本屋大賞で話題の「ビブリア古書堂の事件手帖」読みました。筋の通ったしっかりした推理ながら、前半は大した事件が起こらずテンションが上がらなかったが。後半からラストはなかなかのスリル。そして最後まで、起こりうる範囲を守った設定と矛盾のない推理が、ミステリーファンの溜飲を下げてくれる。何よりも、登場する人物像のすべてが、しっとりと胸にしみる味わい深さをにじませる。
これほど後味のやさしい本は久しぶり。「このミス大賞」も「横溝賞」もあてにならない今、本屋大賞が一番信頼性が高いとわかった。古書が持つロマンも魅力的だった。
TVも新聞も納得できない話がいっぱいで、ささくれのように心にひっかかる毎日。忙しいけど本だけはゆっくり読んで癒されたい。
これほど後味のやさしい本は久しぶり。「このミス大賞」も「横溝賞」もあてにならない今、本屋大賞が一番信頼性が高いとわかった。古書が持つロマンも魅力的だった。
TVも新聞も納得できない話がいっぱいで、ささくれのように心にひっかかる毎日。忙しいけど本だけはゆっくり読んで癒されたい。