ホーボージュンさんのブログHOBODAYSを見ていたら~いろいろ考えてしまいました。
特にこの記事~放射性物質の海洋投棄が始まった~などは、釣り人なら怒りを覚えてしまうはず!
ーーー以下抜粋ーーーーーーー
・原子炉等規制法の64条に基づく「緊急時の措置」で、4日の午後3時に経済産業省の原子力安全・保安院に報告され、その後、30分以内という短時間に国の原子力安全委員会から助言を受けたうえで、「やむをえない措置」として了承されました。
これを受けて東京電力は、4日夜7時すぎから「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を、また、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設にたまっている合わせて1500トンの低レベルの汚染水を4日夜9時から放出を始めました。今後、数日かけて海に放出するとしています。
東京電力によりますと、放出される水に含まれる放射性物質の濃度は、法律で定める排出基準の限度のおよそ100倍に当たりますが、付近の魚などを毎日食べ続けた場合に、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。
ーーー東電記者会見の感想ーーーーーーー
原子炉規制法の「緊急時の措置」が取られるというのに、この記者会見には取締役も現場責任者も出席していない。いやそれどころか「現在の責任者は誰か?統合本部に報告したのは誰か?」という質問に、東電広報はひたすら逃げ回るのみ。名前すらも言わないのだ。どうしてそんなことを隠すのだろう?
また「こうしている間も海洋汚染は進んでいる。早く責任者を出せ(名前を教えろ)」と迫る数人のフリージャーナリストの態度と、プレスリリースに目を落としたままだんまりを決めている大手マスコミの記者との対比がくっきりと浮かび上がった。
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この記事を読んでいたら日本社会の縮図を見ているような気がしてきて~以前読んだ本を思い出しましたよ。
<やりがいある仕事を、市場原理のなかで、実現する!-渡辺正裕―>
作者の渡辺さんは元日経の記者、あと少し待てば発表されるような情報を数時間早く発表することと~調査しなければ明るみに出なかった事実を報道することの価値が同じという事に疑問を抱き、記者仲間の中で繰り広げられる情報争奪戦になじめずにいた。
しかも報道の自由とは言ってみても新聞雑誌で40%、TVに至っては80%を広告収入に依存しているため、スポンサー企業への配慮も見え隠れしています。
「仕事なんだから仕方ない」と自分が納得していない事を会社のせいにして現状を続けることが良いのか、安定した会社、仕事を変えることがリスクなのか、他では通用しないスキルしか持ち合わせていない事がリスクなのか考え~このまま人生の貴重な時間を浪費していくことに耐えきれなくなった筆者は、独立してスポンサーに頼らない情報発信ビジネスをスタートしました。
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成果主義が進んできたら、目標達成の為には手段を選ばなくなった人が増えたように感じます?東電は国民を欺いてまで守らなきゃいけない会社なんですかね?欺いた人たちの中には、家族、友人もいるはずなのに。思いやりのある人が青臭いと言われてしまうなら、そんな社会は間違っているよ。出来れば私もこの人と同じような選択をしていきたい(泣)でも凡人には無理そう・・・
何が正解なのか全く分からなくなってきましたが~胸を張っていけることを選ぼうと思いましたよ。