大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2024年3月2日 活動報告 河津桜が満開です!

2024-03-04 13:36:08 | 日記
3月に入って初回の活動は、曇り空、やや強い北風、気温6℃のなかで行われました。河津桜が咲き乱れ、春を訪れを感じます! 今日はハス品種見本園の藻取りと電線にかかった枝を落とす作業を行いました。


風が吹くなか、水面に河津桜の小さな花弁が散っていました。


日が長くなってくると、藻はどんどん増えます。溜まった落ち葉も一緒に掻き出し、外で水気を切ってから一輪車に乗せて運びだします。


この時期の藻取りはハスを傷つける心配がないので、作業が捗ります。あとひと月もすれば、水中からハスの葉が顔を出し始め、藻取りには細心の注意をはらうようになります。


桜の花の咲く頃がハスの植え替えの時期だと言われています。ハスは3年に一度のペースで植え替えないと、蓮根が弱って花つきが悪くなります。昨年の夏に元気がなかった翠薇夕照(すいびゆうしょう)は、今月に植え替える予定です。

大型のハスを植替える時は、大量の土が必要となります。「大賀ハスのふるさとの会」では限られた予算内で、今年は10品種だけを植え替えることにしました。それでもこれだけの土を購入しないといけません。


3月23日の花ハス栽培講習会では、ここで大切に育てた蓮根を皆様にお持ち帰りいただきます。育てやすく、きれいな花を咲かせる小型品種を選りすぐってお待ちしております! お申し込みはリンクから。


奥の林では春蘭(しゅんらん)、菊葉黄蓮(きくばおうれん)、クリスマスローズが咲いています。


今日のもうひとつの大きな仕事は、電線にかかる木の枝打ち作業です。風の強い日に電線を切ったりしたら大変です。こちらの木には蕾がありますが、花が咲く前に無事に作業が終わりました。


建物の裏にある木の枝も電線にかかっていたので、最小限に切り落とします。


正門のわきの椿が咲き始めています。やさしいピンク色です。


これからは冬眠から目覚めたハスたちが元気に成長していきます。大賀ハスのふるさとの会のボランティア一同、熱い夏に向けて忙しくなってきます!

活動報告は以上です。
(担当: れい)

コメント (1)
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