バスロッドを選ぶのって難しいですよね。
使い心地なんか素材や長さ、テーパーで全然変わりますしね。
だけどロッドの表記を見ると、殆どのメーカーは硬さとテーパーの表記しかないので、製法や素材なんかも表記してもらいたいです。統一基準で
630MHレギュラーカーボンチューブラーとかね。
こうすれば、大体のアクションは想像できるでしょ?できないかな(笑)
釣りに行けず暇なので、そんなバス釣りを長くやってる人は当たり前な話をまとめてみたいと思います。
🔹ロッドの硬さとは
メーカーにより硬さが異なります。
そのため、メーカーDのMロッド、メーカーSのMLロッドでは硬さが同じなってしまう事があります。
これを防ぐには、メーカーを統一して揃えると良いのですか、その前にマテリアル(素材)を知る必要があります。
🔹素材を確認する
メーカーが同じでも素材の違いにより硬さが異なります。
最近のバスロッドはカーボンが主流ですが、その他にも様々な素材が使われています。
グラスなどは巻物ロッドで使われていますし、カーボンに混ぜる(コンポジット)されていたりします。
当然グラスロッドのMとカーボンロッドのMの硬さは異なります。
そのロッドに使われている素材を確認します。上級者が良くやるのは、ティップを天井に押し当てるアレですが、初めて触るメーカーの竿などアレだけでは分からない事が多いので、ロッドに付いてるタグやメーカーHPなどで確認して下さい。
🔹製法を確認する
マテリアルを確認したら、次に製法を確認します。これはメーカーにより様々なので、ソリッドかチューブラーかを確認してください。
スピニングロッドなどは、穂先だけソリッドになっているものがあるので確認が必要です。これも触っただけじゃ分からない事が多いです。
素材と製法が分かったら、テーパーと長さを選びます。身長と同じ位だと使い易さ上がります。長いと飛距離が上がりますが3インチ位の違いだと実感できないレベルなので、7フィート以下なら好きな物で良いでしょう。
テーパーは、ファースト、レギュラー、スローとありますが、先ずはレギュラーから始めると良いと思います。
例として私が選んだロッドをご紹介します。
例1:オカッパリでクランクベイトを巻くためのロッドを探す
選んだのは、ハートランド671MLB バーサタイルプラッガー
素材はグラスコンポジット、長さは6フィート7インチ、硬さはMのレギュラーアクション
以前はカーボン素材のMロッドを使用していましたが、キャストが楽なグラスコンポジットを探した結果このロッドを選びました。
プロならカーボンロッドと比べたキャッチ率など集計するのでしょうが、遊びならフィーリング重視で構わないと思います。
例2:オカッパリで良く使うルアー全般に使用出来るロッドを探す
見つけたロッドは、ハートランド6101MSB V12ドットスリー
素材はカーボン、長さは6フィート10インチ、硬さはMのスローアクション
こちら同じMロッドですが、素材がカーボンなので、上のクランキングロッドとは全く異なるアクションです。
という具合に選びましたが、これ以外にも運搬方法や釣り場の環境により、選択肢は増えてしまいます。私も未だコレだというロッドは見つからないから、ロッド選びは永遠に続きそうです(笑)