なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

「理系才能教育」 その2

2010年05月04日 | テレビ・新聞
 第42回国際化学オリンピックは今年7月、東京で開かれます
 科学の才能を世界で競い合う物理、数学、化学などの「科学五輪」です

 日本代表4人に選ばれた17歳の遠藤健一さん
 2回目の出場で、昨年のイギリス大会で
 成績上位者10%に贈られる金メダルを獲得しました

 彼が小学生の頃
 原子を組み合わせて様々な物質を作るパソコンゲームに夢中になりました

 パソコンゲームで遊ぶ若者も多いですが
 選ぶゲームで興味も膨らみ、将来に夢を持つことにもなるようです

 5年生の時
 両親に買ってもらった大人向けの化学書を読み、のめりこんだそうです

 彼の通学する私立栄光学園高校で、化学を教える高田暁教諭は
 「学校として、特別なことはしていない」と・・・

 ただ、同校が奨励する科学五輪への出場が
 彼の才能を開花させたようです

 大会での出題は、日本の高校の学習指導要領を超えており
 戦うには、大学レベルの知識や技能が必要

 日本化学会が指定する大学教授による
 マンツーマンの実験指導が刺激になり
 「なぜ、そうなるのかと言う原理が分かり面白い」

 将来の夢は化学者
 だが飛び級を利用して、急いで学ぶことには消極的

 「科学五輪で力を伸ばせるし、友達と遊んだり
 今しか出来ないことを大切にしたい」

 高田教諭も「化学を勉強するのではなく、楽しんでいる
 めったに出ない才能」と評価
 頼もしい若者です

 

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