で初めての成功報告をする。

 新たな目標が立ち上がった。
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