なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

気仙沼”カキ養殖”に執念

2011年12月17日 | 経済・社会
3月11日 午後3時20分
気仙沼・舞根(もうね)地区を津波が襲いました
50軒有った家が3軒だけ残し
後は全部流されてしまいました

加工場養殖施設、全て波にさらわれて失いました
海底もドロがたまり破壊されました

  

これまで、こだわりカキ養殖をしてきた畠山重篤さん
出荷を控えたカキ100万個が海底に沈んで
2億円の被害でした

5月28日、海を信じ、カキ養殖者のため
イカダを組み、復興にかけました

石巻の漁師に育ててもらっていた稚貝が
奇跡的に打ち上げられていました

稚貝を海に吊るし成長を待ちます
津波の後の海は、餌が豊富で2倍くらい速く成長しました
卵を付けるホタテの貝殻も残っていました

  

海に沈んだカキも奇跡的生きていました
夏の水温が上がった時に例年なら、数回放卵します

今年は水温が上がらず、1回しか放卵は確認されませんでしたが
何とか、わずかでも、ホタテについて成長しました

成長が速く、この時期でも、既に大きく
美味しい舞根のカキ収穫され、上出来です
来年につながります

  

父の畠山重篤さんが、過労で体調をくずし
息子の哲さんが、苦労をして収穫にこぎつけました

やっと、二人に最高の笑顔が戻りました

 

来年も、頑張った分だけ良いカキが出来ます
三陸の人達は、とても強いです
生活するだけでも大変なのに、良くぞ頑張られました

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