国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

正露丸と松坂大輔

2007-07-18 21:13:55 | 雑談
私が小学生のとき、授業中に腹痛を覚えて先生に訴えると、先生は保健室に連れて行ってくれて、これを飲みなさいと黒い丸薬を出してくれた。それが正露丸であった。それ以来、おなかの調子が悪いときには服用していたし、ある時期まで常に携帯していた。

服用していた、携帯していたと過去形になっているのは、私の同居人のアドバイスのためである。彼女は医薬関係者であり、正露丸の成分を知っている。正露丸が胃腸のトラブルに効果があるかどうか疑念があると教えてくれたのだ。

このあたりウィッキペディアにも記されている。
「主成分である日局クレオソート(木クレオソート)は歯科領域における鎮痛鎮静や根管の消毒用としてのみ許可されており、下痢等に対する効能は収載されていない。」
「クレオソートの止瀉薬としての作用機序についてはまだ完全に解明されたわけではないが、従来考えられてきた消化管内の殺菌によるものではなく、血中に吸収されたクレオソートが腸管の運動と水分分泌を抑制することによるとする説のほうが現在では有力である。」

もちろん胃腸のトラブルに効果があれば、いかにして効果があるのか解明されてなくても問題はない。ただ正露丸は「効能が解明されていない割には副作用の大きい薬」なのだ。こんなことを思い出したのは、松坂大輔も正露丸を愛用しているという記事を目にしたからだ。
「レッドソックス・松坂大輔投手(26)のもとに15日、日本から夏場を乗り切るための必須アイテムが届けられた。整腸剤として怪物右腕が常に携帯している「正露丸」が、富山県の薬品会社から約1万5000粒だ。」
(松坂に正露丸1万5000粒…夏場乗り切る必須アイテム、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000063-sph-base)

松坂レベルの体力があれば、正露丸の副作用も怖くないであろう。それにしても1万5千粒も一体どうするのだろう?
コメント
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