大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年3月6日 活動報告② 見本園のマスの現状

2021-03-08 07:17:03 | 日記
ハスの見本園のマスについてお話します。ここから東京大学が移転し、管理を引継いで10年。コンクリートのマスは劣化が進み、苔が生えて水漏れが心配な箇所が出てきました。
苔を削ぎ落とそうとすると、ボロボロとコンクリートも剥がれてきます。下の写真では、手前の2つのマスの間のコンクリートがえぐれています。

外側の縁のコンクリートが崩れた箇所には、以前の補修跡があります。夏の水やりの時期に水が漏れると、つながっているマスのハスたちにも影響が出るかもしれません。

下の写真は藤壺蓮のマスですが、マスの縁に亀裂が入って崩れはじめています。
見本園の一番大きなマスのサイズは、幅280cmX奥行280cmx深さ60cmです。これらの大きなマスの区画エリアは一番古く、大賀蓮や主だったハスの品種が植えられています。これからは、ハスの維持・管理にマスの補修が加わってくるでしょう。
もろいマスの縁に立って作業をするときは、気をつけています。


事務所の横の寒緋桜です。
満開の寒緋桜にとまったヒヨドリの群れが鳴いていました。

修景池のボートにも椿が。

今年の夏はどんな蓮が咲くのでしょう。楽しみになってきました。

今日の活動報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (1)
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